プロフィール
愛知 ソニア
愛知 ソニア
1970年よりイタリアとイギリスに留学して芸術を専攻。
エハンと結婚後、日本で十五年間、生活しながら子育て、座禅、ヨガ、正食に励む。

後十二年間はカナダに移住し、夫と共に日本向けの精神世界情報誌、「トランスダイメンション・ヴィスタ」を発行してきた。海外ワークショップの企画や翻訳も手がけている。

以前から主に西洋の女神史に関心があり、「女神シリーズ」をヴィスタに記載する。未来学者バーバラ・M・ハバード女史をはじめとして、意識の進化をアシストする様々な女性たちにインタヴューを行ったことがある。

「パワーかフォースか」(三五館)「インディゴ・チルドレン」(ナチュラル・スピリット)、「水からの伝言Ⅱ」、「光の家族」など、数々の本を夫、エハン・デラヴィと共に翻訳する傍ら、講演活動や海外ワークショップを1993年ごろから行ってきた。カナダBC州ネルソン在を経て、2013年1月から日本に在住。



2分でわかる愛知ソニアのMAO
「ミラクルアカシックオラクル」




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イナンナから人類へメッセージ

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2006年08月31日

大天使 ウリエル

今朝は大天使ウリエルについて調べてみると、すばらしい助言に導かれると感じました。そこでフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』を開くとこんなことが記されていました。

ウリエル(Uriel, אוּרִיאֵל 「我が光は神(el)」, ティベリア式ヘブライ語 ʾÛrîʾēl ウーリーエール)は、旧約聖書や新約聖書の外典・偽典である『エノク書』や『ペトロの黙示録』などに登場する天使で、アウリエルとも呼ばれる。ウリエルはミカエル、ラファエル、ガブリエル等とともに四大天使に数えられ、最も有力な天使であった。名の意味は「神の光」で、これは「神の炎・火」に由来する。
大天使(アークエンジェル・Archangel)としてのウリエル


一般的な大天使ウリエル

大天使はキリスト教・イスラム教で7人とされているが、そのうち3人は異なっている。 しかし、残りのミカエル(ミカール)、ラファエル(アズリエル)、ガブリエル(ジブリール)、ウリエル(イスラフィール)の4人は一致している。 彼等は天使の9階級の中で8番目の軍団でありながら、最も大きな権威と権力を持つ。 これは、より高位で神に近い天使ほど、より霊的で非物質的な存在になり、低位な天使であれば、物質世界に近づくことが出来るという、ユダヤにおける、宇宙の階層性に基づいたものだといえる。 つまり、より人間達に関わる機会の多い天使はより物質世界に近づくため低位な階級を持っているのである。


グラストンベリー聖堂のギフトショップにあった大天使ウリエル


『エノク書』におけるウリエル

エノクはウリエルを7人の大天使の長であるとした。
太陽の統率者
ウリエルはミルトンの失楽園で太陽の統率者と呼ばれ、太陽の運行を司る天使として登場する。また『エノク書』では、天における全ての発光体と地上の運行、気象を司る天使とされている。

予言と解釈を司る天使

『第2エズラ記』において、ウリエルはヘブライ(ユダヤ)の預言者、エズラが見た幻視の意味を説明する。また、ノアに大洪水が迫っていることを報らせたのも、預言の天使の帽子をかぶったウリエルだったという。

ウリエルの担うその他の役割

• ウリエルは『ヨセフの祈り』の中ではヤコブと格闘した天使とされている。
• 彼は作家にインスピレーションを与える存在で、そのため本と巻物が象徴(下記参照)とされている。

称号 神の炎
役職 太陽の運行と人の魂の守護者
シンボル 焔の剣・盾、又は、本、巻物
エレメント 地
方位 北
霊力 感受
美徳 堅忍

ヨセフの祈り
G41・16  「ヨセフの祈り」       88.7.19  No.78

41:16 ヨセフはファラオに答えた。「わたしではありません。神がファラオの幸いについて告げられるのです。」

二人の高官が同じ牢獄に入ってきて、不思議な夢を見た時も、ヨセフは「神が解決して下さいます。私に話して下さい」(40・8)と答えている。またファラオに対しては、「神がこのことを既に決定しておられ、神が間もなく実行されようとしておられるからです」(41・32)と答えている。ダニエルはバビロンのネブカデネザル王の夢を解き明かすとき、「しかし秘密をあらわすひとりの神が天におられます」と答え、祈りの人ダニエルもまた国を治める者として王に召しかかえられた(ダニ 2・28)。

ヨセフはファラオに答えて言った、「私ではなく、神がファラオの繁栄をお答え下さるのです」と。祈りによって神につながっている者でなければ、このように神の名を持ち出し、神の解決があることを確信をもって語ることはできない。

不思議な夢、不可解な出来事に出会っている人が、〈これはどういうことでしょうか、私は悩んでいます〉と言ってきたときに、信仰者は〈それは神の秘密です。神が御言を示して下さるでしょう〉と祈る。信仰者が神の解決を確信し、その人のために祈ることができなければ、誰が正しく神を伝えることができよう。信仰者は祈って答える人である。

「私ではなく、神が...」とヨセフは答える。人間の側には何の解決もない。祈る人はその事を身にしみてわかっている。しかし、それ以上に「神さまが...」と神が秘密をあらわして下さることを知っている。しかも王のためではなく祈る者のために、私だけにはっきりと示して下さる恵みを確信する。〈神さま、この事を今、このわたしに示して下さるのですね〉とどんな状況にあっても神の恵みに生きることができる。

ファラオは奇怪な夢を見た。「ファラオはひどく心が騒いだ」と聖書は書き記す。人は神が不安を与えたもうことに気づかない。魔術師や賢者を呼び寄せても、「ファラオに解き明かすことがえきる者はいなかった」と神は祈る者の外には秘密を閉ざされる。解き明かしは祈りの人にゆだねられる。

そ の人のことは2年の間、闇の中に忘れ去られていた。この時、もう一人の男の心が騒いだ。かの給仕役の長である。彼の内に、2年もの忘恩の痛みが走った。 あゝ、なんというあやまちをしていたのだろう、と。しかし、この時、祈りの人は歴史の表舞台に登場する。神の御手は人の忘恩を必要とし、そして静かに働い ていた。

 『祈り』
私ではなく、あなたが秘密を明らかにして下さいます。私は祈って待ちます。この私を通して何をお示し下さいますか。




すごいです。やっぱり調べてよかった!  


Posted by 愛知 ソニア at 10:25Comments(2767)オラクル

2006年08月30日

Responding Love

今朝はそろそろ秋の訪れを感じさせられるような、
足元がひんやりとする感じです。

私の体のアンバランスな部分は腎系に関係していていると、意識してきました。
私は暖めることが大好きだからです。
こんなことをいうと、だれか「それは腎系ではなく、
云々」といわれそうですね。

詳しいことはわからないけれど、
ずばりいうと、私は温泉族であったかいお湯に浸かると、
癒されるのです。
そんなことで家のお風呂に入ることはまずなく、
何ヶ月も使ったことがありません。
たまに水を流して清める程度のお風呂です。

最近、岩盤浴というのやらも流行っていて、
時折、入ってみるのですが、
使っている岩石やなんやかんやの条件で、
いろいろ効果は違うことがわかりました。

さて、なかなかお湯をはったことのない自宅の湯船に使って、
今朝はじっくりと、自分が浸かりたいものは何かと考えてみました。

温泉
岩盤浴
倍音浴と、このようにいろいろ自分の好きなことが湯船の中に浮んできました。そうだ、いま浸かりたいのは自分の声、
歌ってみよう自分の好きな歌♪♪♪

秋の気配とともに、何かクリエーティブな自分が強く感じられるのと同時に、様々な扉からおいでおいでをされているようで、今までの創造の扉から新しいドアへと導かれるような気がします。

さて、夏羽さんからこんなコメントをいただきました。

肺いっぱいに息をするためには、空気を吸うことを求めるよりも、思いっきり息を吐くと、自然に空気は入ってくる。

気張って、力んで愛を探す、愛を選ぶよりは、愛が住む場所を作る、道を整える、そうすれば愛は自然に流れてくるのではないかな、とふと思いました。


まさにそのとおりですね。ヨガの呼吸と同じように思考もシリンダーのように空っぽになったところは、自然に満たされます。そこに何が注ぎ込まれるか、それを見つめてみようということを表現しました。

「気張って」「力んで」というのはあなたの投影にしかほかならないのです。
「愛を選択する」というのは大切な行為であり、
この一瞬一瞬に「愛」か、それとは逆のもの、
つまりつきつめると「恐怖」かのどちらかを私たちは選択しているということは、
いろんな本の中でいわれてるとおり、いうまでもありません。
そして「愛を選ぶ」なら、あなたのいうとおり、
愛が住む場所を作る、道を整える、そうすれば愛は自然に流れてくるという運びとなるでしょう。
それが流れてくるときは、無意識でも必ず愛がそれ以前に選択されています。
そう思われませんか?
恐怖を選択しないで、愛をこの一瞬一瞬に選択しているか、どうか、これは自分にしか見えません。

愛に応えること
自分はどうしたら愛に応えられるか、
これを考えることは大切です。
さもなければ、ずっと同じ場所に留まることになります。
もっと自分の意識が拡大されたところで愛を見つめると、
また、ちがった形が見えてくるのではないでしょうか。
かぎりない愛の側面を私たちは知ることができます。
コンスタントに愛を選択することもできます。
これがわかるために私たちはさまざまな経験をえらびながら、
この人生を生き抜いていくのです。

あなたにとってこのような、たとえば「生き抜いていく」という
ニュワンスが努力や力みのように受け取れるのであれば、それはあなたです。
人生は流れるような自然な計らいではないからこそ、それを学ぶためにここにいるのです。
この三次元は両極性なので、道教(TAO)などのフィロソフィーが生まれたのでしょう。
逆の現実があるから、そのことを教える叡智があるのです。
両刃の剣のように陰も、陽もどちらも大切です。
そして「努力して生き抜く」という人間の態度は、
無視されることなく、尊ばれるべきだと思います。
とくに今という時代には・・・









  


Posted by 愛知 ソニア at 09:35Comments(937)

2006年08月28日

みんなつながっている!

きのうの「DISCOVER」のイベントにて音楽はやっぱりすごいと思いました。
SUGIZOさんと岡野弘幹さんのジョイントセッションも素晴らしかった!
岡野さんとはあとでいろいろ話がはずみました。
次回のDISCOVERの第二回目は大阪城公園で「満月祭」です。
私の後輩にあたる桑名HALKOちゃんにぜひ、参加してもらいたいと思って、一ヶ月ほど前に電話したところ、
「ごめん、その日、ほかんとこで満月祭入ってんねん」という返事だったけど、
きのうは岡野さんから「HALKOちゃんも出れるようになったよ」とのこと。
きっとすごいことになりそう!

音楽は一瞬にしてみんなのハートをつないでくれる最高のPEACEMAKERであることはいうまでもありません。
昨日は講演の最後にエハンもジョン・レノンの 
”All we are saying is give peace a chance"
をみなさんも一緒に歌ってもらうようにお願いするハプニングもあり、
本当に素晴らしい「Discover」のオープニングイベントとなりました。

「満月祭」もすごいことになる予感がします。
  


Posted by 愛知 ソニア at 19:48Comments(190)ダイアリー

2006年08月26日

また愛ましょう!

これはメールをいただいた方にお返事として書きました。

「光の家族」を読んでいただき、ありがとうございました。
愛を知るというテーマは漠然としている中にも底知れぬ深さがあります。
それを辿っていくことによって、子供の頃にもつながり、
また過去世という強調された記憶の癒しともなり、
もっと深く辿っていくと、先祖と共有している癒しがあり、
いまそれがあなたという三次元の肉体を持った子孫にすべてがかかってきている
わけです。「光の家族」のメッセージのとおりです。

ですからもっと大きく目をすえると、
決して過去世リーディングなど受ける必要はないのです。
あなたは実行力があるので、
何でも思ったものは手に入ります。
しかし、迷わされ(目酔和され)ないことが肝心です。
もうそんな時間はありません。
一刻も早くご自分の使命に目覚めてください。
それはあなたの気づきどおり愛です!

この一瞬一瞬、あなたは愛を選んでいるつもりでも、
気がつかないことがいっぱいあります。
それを気づくために苦しみはセットされています。
その苦しい気持ちを正直に認めることに癒しはあります。
ただそれのみを忘れずに少しスローダウンしてシンプルに過ごすだけで、
魔法のスイッチはかかります。

あなたが封印されている「扉」があると気づくだけでも素晴らしいです。
結局は「あなたは自分を認められるか?」という質問となります、愛は。

この一瞬、一瞬ただ正直に「ノー」か、「イエス」で答えてください。
あなたの頭に答えをださせるのではなく、その方法は改めていうにいたりません。

>それが私専用のアセンション
> プログラムではないかとも感じています。

あなた「専用のプログラム」というものなどありません・・・エゴ以外には。
もう少し、「みんなと一緒に共有する」ことを心がけてください。
これは何も、それこそ、「あなただけ」専用のものではなく、
世の中の男性諸君にぜひ、心してほしいことです。

分かち合うという意味、
一緒に過ごすということ、
愛する人に捧げるという意味・・・

彼女がしてほしいように、
すべてサレンダーして一度、ささげてみればどうですか?
やったことないでしょう?
一度やってみてください、そうすればどう変わるか?
硬いシコリはそれで溶けていく
そのパワーを私たちはもう一度思い出すところにみんながいます。

カラーでもなければ、
フラワーエッセンスでもなく、
ハーブでもなく、
どんな物質もそれに変わる魔法はありません。

この自分である、自分のマインド・パワーがやっているにすぎないということに
真から気づけば、
頭をちょん切られたニワトリのように走りまくったり、
逢いまくったりする必要はないことがわかります。

ただ「愛」まくるあなたに気づく・・・それも楽しんで。
それに逢えれば心底、楽しいはずだからわかる。
釣れない魚を釣ろうとするような焦りは疲れるばかりです。
自分にとって何が楽しいのか、長期的に考えてみてください。
永遠という長い目で・・・。

一時的な楽しみであると気づいているのならば、
センターにもう一度、すばやく戻るつもりで、
なるべくなら好奇心からブレルことなくやってみてください。

その効果はあなただけが知りえるもの
これこそ、「あなた専用のもの」となりえるものであり、あなたが勝ち取った満足感を与えてくれるものでしょう。

また、愛ましょう!  


Posted by 愛知 ソニア at 11:51Comments(71)パーソナル・メッセージ

2006年08月25日

女神カレンダー

さあ、新月から新しいサイクルがスタートしています。
自分の仕事について考えなおしてみるには最適な時期が訪れました。

そこで様々な質問をしてみることにしましょう。
質問というのは答えることができるためにあります。答えが最初からないのなら、そもそも疑問が浮かばないのが人間の頭です。質問さえ浮ぶと答えはおのずと現われます。
ベーシックなイエス、ノー方式の質問で自分の仕事に関することを聞いてみるとよいでしょう。

なぜかというと、自分のアテンションがほかのことにシフトしようとしているエネルギーがいまやってきています。いままでのように仕事が自分のすべての注意が払われているというようなエネルギーは去っていきました。もっと自分のパーソナルな人生にエネルギーを注ぎたいと、いま感じられているのではないですか?

ほかの人たちに対する自分の責任や任務がもっと充実していく道をさがしましょう。それにあなたの時間のすべてが使われてしまうようなことがない道をさがすのです。これはもと自分の家の近くに仕事を見つけるというようなことかもしれません。日々、コミットして自分が行う儀式はきわめて重要なことです。それによってすべて決まってくることにあなたはいま気づいているはずです。あなたの世界はもっと小さくなる必要があるのです。ええ、なぜ? それは自己の内なる世界とさらに親密になることが要求されているからです。

関係性においても互いのニーズがあっているかどうか、もう一度、見直すとよい答えが得られます。今年、自分にとってその関係は快適か、問題か、正直に見つめてみましょう。自分の考えていることとちがうかもしれないので、よく話し合いましょう。もしいままでに自分の健康を無視して生活していたのならば、体調が崩れるかもしれません。自分の肉体との会話をもってください。肉体は何を望んでいるか、よく理解できるように、人に訊かずに、まずは自分に聞くという姿勢を保ってください。本当に己自身を見つめる自分に肉体は答えてくれます。何もこのことをいっている人をフォローする必要はないのです。

変化の波はあなたを自分自身に向き合うようにさせてくれます。最初は少し孤独に感じますが慣れてきます。

2004年ごろから急に多くの人たちが、まるで風に巻き込まれるかのようにあなたの現実を出入りするようになりました。この現象がもう過ぎたというのではありません。その中のひとつの風の渦巻きを眺めてみましょう。2006年の5月と8月~9月にかけて、どうなりましたか? 彼らは去ったかもしれませんが、まだエネルギーが残っています。あなたに「目覚めなさい!」というメッセージを送りつづけています。

注意を払ってください。彼らはあなたの新しい可能性に気づいています。あなたは一生懸命しごとをするがゆえに、一箇所に留まり、見えなくなることがよくあるようです。あなたの現実に渦巻く旋風のように入ってきた人は、あなたを救うためにやってきました。一箇所に留まらないことをアドバイスしてくれるかもしれません。新しい道を見つけてください。これはあなたの人生において革命が起きることです。そういえるほどけっして大げさではない大転換があるでしょう。もちろんあなた次第ですし、また独りでやるとはかぎらないことです。
  


Posted by 愛知 ソニア at 11:17Comments(154)オラクル

2006年08月21日

夢・・・開運

夢について

夢に関することを多少なりとも知っておくことは、自分を発見することにつながります。夢について学ぶために私もみなさんと同じようにずいぶん、いろんな本にいままでめぐりあってきました。

夢といえばもちろん、心理学的なユングの夢判断からスタートし、いろいろこのテーマに関してはあります。でも夢に関する西洋的な捉え方は、たとえば「ヘビ」などに関しては、頭ごなしに嫌うような感じがしてあまり納得できません。

でも今回、ご紹介する本は、もう手に入るかどうか、分からないほど古い本ですが、度重なる引越しにも絶えて、ぼろぼろになりながらも、いつも私の本棚の隅に置かれている一冊です。

「夢」に関心ある人は、この本をおすすめします。

夢・・・開運

日本人の夢を解く鍵は日本神話にあった。夢の中で起こる魂と運命の驚異のドラマを、出雲神話の英雄・大国主命とともにたどり自らの運命の旅をシミュレートする日本初の試み!!…あわせて400項目を超える重要な夢のイメージを、詳細な解説とともに収録。あなたの夢はこれで解ける!


不二龍彦著「夢・・・開運」の本のあるコメント

発刊元があの「ムー」で、”開運”などと怪しげなタイトルはついているが、素晴らしい一冊。
繰り返し現れる夢のイメージ。目が覚めても覚めやらぬ胸騒ぎを
様々なモチーフを用い、見事に解き明かしてゆく爽快感。
ユング心理学に基づき、自らの夢とともに「自我」「自己」を認識してゆく。。。


日本の神話と夢、
アニマとアニムスについて、
シャドウについて、
そしてもちろん、夢判断などが一冊にまとめられた、
夢のシンボルを謎解きする手がかりとなってきた本です。  


Posted by 愛知 ソニア at 12:23Comments(90)書籍紹介(和本)

2006年08月20日

シピボ族

今までにペルーのワークショップを6回やりましたが、4日間のインカトレールで心身ともに浄化した後は、プエルトマルドナードという港町から大型カヌーのような船に4~5時間乗ってアマゾンのジャングルロッジで呪術師のドン・イグナシオと共にアヤワスカのセレモニーを行いました。昨年の9月のペルーワークショップでは、高齢のドン・イグナシオとのセレモニーではなく、シピボ族の薬草をいただきました。シピボ族はウカヤリ川中流地域に住むアマゾンの先住民族です。プカルパより上流に住むグループをコニボ族といい、それより下流に住むグループをシピボと呼びます。この二つのグループはかなり以前から混交していて文化的な差があまりないので、民族誌的にはこの二つを合わせてよくシピボ・コニボ族と呼ばれています。

人口は推定で両方合わせて二万人ぐらい。彼らは天然の染料を用い、ブラシや小枝などで布や陶器などに幾何学的な絵を描く伝統があります。アマゾンの大自然と密着した独自の文化と精神世界が近年注目されているこのシピボ族のアーティスティックな絵柄は最近、ちょっとしたブームをよんでいます。私たちも前回何枚か彼らの作品を買ってきて、和室にかけるととてもよく似合います。彼らのアートから何か人間の脳の深い部分を目覚めさせるような効果があるように感じられます。

アマゾンでは、古くからアヤワスカと呼ばれる幻覚を引き起こす薬草が尊重されてきました。病気になった時、シャーマン家庭に災いが起きた時、よりよい解決のために、アヤワスカを使う呪術師に相談し、治療が施されてきました。それだけでなく、祖先の由来を確かめたり、将来起こることに備えたりすることもできるアヤワスカはそもそも医薬として南米全域の原住民たちの世界に昔から使われてきたものです。ペルーのジャングルで何回か体験したのですが、ちょっと強烈過ぎるので前回のアール・ヴィッカーの「幻想のつる」でもあるようにしっかりと監督してくれるシャーマンなしで儀式をすると、あの物語のように大変なことになってしまうでしょう。でも好奇心旺盛の方はぜひ、南米で試してみてください。メディスンに関して参考となるページがありました。

シピボ族のアート









































  


Posted by 愛知 ソニア at 10:47Comments(4)世界の原住民

2006年08月19日

多次元神話

インターネットで読んだ Earl Vickers 原作のVision Vine という作品を紹介します。面白い物語だと思いました。

幻覚のつる・・・Earl Vickerの世界

「おまえが他の世界で見てきたことを我々に分かち合ってくれ。」と部族の酋長が尋ねると、そのウォリアーは答えた。「その世界っていうのは、俺が今までに行ったことのない世界だったのさ・・・光眩しくて、目が痛くなるくらいで、雑音はひどく、おまけに混乱しているんだ。そしてまったく今まで見たこともなかった世界だったのさ。」

「どこにその世界はあるんだ?」と再びチーフが尋ねると、「わけがわからないんだが、ここのどこかに存在しているってことは確かみたいなんだ。俺たちがここに座っているのと同時にどこかでね。そしてそこの時代は、人々がすごく強い魔法の力に目覚めて、俺たちの世界なんか一発で吹き飛んでしまうほど恐ろしい武器もあるんだ。」

このようにジャングルの中である種族が集会して始まった会話を黙って密かに集会所の外で聞いていた者がいた。それはアカールという名前の少年だった。壁のすきま穴から中の様子を盗み見していた。その時の酋長の顔が今まで見たこともないほど寂しげな表情にアカールの目には映ったので、そこでアカールはその場をたち、混乱した頭を抱えてジャングルを歩いて行った。確かにチーフが集会で言っていたように、俺たちの伝統も失われつつあり、俺たちの世界は消えていくといっていたが、いったいどういう意味なのだろうかと、彼は森の中で考えこんでいた。

すると、よくみると自分の足元にジャガーの足跡があるではないか。その足跡を追って行くと、アカールはすぐにジャガーが目に止まった。ジャガーとはアカールたちの言語で、「ひとっ跳びで殺す」という意味がある。しかし森の中では一番崇高とされているこの動物が、たった今、彼の視野に飛び込んできたのである。そのジャガーはなんと森の中の大きな大木に絡みついたツルを食っていた。

やがてそのジャガーは、自分の食ったツルを吐き出し始めた。吐き出す度に身震いするのもアカールは見た。すると突然、そのジャガーはアカールの真正面に一飛びし、彼の目を覗き込むではないか。あまりにもの恐ろしさにアカールは、一瞬ジャガーから目をそらした。すると、ジャガーは消えていた。

アカールは、いつか部族の長老たちが、ヴィジョン・ヴァイン(ヴィジョンを見るツル)とよばれるものについて語っているのを耳にしたことがある。しかもそれは絶対に監督人なしにひとりでは飲んではいけないと話しているのを耳にしたことがある。さきほどのように恐怖きわまる最悪の事態を自分は切り抜けられたのだから、村で皆がやっていた儀式を思い出しながら、それを一人で飲んでみてもいいだろうと、アカールは思いついた。

決して好奇心だけではない。アカールがそれを飲みたかった理由は、自分たちの世界を守るためならば、かえってチーフも喜ぶだろうと思った。そればかりか、はれてチーフの娘、イシャとも結婚できるのではないかとアカールは考えたのである。近くの廃虚から壊れた器をひらってきて、切り落としてきたツルを細かく刻んでからやわらかくなるまで、叩きつぶしたものをアカールは器の中に入れて、ぐつぐつと煮だした。

夜暗い森の中で一人になったアカールは、できるかぎりの勇気を出した。そして匂いをかくと吐いてしまいそうになるほど、ひどい味のする煮上がったものを一気に飲みほした。しばらくするとアカールは、ぶるぶると震えだし、冷や汗を流し始めたのである。「おお・・・大変な事になっちまった! 俺はここで死んでしまうのだろうか?!」という恐怖感でアカールはすっぽりと包まれてしまった。

するとアカールは自分が誰かに見られていることに気づいた。さっき森の中で見たあのジャガーが戻っているではないか。するとそのジャガーはアカールに向かって語り始めた。

「おまえはひと爪立てたオレに殺してもらいたいがために、その死のツルを食ったんだな。」とアカールに語りだした。大猫の怒りに燃えたその目を目の当たりにしたアカールは、震え声でこういった。

「おっ俺は、おまえなんか、これっぽっちも、こっ、怖くはないぞ!」
それを聞いたジャガーはその場で笑いころげながらいった。
「おまえなんか怖くないぞ!」というアカールをそのまま真似て、歌を歌いはじめた。

あまりにもの恐怖にその場でアカールは吐くやら、漏らしたりする始末である。それを見たジャガーは、ジャングルの土の上に寝転がって腹を抱えて、ますます笑いが止まらなくなった。笑いながらジャガーはこういいた。

「オレがおまえを食っていたのなら、こんな面白い会話はなかったぞ!」

アカールは自分が確かにジャガーと会話していることに気づいた。恐ろしいが、これはすごい名誉であり、そのジャガーはたった今、自分のアライ(盟友)となってくれたと知り、彼は喜んだ。

さて、これとは場所はかわり、リードという名前の男が、アメリカのある都会のオフィスでボスのデレックからプロジェクトをやめてしまえと、今、怒鳴られている最中である。これはリードにとって最悪の場合は裁判だたにさえ、なりかねない危険な状態である。なぜかというとリードが任されていたのは、大がかりなプロジェクトだったからだ。しかし、リードのボスが一番心配していた事は、リードが自分でデザインした「アカール」というバーチャルキャラクターにあまりにものめり込んでいくことであった。ボスのデレックがオフィスから出ていくや否や、リードは再びヴァーチャル次元に行ける装置の前に戻っていた。

彼は小道を歩いていきながら、ジャングルのムーッとする豊かな匂を楽しんで味わった。「上空から見てみることにしよう! 」とコンピュータに向かってリードはいった。するとシステムは、リードに地図を提供して受け答えたのである。「小道のこの辺にジャングルをぬけて、湖を作ることにして・・・」とセットすると、地図は突然、消えてなくなった。

リードはブッシュマスターと呼ばれる2メートルもある猛毒をもつヘビに噛まれそうになりながらも、今までとはちがうまったく新しいジャングルのトレールを発見し、歩んで行った。「キャラクターを登場させよう!」と、彼がダウンロードするや否や、妙なチクチクするような感覚がリードを襲った。

そこにアカールが座っているではないか!
「なんて変なヴィジョンをこのヴァインはくれるんだ!?  もう一つの世界ってひどいところじゃないか。」と目をこすりながらそういっている。

アカールは自分の村に帰り、チーフに自分が見たヴィジョンについて打ち明けることを決心した。「おまえはチーフと仲間たちの集会を盗み聞きしたのか!  その上、監督人なしに一人でヴァインを飲んだのだから、罰としておまえをこの村から永遠に追放する。」と、アカールの話を聞き終えたチーフは大声で怒った。

アカールは目を真っ赤にして泣きながら村を去り、あれを飲んだ小屋跡まで再び戻っていった。どうせここで一人で死ぬのなら、もう一つの世界の悪霊と戦かわねばならないことは避けられないと、アカールは考えた。そこで彼はさっきの残りのヴィジョン・ヴァインを一息に飲んでしまった。

するとどうだろう。アカールはまたもや新しい小道を発見したのである。「こんな道、今まで見たことがない。歩き進もう」と、心の中で彼はつぶやいた。やがて湖に出てきたアカールは、水面に映っている自分の姿を見た。すると、なんと自分は裸だった!

これではもうひとつの世界の霊が笑うではないか、と彼は泣き叫んだ。 リードはすばやく後ろを向くと、ボスのデレックが戻ってきていた。もう遅すぎる。なぜかというと、リードが会社の規則を違反をしていることを見とどめたボスはむろん、リードをその場で首にした。

家に帰ったリードは、あの世界が恋しいて、再び戻ることにした。そして彼はヘッドホーンをつけると、すぐに湖に戻っていた。水面に寄り添うと、すぐさまあのキャラクター、「アカール」が登場したのである。アカールはひと瞬きすると、目の前にアナコンダが現われ、彼の足元に巻ついて湖の底へひきずりこもうとしている。彼は悲鳴をあげて必死ではいずり上がろうとした。

「キャラクター、退場!」とリードは命じる。アナコンダにかかればその少年にはチャンスはない。「しかし、待てよ・・・」とリードは考えた。「確か原住民は、自分自身の死と再生を体験するためにアヤワスカを飲むし、動物に変身したい時にもアヤワスカを飲むって聞いたが・・・ではアナコンダよりもジャガーはどうかなあ」と、リードはコンピュータに「キャラクターよ、戻れ」と命じた。

するとジャガーが湖の水面にガォーと吠えて飛び出てくると同時に、アナコンダの頭を爪で裂いた。強く締めつけられていたので毛を逆立てながら吠えると、アナコンダの息は絶えていた。アカールが巨大な猫の前足を見つめていると、たちまち人間の手に戻っていた。彼は水面に自分の顔を映すと、見慣れない顔が映っていた。

「もう一つの世界の男に違いない。なんてすごいシャーマンなんだろう。オレもいつかあんなになってみたいなあ! 」というアカールが指で水面に触れて水輪が広がると、たちまち二つの世界は一つに統合されてしまった。

そこでリードに素晴らしいアイデアがひらめいた。「そうだ。スタートからもう一度、もっと素晴らしくて、リアルな作品をコンピュータで創ってみようと考えついた。インターネットを通して公開し、タダでみんなとそれを分かち合いたいと、彼は思った。誰でもアクセスすれば、人々は再び自然とのコネクションに目覚めるだろう、ってこう考えてリードは興奮した。

アカールは、リードの頭にあふれ出てくる想像の全ては理解できなかったが、しかしどちらの世界にも希望が生まれたことは理解できた。アカールは急いで村に駆けて戻った。そしてあのジャガーに教わったイカロ(呪術師の歌)を歌うと勇気が出てきた。

しかし村に着くとアカールは、たちまち囚われてチーフの前に突き出された。「俺はもう一度、あの世界へ行ってきたんです。そしてその世界の者に俺たちの世界を見せると、二つの世界は一つになったんです。俺たちの魂は別の場所で生き続けているんだ。」とアカールがそういうと、チーフは以前よりも一層、怒りを募らせた。

アカールがジャガーから教わったイカロを歌ってもチーフの様子は変わらない。「自分が価値ある者であることを証明しろ。ジャガーが歌うのなんて、この世界でも何回も聞いたことがある。それよりも、もう一つの世界のものを何か見せてみろ。」とチーフは言った。

最初はアカールは少しためらっていたが、それからなにやら変な言葉で語りはじめた。「SHOP FOR THE LATEST REALITIES AT THE REALITIES FACTORY! 」(リアリティーのお買い物は、リアリティーズ工場で!) とアカールがこういうなり、チーフは「一体、どういう意味なんだ」と質問した。

「もう一つの世界の人々はパワフルなシャーマンたちなんだ。偉大な魂の道具をもっている。しかし彼らのヴィジョンは空なんだ。だから彼らは俺たちからヴィジョンについて教わる必要があるのさ。そしてそれを教えたお礼として、彼らからこれからかわっていく世界で生き残これる方法を教えてもらうのさ」と、こうアカールは答えた。するとチーフは、うなずきながらアカールの勇気を賛えた。

「だが、おまえは以前の名前で再び村に戻ることは出来んぞ!  何ていう名に変える?」とチーフに聞かれると、アカールは、「リードって呼ばれたい」とにっこり笑って、こう答えた。


イアン・クーパー  


Posted by 愛知 ソニア at 12:14Comments(5)神話

2006年08月18日

光の家族



やっと出来上がりました!
素晴らしい「宝の本」です。
どうか、じっくりとお読みください。
2012年への本当のマニュアルです!  


Posted by 愛知 ソニア at 11:58Comments(12)書籍紹介(和本)

2006年08月15日

お盆って何?

祖先の霊を迎え入れる一年の行事のひとつである お盆ってなに

これを読んで、日本ってやっぱりとてもリチュアルな国だと感心しますが、その一方で、あまりにも豊かな発想やすべてあり、何か本当の由来がゆがんで行きやすい傾向もあるのではないかと感じます。すばらしい風習なので、美しい形で今後も日本で生きつづけてほしいものです。

私たちは祖先のことを忘れようとしても、切っても切れない絆が血液によって結ばれています。お盆はこれに感謝するために「迎え火」をして始めます。祖先たちをずっと辿っていくと、「光の家族」にあるように、きっとヘビ族とドラゴン族に行き着くことになるのかな?そこまでの記憶がよみがえれば、祖先たちは自分にとってよき同盟となってくれるかもしれません。本当の意味で、彼らと融合することができるかもしれませんね。つまり、自分という存在をはっきりと理解できる人間にみんながなれるでしょう。その祖先たちとの再会である「お盆」が、常にこの次元にある状態となれば、わざとらしくあえてお盆をやる意味がなくなります。でもそうなるまで、こうして「お盆」があって、異次元へ意識が向けられることは素晴らしいと思います。

祖先の方々を「送り火」をして帰ってもらうという発想は本当は何に由来するのか、という質問が浮びます。これにはもっと深い意味があるように感じます。でもこれは単に人間のセンチメンタルな意識考え出したことかもしれませんね。いずれにしても、人間というものはよくもここまで儀式に関して思いつくものだなあと、感心します。(冒頭のホームページを読んで)

「ご先祖さまたちとコンタクトする日」であるお盆と、前にお伝えしたケルトの収穫祭「ラマス」の別名「ハボンディア」とも関係があるかもしれませんねえ。果物や野菜を供えるところも同じです。まあ、とやかく言わずに、今日はお盆を味わうことにします!




  


Posted by 愛知 ソニア at 12:03Comments(3)ダイアリー