プロフィール
愛知 ソニア
愛知 ソニア
1970年よりイタリアとイギリスに留学して芸術を専攻。
エハンと結婚後、日本で十五年間、生活しながら子育て、座禅、ヨガ、正食に励む。

後十二年間はカナダに移住し、夫と共に日本向けの精神世界情報誌、「トランスダイメンション・ヴィスタ」を発行してきた。海外ワークショップの企画や翻訳も手がけている。

以前から主に西洋の女神史に関心があり、「女神シリーズ」をヴィスタに記載する。未来学者バーバラ・M・ハバード女史をはじめとして、意識の進化をアシストする様々な女性たちにインタヴューを行ったことがある。

「パワーかフォースか」(三五館)「インディゴ・チルドレン」(ナチュラル・スピリット)、「水からの伝言Ⅱ」、「光の家族」など、数々の本を夫、エハン・デラヴィと共に翻訳する傍ら、講演活動や海外ワークショップを1993年ごろから行ってきた。カナダBC州ネルソン在を経て、2013年1月から日本に在住。



2分でわかる愛知ソニアのMAO
「ミラクルアカシックオラクル」




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イナンナから人類へメッセージ

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2014年07月31日

チャネリングする私

私自身がプレアデスの存在たちからのメッセージをチャネリングするようになったのは、1997年頃のことでした。

カナダに移住した1989年から当時住んでいたブリティッシュコロンビア州ビクトリアの空に頻繁にUFOを目撃したり、不思議な遭遇をするようになりました。夜眠っている間も明晰夢を通して宇宙人とのコンタクトを数多く経験しました。

たしか1995年だったと記憶していますが、プレアデス星人をチャネルするバーバラ・マーシニアックさんとの出会いがあり、そこで彼女のチャネリングセッションを通して、プレアデス星人との出会いが近々訪れるという、おどろきのメッセージをいただきました。

その後まもなく私のところにシャリという名前の人間の体にウォークインしたと自らを名乗る宇宙人が訪ねてきたのです。信じがたい出来事でしたが、シャリと親しくなるにつれて、彼女が人間ではなくて宇宙人だということにだんだん気づくようになりました。彼女からプレアデス星人について、宇宙について、UFOについてなどさまざまな不思議なことを教えてもらいました。なんといってもアカシック次元について彼女から教わったことが今になって素晴らしい学びであったことに私は気づいています。

バーバラとの出会いはその後も何度かあって、彼女からこの世の中の仕組みについてたくさん教えてもらい、またある時はいっしょにチャネリングをしてメッセージを照らし合わせるようなことも経験しました。

1997年になると、バーバラ・マーシニアックがチャネリングする本を日本で出版していらっしゃった出版社の社長さんがカナダの私の自宅を訪ねてこられて、「プレアデス光の家族」を翻訳してくれないかと頼まれました。

当時の私は、カナダ人に時々集まってもらってプレアデスからのメッセージをチャネリングするようになっていました。このようなことから私のチャネリングメッセージは英語でお伝えするというふうになっていました。ですから、日本の方々へメッセージを直接お伝えすることはなかったというか、当時は考えてもいませんでした。今になってどうして日本語でチャネリングできないのか、歯がゆくなることもありますが、チャネリング回路が英語でしか開いていないのです。

文章をとおしてなら、日本語でチャネリングメッセージがおりてくることがあります。「イナンナが語るアヌ一族の物語」は、プレアデスの存在たちが後押ししてくれて、アヌ一族に関するたくさんの情報が組み込まれています。もちろん、いくつかの古代文献をベースとして書いているうちに、チャネリング情報が先に出てきて、あとから文献を確認するというような面白い現象も執筆中にたくさん経験しました。

振り返ってみると、こういったプレアデスに関する一連の出来事が、すべて今日の私につながっていることに最近気づくようになりました。

私がチャネリングするときは、自分自身をプレアデスの存在たちにレンタルするような具合になります。まるで駐車場のように一時的に私の体にパーキングしてもらうのです。そして、私は少し横から彼らが入った自分をボーっと見ているような感じです。

先日面白い写真をある方から送ってもらいました。チャネリングする私のDVDを写真に撮られたのですが、もう一人の私が写っているのです。最初は疑いましたが、撮影しているときはカメラの一方向が決まっているので、何とも不思議な写真です。自分の体から少しずれた私の位置がぴったりしているので、これは面白い写真なのでご覧になっていただきたいと思います。

  


Posted by 愛知 ソニア at 10:58ソニア物語

2014年07月30日

8月のエネルギー

人生が大きく変わってきている・・・
今までの考え方やとらえ方が大きく変わってきている・・・
すでにはじまっています!

なにがあなたにとっていちばん大切なことでしょうか?
価値観の優先順位をはっきりさせて、
これからのあなたの基盤にフォーカスしましょう。

これからの自分に沿った決断力と、
アクションを起こすパワーが今月は要求されます!
しかし、小さくても確実なステップを。
大がかりなアクションの時期ではまだありません。

今大きく変化しようとしている世界のエネルギーによって、
漠然とした不安が
深いところから浮上するかもしれないので、
注意してください。

イライラしたり、誰かに腹を立てたり、
つい感情的になりやすいです。
とくに古い関係性には注意してください!

そういうときは、
頭を冷やして内なる自己を見つめてください。
問題は自分の中にある漠然とした不安であり、
自分をよく知ってくれている人たちのせいにするのはやめましょう。

誰があなたに穏やかな気分をもたらせてくれるか、
周りの人間関係もよく見極めましょう。
今月はこれからのあなたの種を撒く時期です。
小さくても豊かな可能性を秘めた種を撒きましょう!

  


Posted by 愛知 ソニア at 12:10パーソナル・メッセージ

2014年07月29日

先日のセミナーで言い忘れたいちばん大切なマホウ

先日大阪にて、「ザ・シークレット オブ ライフ & 宇宙」というタイトルの講演会をさせていただき、さまざまなマ・ホ・ウを紹介させていただきました。最後にひとつお伝えするのを忘れた項目があります。いちばん大切なメッセージだったのですが、ついマ・ホ・ウに熱中しすぎて大事なことをお伝えできませんでした。

ずっと以前にホーキンズ博士の「パワーか、フォースか」という本を翻訳し、ご紹介させていただきましたが、その本では人間の意識レベルを1000の数値に当てはめていろんな角度から自分を知るという内容でした。しかし、2009年に徳間書店から翻訳を出版させていただいた「スピリチュアル・コンパス」という本は、「「パワーか、フォースか」と同じように人間の意識を始めとし、さまざまなことを測定する内容でした。実際のところ、その尺度(コンパス)となるのはたった3つの分類方法で、「パワーか、フォースか」の1000の数値で分けるよりももっとわかりやすく、より簡単に自分のことや様々なことを知ることができる方法であることを知りました。

著者のサティッシュ・クマールさんは、イギリスの思想家で、彼はインド西部ラージャスターン州の町シュリー・ ドゥンガルガルで生まれ、9歳で出家しジャイナ教の修行僧となる。18歳のとき還俗。マハトマ・ガンディーの非暴力と自立の思想に共鳴し、2年半かけて、 核大国の首脳に核兵器の放棄を説く1万4000キロの平和巡礼を行なった偉大な人物です。私の夫エハンとのインタビューは本(こわれかけたこの星に今してあげられること)になったり、「地球巡礼者」の映画に収められています。

先日の講演会で私が引用したかったのは、「スピリチュアル・コンパス」の中のある昔話でした。なぜかというと、私たちには様々な夢があり、それらを実現化させるノウハウを知ると同時に大切なことを忘れてはならないのです。あまり夢に夢中になるとかえって逆効果だということを、マ・ホ・ウの大切なエレメントとして知っていただきたかったのです。引き寄せの法則を実践したり、なにかを達成させるためにあまりにも夢中になるとかえって逆効果を招くということを、古代インド哲学を通して、あの日の講演でみなさんに私は最後のアドバイスとしたかったのです。ではこれからそのインドの哲学を簡単に説明することにしましょう。(以下は、スピリチュアル・コンパスから引用)


まず、三つの新しい単語を学んでいただきたいのです。それらは古くからあるサンスクリット語で、インドでは数千年も前から普段からよく使われてきた単語です。それらはもっと素晴らしく生きる為に役立つものです。

 一番目の言葉は、ットヴァ/サトヴィック(sattvic)です。私はこれを優雅さ、あるいは簡素さと訳しています。基本的にこの言葉は、心のいちばん深いところで真実として響くことに従うように人に思い起こさせる為に使います。それがいちばん自然だからです。よって、大いに受け入れるべきことです。
                                                                二番目の言葉は、ラジャス/ラジャシック(rajasic)です。これは、度を越していることや贅沢さ、と訳せます。この言葉は、華やかに魅了するものには落とし穴が必ずあると忠告する場合によく使われます。ラジャス的な生き方が魅力的であっても、しかしそれが有す複雑な気質によって、結局は失望や不満をもたらします。よって、普通は避けるべきです。

 三番目の言葉は、タマス/タマシック(tamasic) です。これを‘闇’とか‘気が滅入ること’として私は定義しています。タマシックを言葉に表現する時は、誰かに『あなたの目先には、危険が迫っているよ』、と警告したい場合に使われます。そして、タマシックな行動は表面的にどう映るかというと、大胆不敵に見えたり、スリル満点なエキサイトすることのように見えたりします。しかし、このようなタマシックな生き方は極めて破壊的なものであり、私たちの力を奪って無力させ、混乱に導くものだから、絶対的に避けるべきであるという教訓を賢者たちは私たちに繰り返し与え続けてきました。

以上の三つの言葉を、本書全体を通じて私はよく使用しています。各々に含まれている多義にわたる深い意味合いを知っていただきたいからです。さらには、それら三つの関連性を私たちの環境や発展、食物、農業、政治、権力などの多くの課題を例にとって説明しています。サトヴィックな生き方の優雅な簡素さが、いかにスピリチュアルな生き方には欠かせないものであるかを、これも例を挙げて様々、明瞭にしています。

これら三つの気質の生き方は、私たちの現実の生活を通して外的世界に現れるのと同じくらい私たちの内的世界にも現れます。私たちの内なる心に抱く様々な意図や衝動は、私たちの外に現れる行動と同等に重要です。ですから無論、外見だけで人を判断すべきではないといえるのです。

最終的には超越した意識に辿り着きます。私たち人間の、秘められた中心部においては、もはや分離や区別化、カテゴリー化は存在しません。サトヴィックも、ラジャシックも、タマシックも存在しません。私たちは、すべての二元性や分離を超越し、私たち自身に対しても、そして、周囲の世界に対しても完全な調和を見出すことができるようになります。それが無我の意識で生きることです。その状態にて人間は、完全たる覚醒に到達します。

このようなことから、よい人生を送る為にはまず、サトヴィック、ラジャシック、タマシックな気質を知っておく必要があります。そして第一に大切なのは、私たちは最初にこれら三つのバランス感覚を養うことにあります。つまり、サトヴィック、ラジャシック、タマシックの三つの正しい交わり方を知ることです。二つ目に大切なのは、いかにそれら正しく、適切に選択ができるか、ということです。三つ目は、それらすべてを超越することにあります。すると私たちは人生の喜びそのものとなるでしょう。より一層、幸福に満ちた人生を手に入れることが可能となります。


古代インドの伝統には‘ヴェーダ’とよばれる経典があり、そこには、‘現実はすべて三つの基本的な気質から成り立っている’、と説かれています。それら三つとは、サットヴァ、ラジャス、タマスと呼ばれるもので、‘三つのグナ’として知られています。サットヴァは、正しさや自然なあり方、滋養に関係しています。ラジャスは、変化や達成、刺激に関係しています。タマスは重さや支配、怠慢さに関係しています。

宇宙はこの三つの要素で構成されていて、これらのいずれかに相当しないものは何一つ存在しません。どれがいちばん優位を占めるかが、重要なポイントです。

このような‘スピリチュアル’の真髄について、サティッシュ・クマールは、人間の心に存在する‘三つのグナ’とよばれる、アーユルヴェーダ哲学でも引用される古代インドの秘伝を明かしています。サティッシュは、三つのグナの根源的な気質を今の私たちの生活のあらゆる側面に巧みに当てはめてスピリチュアリティを追求しています。

サットヴァ=純質 (静けさ、明晰さ、純粋さ)
ラジャス=激質 (情熱、エネルギー) 
タマス=惰質 (無気力、無知)

これら三つの気質を私たちの仕事や環境に当てはめて考えることができます。例えば、これを食事に当てはめるとサトヴィック・フード、ラジャシック・フード、タマシック・フードとなり、それらがどのように違うか、明確に知ることができます。アーユルヴェーダとは、‘簡素さ’であり、できるだけ‘自然な生き方’を目指すものです。サトヴィックに生きること、ラジャシックな傾向を減らし、タマシックを避けること――これらに徹する道がアーユルヴェーダです。


時間における三つの気質

現在(サトヴィック)・未来(ラジャシック)・過去(タマシック)


時間もまた、この三つの気質から理解することができます。この場で、今というこの瞬間に生きられること、自我欲に囚われずに自発的に行動できること、ありのままの状態を受けとめられること、一瞬、一瞬の美を感じるこができること――これらはすべてサトヴィックな気質です。サトヴィックな時間には、判断や虚飾、解釈などは存在しません。なぜなら、これらは過去や未来に所属し、すでに起きた何かに影響されているか、これから起きそうなことに影響されているからです。今この瞬間を生きるということは、今、あるがままの状態に満足し、この瞬間がもたらしてくれるすべての贈り物に対して感謝の気持ちを感じられることです。

以下は古くインドに伝わる物語です。

シェイク・チリという名前の若者がいました。彼がある日、市場に立っているとゴビンダという名前の商人が向こうからやって来ました。

ゴビィンダはその若者に尋ねました;

「ごま油がたっぷり入った粘土でできている壷を、反対側の町はずれに建っている私の家まで運んではくれないか?  10ルピー払うから。」と頼みました。

すると、シェイクは、「15ルピーですよ、旦那」と値切りました。

「じゃあ、15ルピーでOKかい?」と、その商人は若者に念を押しました。

ゴビンダは、シェイク・チリの頭の上にバランスよく壷が運べる為の布製の輪を置いてあげ、壷を担ぎ上げようとするシェイク・チリを嬉しそうな顔で手伝ってあげました。運ぶ準備が整ったシェイク・チリも、楽しそうにその商人の後に続いて歩き始めました。

するとまもなくシェイク・チリは、自分の未来として起きそうなことを次々と連想しながら白昼夢を見始めました。

『今回、稼いだあの15ルピーでまず、めん鳥とおん鳥を買おう。買ってきためん鳥は、卵を産む。すると、たくさんのひよこが生まれてもっと増えていくだろう。そのひよこを売ったお金で雌ヤギと雄ヤギが買える。ヤギはたくさん子ヤギを産むだろう。子ヤギを全部売れば、たんさん、お金が稼げる。そしてそのお金で牝牛と子牛を一頭ずつ買えばいい。家も買って持ち主になれる。そうなると結婚もできるだろう。嫁の持参金も合わせればもっと金持ちになれる。やがて子供も生まれて、妻の作ったおいしい夕食も一緒に食べることができるだろう・・・』

このようにシェイク・チリは、夢見ながら歩き続けました。彼はまちがいなく、未来の計画を立てていたのです。そのような多くの夢を見ているうちに、彼はどんどん楽しくなっていきました。自分の未来の子供たちを想像しながら、『よしよし、父さんも来るからな。母さんの作ったおいしいご馳走がのっているそのテーブルに』と、頭の中でこんなことをちょうどつぶやきました。その想像にすっかり囚われてしまったシェイクは、楽しさのあまりに頭上のごま油の入った壷のことをつい、忘れて両手を大きく広げてしまったのです。その壷はガッチャーンと音を立てて地面に落ちて割れてしまいました。破片があちこちに散らばって、当然、中の油は溝に流れ込んで完全に消えてしまいました。その上、大変なことには、ゴビンダは弁償しろとカンカンに怒っています。

以上が、泣き泣き一文無しになってしまったシェイク・チリの話です。

ラジャシックは未来に生きることです。『なぜ、あなたはそんなことをしたの?』、『なぜ、私はそんなことをしたのか?』、『あんなことをしなきゃよかった・・・』などと言いながら過去に生きるのはタマシックです。

私たちはブツブツと不平を言いながらよく嘆きます。しかし、過ぎてしまったことは、しかたがないのです。すべては訪れては、過ぎ去るものです。そして起きたことを変えるのは、不可能です。このように過去を生きることによって、重苦しく、憂鬱になります。その上、全体的に把握できる力を私たちは失います。なぜなら、完全に今この瞬間に生きることから注意は逸れてしまうからです。

  


Posted by 愛知 ソニア at 12:00パーソナル・メッセージ

2014年07月28日

2014年宇宙の旅

数秒間で広大な宇宙に旅してください。
きっもちいい!

  


Posted by 愛知 ソニア at 18:22space

2014年07月25日

7月20日 プレアデスからのメッセージ

7月20日に大阪の講演にてチャネリングしましたプレアデスからのメッセージの録音起こしをしました。以下の内容でした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

こんにちは、私たちはすでに到着しています。
あなた方の現実にこのようにして、
またもや参加できることは喜ばしいことです。

あなた方を取り巻く今のエネルギーについてお話しましょう。
あなた方の世界はどのようなエネルギーで包まれているでしょうか?

今、あなた方の次元においては偉大なパワーが生まれ、
まるで火山の下からマグマが吹き出さんばかりの状態です。
今にもバーストが起こりそうです。

消極的な三次元的な側面から観察すると、
世界のいくつかの重要なエネルギースポットが
変化したことは事実です。
それに伴って日増しにカオスが増大してきています。
よって政治的、宗教的、民族的摩擦の渦が拡大しています。

「肥沃な三日月」とよばれるエリア、
つまり太古の昔からのエネルギースポットがあり、
その場のエネルギーが、
もうこれ以上バランスを持続することができなくなりました。

そのあたりは、世界の三大宗教が誕生したエリアです。
世界には四つのメジャーな宗教がありますが、
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教が含まれていて、
これら三つは同じ発祥地を共有しています。
そしてあなた方もご存じのとおり、
偉大な預言者モーゼをそれぞれが共有しています。
もう一つは、いうまでもなく仏教です。
あなた方の国とも深く関わっていますが、
他の三つと比較すると穏やかな宗教です。
しかし、三つは最初から永遠に摩擦する運命にあります。
三つの宗教摩擦はエスカレートしていくばかりです。
さらには、世界のあちこちで、
人々のさまざまなビリーフシステムが、
対立のエネルギーを増してきています。

私たちの観点からしても
あなた方の世界は深刻な事態へと発展しつつあります。
このままだと第三次世界大戦が起きる方向性に
進んでいることは否定できません。
その可能性は十分にあります。
いつふきこぼれてもいいほど煮立っています。
しかし、あなた方の多くはそんなことには常日頃から馴らされていて、
まったく危機感をもたず、
気づいていないのです。

そして、あなた方の中には、
「闇の家族」が尻尾を巻いて逃げだしたと喜び、
「新しいエルサレム」の到来を祝う準備をしている
人たちもいるかもしれません。
たしかに彼らには以前ほどのパワーはなくなりましたが、
それほど簡単に彼らはあきらめるものではないと、
私たちはあえて忠告しておきましょう。

彼らは今も権力にしがみつき、
あなた方の世界のあちこちで引き金となる
あなた方が真実を暴き切れない諸々の事件を起こしています。
一見、互いに関係のなさそうな点々とした
悲惨な出来事や不可解な事件を、
あなた方の切れた頭脳で結び付けて、
拡大した視野から全体を眺めると、
ひとつひとつが互いに関係しあっていることに、
気づくことができるでしょう。
彼らがなにを企んでいるか、
いとも簡単に誰もが見破ることができます。
そして、誰がそれらすべての事件の背後にいるのか、
はっきりと見えてくるはずです。
彼らには一刻も早く成すべきアジェンダがあります。

世界金融は、とっくに底をついているからです。
化石燃料や資源も底をついています。
世界経済崩壊の臨界点はとっくに過ぎています。
三次元的頭脳で世界の諸問題を解決する方法は、
世界戦争以外に考えられないのです。
政治的、宗教的摩擦、混乱、カオスが、
世界中でエスカレートしていきます。
現在、子供への虐待も世界的に目立ってきています。
特に子供への性的虐待は、
宗教に絡んだ問題も含めて
世界の人々の恐怖と怒りの感情を増幅させています。
それも彼らはちゃんと計算に入れています。

これらすべての破壊的方向性を根こそぎ変えるためには、
あなた方、個々がパワーを取り戻す以外に道はありません。
まずは三次元をしっかり見つめる目を養う必要があります。

さて、そのような同じ偉大なエネルギーは同時に今、
あなた方個々に新しい知覚の扉を勢いよく開こうとしています。
新たなる意識の進化のステージへと導いてくれる扉です。
人類の新しい方向性が、
確実にそれによって始まろうとしていることも事実です。

あなた方は一つの世界から別の世界に、
穏やかに導かれているのです。
それがあなた方それぞれの
今生のライフパーパスに組み込まれてきたことであり、
真実とアライメントするように働きかけ、
あなた方はどんどんと、
個々の真実に導かれていきます。

あなた方は実にこの世界に、
“夜明けをもたらす者たち”なのです。
あなた方個々がこの惑星の変容のために、
大役割を担っているわけです。

あなた方のそれぞれが意識的に、
あなた方の根源である光の存在としての
意識アライメントすることを選んで、
今ここにいるのです。

そして、あなた方の惑星である地球も、
同じように宇宙とアライメントすることを選んで、
ここに今存在しています。

あなた方は、
この神秘に満ちた惑星の真の姿に目覚めると同時に、
あなた方自身の自然のギフトである神秘にも目覚め始めています。
そして、そのギフトに大いに気づき、
もうすぐそれを大いに利用するようになるでしょう。

このプロセスに伴って、
あなた方の内なる自己の神性な側面と人間性の側面が、
融合するようになっていきます。

あなた方の人類起源の物語において、
ずっと大昔の物語ですが、
半神半人の祖先たちがいました。
彼らからあなた方は生まれた、
という言伝えが世界中に残っています。
そのとおりなのです。

皆さんがよくご存じの代表的な物語があります。
古代シュメール、
あるいは古代メソポタミア文明の神話です。
「英雄ギルガメッシュ」の物語があります。

ギルガメッシュは半神半人で、
彼の欲望は完全に神になることでした。
永遠の命と神力を得るためにギルガメッシュは、
不死不老のエレキシルを求めて旅に出かけます。
ニビル星のアヌからそれをもらいたかったのですが、
アヌに断られたギルガメッシュは、
地上でそれの元となる薬草を発見し、
持ち帰ろうとします。
しかし、うたた寝をしているときに、
蛇に大事な薬草を盗まれ、
結果として永遠の命を授かることはできなかったのです。
無念にもギルガメッシュは半神半人のままで、
やがて死んでしまいました。

さて、今というこの時期において、
そういった半神半人の記憶を蘇らせるエネルギーが、
銀河の中心から勢いよく地球に降り注ぎ始めました。
祖先のパワーが、細胞の記憶として、
あなた方個々に今はっきりと蘇ろうとしています。

しかしながら、先ほど私たちが述べたように、
そのような能力をあなた方が再び手に入れようとするのを、
妨害する者たちが世界を混乱に陥れようとしています。
彼らはあなた方をロボット化させようとしています。
命令に従って人殺しをするような、
心のない人間を増やそうとするのです。
個々が目覚めると都合が悪いからです。

残念ながらあなた方の3次元は、
二元性に基づいて形成されているため、
常に相反するふたつの力が摩擦し合って、
三つ目のエネルギーが生まれるようになっています。
その三つ目のエネルギーによって、
神性さと人間性の両方の素晴らしさをもつ、
あなた方の本来のパワーが目覚めるようになっているのです。

そういう意味では、
闇のパワーにもあなた方は感謝すべきです。
その段階までたどり着くことができれば、
三つ目の可能性が確実に生まれます。
その全体性あるあなたがほんとうのあなたであり、
究極の平和と安らぎをこの次元にもたらすことができるのです。

この事実に目覚めるまでは、
あなた方の次元の混乱とカオスは、
ますますエスカレートしていくでしょう。
これがトリニティの法則です。
どうかこのメカニズムに気づいてください。

その三つ目の可能性が生まれ始めていることは、
喜ばしいことです。
そうなるにしたがって、
次元間の壁はどんどん薄くなっていきます。
するとこの次元に不可解な現象が増えていきます。

たとえば、UFOを例にとっても、
あなた方の知覚にとって今まで通りのものではなく、
型破りのものが確認されたりします。
2~30年前は単なる「空飛ぶ円盤」が、
どんどん進化したものになってきているではありませんか。

これからはもっと人間の目に複雑化した
現象として見受けられるようになります。
目撃中に形を変えたりもするでしょう。
もちろんそれらは異次元からやって来るものもありますが、
UFOのほとんどがあなた方の政府による
人工のものが多いのです。
そういった技術はとっくに開発されています。
そろそろ本物と人工物を見分ける目を養ってください。

UFO以外にも誰も謎解きできないような、
洗練された現象がこれからもっと増えてくるでしょう。
たとえば、原因不明の大きな穴が突然にして、
水面も含めて地球のあちこちに姿を現したりするでしょう。
次元間ポータルが、
まるでオゾン層に穴が開いたように、
あちこちに現れるようになるでしょう。

こういった現象と同時に、
あなた方個々の壁も薄くなります。
一体、誰の感情を自分が感じているのかわからなくなります。
こうしてあなた方個々は感情体から融合がはじまり、
やがて私たちのような、
集合意識体へと進化していくのですが、
今のところはまだ個々のオーラ体、アストラル体を保護し、
混乱を回避する必要があります。

戦争被害者の恐ろしい映像から入ってくる感情体へのダメージは、
あなた方が考えている以上に大きいものです。
人間の体は病気にも健康にもどちらにも簡単に向かうほど、
デリケートかつ柔軟性に富んでいます。

悲劇のドラマに同情するのも、
今のこの時点では特に注意を払うべきです。
あなた自身のオーラフィールドをしっかりと保護してください。
あなた方はまだ二元性のパラダイムにいる、
ということを忘れないでください。
自分のフィールドをしっかりと保護すると同時に、
あなた方のこれからの可能性を秘めている扉を大きく開くべきです。
実に複雑な時期なのです。

よって私たちプレアデスの存在たちは、
今というこの大変な時期に、
あなた方にとってためになる
エネルギーの扉を開く手助けをするために、
ここにやってくるのです。
今というこの時期のエネルギーを理解していただくためにです。
あなた方が新しく発見した自分の能力を、
十分にこれから活用することができるために、
私たちは喜んでアシストします。

今あなた方が置かれている状況をちゃんと把握さえできれば、
あなたのために新たなエネルギーの扉は自然と開かれていきます。
その扉はあなたが入ってくるのをずっと待ちわびていました。
その扉自体があなたの記憶コードを秘めています。
その記憶コードによって、
あなたの魂の同意を思い出すことができます。
「なぜ、今この地球に自分はいるのか?」

その理由をはっきりと思い出すことができるでしょう。
要求してください。
そうするとあなたの能力は次々と開花していきます。
あなたの直観力は最高に開花していくチャンスが今訪れています。
自らの直観力を信じることなしには、
あなたの直観は開花できません。
人類の魂の豊かさを信じることなしには、
本来の魂の能力に目覚めることはできません。

どうか、この素晴らしい「時のギフト」を大いに受け取り、
あなた自身に秘められた大いなる可能性に今目覚めてください!







  


Posted by 愛知 ソニア at 23:51プレアデス・メッセージ

2014年07月09日

シャーマニックペルー

私と私の夫であるエハン・デラヴィは、1990年代初頭から、南中北米を根拠地としてさまざまなシャ-マニックワークを今日まで続けてきました。南米ペルーにおいては、日本からの参加者の方々と共に何度もクスコ郊外から天空都市マチュピチに続くインカトレールを4日間にわたって歩くワークを行ないました。



エハンは、今までに9回もインカトレールを歩きました。そのたびにいろんなシャーマンと共に素晴らしい体験を重ねてきました。1995年にサンフランシスコ州立大学の教授であり、心理学博士であり、なんといっても素晴らしいシャーマンであるアルベルト・ヴィヨルド氏が導くインカトレールを初めて体験することになりました。その際にヴィヨルド博士にインタビューしました記事を以下に投稿しました。





エハン あなたにとってインカトレールとは何ですか?

アルベルト マチュピチュまで四つの山道があるのだが、現在はそのうちの一つしかアクセスできない。そして、その道には約60キロにわたる古代からの聖地が含まれている。聖地は四力所に分けられていて、それらはインディアンのメデイスンホィール(インディアンのマンダラ)の四方位にあたり、各四方位の間にインカの聖地が位置している。

エハン 方位の一番始めにあたるのはどれで、何を意味するんですか。

アルベルト まず南のワークで、そこはヘビに関係している。それは脱皮を意味していて、ちょうどへビが脱皮するように過去から脱皮することを象徴している。西洋人のようにちょっとずつやるのではなく、へビのように一挙にきれいさっぱりと脱ぎ捨てることなんだよ。古い伝統においては、過去を脱皮することは真の爱とパワーの行為である。我々は、天と地を呼んで証人になってもらうんだ。過去の苦い経験だけを脱皮するのではなく、楽しかったことや素晴らしかった経験も含めて全てを脱皮する。

12才の時に起きた事にしろ、35才の時の出来事にしても、過去の出来事が何かと今日の自分のあり方を左右している。依存的のものとなっていたり、また同じ過去のパターンを気づかぬうちに私たちはくり返していたりする。重要なことは、自己を作りあげている神話的な基盤を取り除くことにある。その基盤とは、現代社会の神話ともいえる要素であり、本来自己に備わっている女性性や地球ガイアとの関係性、もともと我々に備わっている魔法的なクオリティ一を否定するものなのだ。



エハン しかし過去を脱皮することはそんなに簡単ではないでしょう。実際に過去の出来事から回復するために何年もセラピーに通っている人もいますね。私自身、山道を何日も歩く方が、心理学やセラピーなど受けるのと比べてもっと素晴らしいと今実感しています。それがなぜ、よりパワフルな方法なのかという点を知りたいのですが。

アルベルト メディスンマンは、四つの次元のリアリティをもってワークをする。ありのままに映る世界(リテラル)はさておき、①体細胞(ソマティック)レベル、そして②象徴的(シンポリック)なレベル、③神話的(ミシック)なレベル、さらには、④エネルギー(エッセンス)的なレベルにおける四つの次元のワークをする。我々現代社会に生きる者たちにとっては、すべての経験のプロセスはイントラ.サイキック(内心理的)なものである。つまり、マインドレベルのみで起きているのだが、シヤ一マニズムには、エクストラ•サイキックというマインド外のプロセスも含まれる。そして、エクストラ•サイキックのプロセスは無意識のうちに忍び寄り、働きかけるのである。



エハン その忍び寄るという意味を理解するための例をあげてください。

アルベルト 例えばサチャママ(へビ)の霊を呼ぶとすれば、実際にア一キ夕イプ的な光体の存在との神秘的な出会いがあり、多次元的な存在である蛇の霊は、さまざまな文化において特有のア一キ夕イプをもち、東洋ではそれは竜(ドラゴン)とし表現されることがある。

また、山の中でジャガーの霊を呼び寄せると、実際に自分のうしろについてきて、挑戦してくることさえある。これがメディスンマンのワークであり、彼らは自然界のアーキ夕イプ的な存在たちと会話をする能力をもっている。

エハン このようなエネルギーをシャーマンの知識なしに呼び寄せたら、どうなるのでしょうか?

アルベルト バックファイア一となって、きっと肉体か精神に支障を来すだろう。マチュピチュでいちばん危ない人は、少しの知識だけで訪問する人たちだ。それは、アメリカのどんな原住民のパワースポットでもいえることではあるが、たとえば、ホピ族が住むアメリカのキャニオンでの私のワークにおいて、ある一人の参加者が古い墓地で拾った頭蓋骨を手にもってハムレッ卜の劇をジョークでやり始めたのだ。その人は、とても健康な男だっただが、二か月後にリンパ腺の癌にかかった。我々が四年かけて彼を治したのだが、このようなパワースポッ卜でセレモニーを行なうときは、敬意を示すことと四方位を無視しないことが大切なのだ。

エハン これは、次元の扉を開くというようなことなのですか?

アルベルト 扉…そうだね。インカトレールをなにも深いことを知らずにただハイキングする人たちの中にも、なにか未知のエネルギーを感じる人たちも多いようだ。我々はそのようなエネルギーに関する知識を探求しているのだが、古代の知識の構造を理解することで、自己の変容を来らすことができる。そして、実際に数々の神秘に直面することになるのである。



エハン 南のヘビのワークのあとは、どこに向かうのですか?

アルベルト ルンクラカイの円形寺院へ行き、西のジャガーのワークを行なう。そこでは、暴力と怒りを超越するワークをする。これはさらに、恐怖そのものに打ち勝つワークであり、これはシャーマン世界のアーキタイプの一つであるである「ウォリア一」を意味している。しかしながら、我々が理想とするシャーマン的ウォリア一とは、今世でも来世でも「敵をもたない者」を意味する。ジャガーのワークは、死を超越した段階なのである。


ルンクラカイ

エハン なぜジャガーという動物なのか説明してください。

アルベル 事実クスコの街は、ジャガーの形を成しているが、ジャガーは熱帯雨林の根源のエネルギーを象徴する生き物であり、この3次元と他の次元を高くジャンプして行き来する動物なのだ。


クスコの街

エハン そうですね。ジャガーは次元をジャンプするというのがピッ夕リの動物ですね。納得できます。

アルベル ジャガーはひとつの世界から別の世界に優雅にジャンプすることができる。我々がすべきことは、いかに恐怖をもたずに未来の自分にジャンプすることなのだ。またジャガーは、虹に関連するパワーアニマルで、我々をその背中に乗せて、スピリッ卜の世界に連れて行ってくれることができる。

エハン 僕たちは一つの聖地で石を拾って、次の聖地に置いてくることを繰り返しているけれど、これにはどういう意味があるのですか?

アルベルト インカの伝統においては、これを「セケィーズ」(用水路という意味)と呼んでいるが、「シャーマン」とは、聖地を結ぶエネルギーの経路という意味がある。石を運んでいるうちに、我々のエネルギーが蓄積していく。そのエネルギーの経路によって、先ほど述べた四つの次元のリアリティのエネルギー(エッセンス)的なレベルまで浸透させることができる。したがって我々のワークがしっかりと守られることになる。

エハン 石を運ぶことによって我々が深いレベルのワークができるということと、インカトレールを歩く力を与えてくれるという意味ですか?

アルベル卜 その通りだ! 北のワークにおいては、パワーを超越することであるが、まずは、パワーがなければそれを超越することは不可能だ。ほんとうにパワーを自分のものにするためには、外界が自分に応えてくれるような世界を創造する必要がある。シャーマンにとって情報と知識は、まったく別のものである。たとえば、水がH2Oだというのは情報だけれど、雨を降らせることは知識なのだ。北のワークは、サヤクマルカ遺跡で行なう。そこで我々は「生」と、もっと異なる関係性に移行する。つまりそれは、「生」ともっとシンクロ的な関係性をもつことなのだ。すなわち、普通の時間の観念から脱出し、車輪のように回る「聖なる時間」に入ることを意味する。北のワークにおいては、たとえば、今日起きたイベン卜が、これから二か月後に起きる何かに従って起きているという理解に到達するためである。そのように未来から運命を呼び寄せることも北のワークによって可能となる。時間のポータル(入口)を通り抜けて、未来の自分(WHO YOU ARE BECOMING)を呼び出すことなんだ。


サヤクマルカ遺跡

エハン 我々の感知する時間の概念が、どんどん加速している今、北のワークがなおさら重要性に迫られていると思われるのですが、北のワークは、かなり重要ではないでしょうか。では、どんな動物が、北を象徴しているのですか?

アルベルト 「ハミングバード」だが、ナスカラインでも見られる「トンボ」も南米では北を示すパワーアニマルなのだ。これは変容への孵化(フカ)を意味し、北の教えには、3つのキーエレメントがある。

北の教えの三つのキ—エレメント

1)透明的な存在…人生を通して存在の大きな跡を残さないこと!
こうすることによって権力を超越することができる。

2)時間をマスターすること。つまり、意識的にシンクロ(共時性)の世界に入ることによって、自分のヴィジョンと意図を調節することができる。それに従えば、宇宙は自分の味方となり、積極的に協力してくれる。

3)秘密を厳守すること…自分に対してさえも秘密を守る。

エハン 3)はどういう意味なのですか?

アルベルト ああ、これをマスターするには、かなり時間がかかった。私も未だに完全にはできていないんだ!
時間の観念のわくを踏み出せば、未来に起きるイベントを予知することができ、運命を楽しみ、味わえるとでもいうような意味なのだが。知ることによって、自分自身の行動に甘えが出ないように、自分にさえも秘密にしておくとでも説明しておこうか。

エハン それは例えば、自分自身の人生をまるで本に書いてあるように把握していても、まだその本を書かなければいけないというような例に例えられますか?

アルベルト そうだ。北のワークは、我々の種としての集合的な記憶にアクセスし、さらには、古代の知識に直接自分でアクセスできることなのである。石はあなたに語りかけ、そしてアプ(山の聖なる守り神)もあなたに語りかけ、パチャママ(聖なる大地)も星々もあなたに語りかけてくる・・・といったようなことだ。

エハン プユパタマル力(雲の神殿)にて、東のワークをはじめると聞いていますが、この方位では何が象徴とされているのですか?


プユパタマル力

アルベルト コンドル。北米ではイーグル(鷲)だ。マヤの伝統では、ケツァルコア夕ル(羽のある蛇)。これらは皆、ヴイジョンを意味している。アンデスやホピのメディスンマンの中には、人類の未来の最高の可能性のヴィジョンを創造する者もいる。すなわち、そういった最高の可能性を、時間の扉を通して未来から呼び寄せることができる彼らは、実にミラクルワーカーだといえる。

エハン 我々のグループのような個人レベルのワークにおいては、インカ卜レールはどういう意味を持つのですか? 自分自身のヴィジョンを見出し、さらには、それを共通のヴィジョンとして見出すことなのですか?

アルベルト ヴィジョンとは、単なる種まきであって、その種を育てるかどうかが問題なのである。その種を育てるのなら、シャーマンの世界のアーキ夕イプのモチーフ(パワーアニマル)との関連性はどんどんと深まっていく。やがてヴィジョンによって自らが導かれるようになる。これはあなた自身が、新しい肉体を創造するというチャンスもあるという意味でもあり、その肉体の老化のプロセスは普通とは異なり、癒しのプロセスが起き、死のプロセスもまったく変わってくる。つまり、死は存在しなくなるかも知れない!

エハン インカと、この新しい肉体との関係は何であって、またメディスンホィ一ル(四方位)のワークにて生まれる未来の自分たちとイン力の関係はなになのでしょうか?

アルベルト インカとは「太陽の子」という意味である。自分自身の素質が太陽のように輝いていると気づく者たちだ。この旅にてメディスンホィ一ルに従って我々がまいた種は、究極的にインカ「太陽の子」になるためのものである。古代インカでは、我々人類という種は、もうすでに終末期に到達している。次に進化する種は、ホモルミナイ(光輝く人類)であり、それそのものがインカだと言えるのである。我々は現在、並みの理解を越える力に影響されている。その力によって我々は、内から外の世界の変容を起こす者たちとなり、世界の変容は自発的に起きるのである。

エハン 我々のグループにどんな変容が期待できますか?

アルベルト あんた方のユーモアのセンスがもっとましになるだろうよ(笑)。

  


Posted by 愛知 ソニア at 15:57シャーマニズム