プロフィール
愛知 ソニア
愛知 ソニア
1970年よりイタリアとイギリスに留学して芸術を専攻。
エハンと結婚後、日本で十五年間、生活しながら子育て、座禅、ヨガ、正食に励む。

後十二年間はカナダに移住し、夫と共に日本向けの精神世界情報誌、「トランスダイメンション・ヴィスタ」を発行してきた。海外ワークショップの企画や翻訳も手がけている。

以前から主に西洋の女神史に関心があり、「女神シリーズ」をヴィスタに記載する。未来学者バーバラ・M・ハバード女史をはじめとして、意識の進化をアシストする様々な女性たちにインタヴューを行ったことがある。

「パワーかフォースか」(三五館)「インディゴ・チルドレン」(ナチュラル・スピリット)、「水からの伝言Ⅱ」、「光の家族」など、数々の本を夫、エハン・デラヴィと共に翻訳する傍ら、講演活動や海外ワークショップを1993年ごろから行ってきた。カナダBC州ネルソン在を経て、2013年1月から日本に在住。



2分でわかる愛知ソニアのMAO
「ミラクルアカシックオラクル」




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イナンナから人類へメッセージ

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2017年03月31日

4月のエネルギー




あなたを取り巻く世界は、コンスタントスに変化し続けています。

その変化をどのようにとらえ、どのように対応し、
どのようにエンジョイしているか?

これがあなたのリアリティに特徴を与えています。
あなたはちょうどそのダンスを踊り始めたところです。

わかりますか?

あなたはトータルに自分の‘人生をエンジョイしている’ と言い切れるか、
どうかに、すべてがあります。

それによってあなた固有のセパレートリアリティを
毎日かたどりながらクリエートしているのです。

たった今、
春の女神さまから私たち全員に
なぞなぞがひとつ届けられました。
春の女神フローラさまからです。




『もしこのなぞなぞをあなたが答えられるのなら、
ここを通してあげましょう』 と。

『このなぞなぞにあなたが答えられるのなら、
あなたはふだんから、ものごとに対して、
宇宙的なのとらえ方をしているでしょう。
ほんとうに宇宙のことを知っていますか、
それに答えはかかっています』

と、彼女はいっています。

大地の自然と女神の叡智が結びつくと、
この二つが結ばれると、
また、大地の力強さと、
他にも四つのエレメントが交われば、
奇跡が起きる…ということを、
女神たちは私たちに告げています。

このダイナミックスによって、
春の女神は大地に花を咲かせることができるのです。

それによって人間は、
人生を歩む勇気を与えられます。

ときには、なぞなぞも、
人生をかけたギャンブルもあります。
今は様々な新しい経験やチャレンジなんかで、
感情的にも、
ローラーコースターに乗っているように
アップもダウンも含めて激しいかもしれません。
しかし、それが人生です。

ポジティブもネガティブ感情も受け入れてみると、
たしかに楽になります。

この段階で辿り着いてもまだ、
「………ねばならない」というような、
とらわれがあるのなら、
せっかく今の重力の少ないすばらしいタイムラインに移行しても、
毎日がつらいかもしれません。

あなたが抱えているとらわれがどんなものであれ、
そういったことを取り除くためのワークを、
自からが選択して引き寄せます。

同じ経験を何度も繰り返したり、
はっきりしてなくて、明確でないままでも、
あなたは前進すると決めたので、
変化が生じていると同時に、
状況が定まったとおもいきや、
またもや変化を目前に迫るというような変化に富んだ
現状が続いているのではないでしょうか?

将来について考え込んだり、
変化の渦のど真ん中にいると感じているのであれば、
くらくらとめまいしそうになってはいませんか?

これから歩む道についてまだ真剣に迷っていらっしゃる
かもしれませんね。

3月28日の新月のパワーから今少し遠ざかったところで、
これからの一か月ほどエネルギーがどのようなものであるか、
これからチューニングすることにします。

春の女神さまが先ほどおっしゃったとおりです。

28日の新月の日に私はカナダにやってきてます。
そして今やっと今落ち着いたところです。

この旅は私にとって最初から冒険に満ちた旅です。
変化の流れと共に進んでいくと、
どうにかなるものだと最初からつくづく感じています。

流れに身を任せる「信頼するこころ」が大事です。

どこまで自分は自然を信頼して、
その流れの方向を自然から教えてもらって、
前進して、どこかに辿り着く、
すなわち完了へと一歩近づく旅は、
険しくて当たり前です。

私たちは自らの魂の炎を、
底から深くかき混ぜています。

その炎がダンスするのを眺めてください。

あなたにはどんなダンスとしてそれは映っていますか?

その炎のダンスを見つめられること自体がミラクルなのです。

その炎のダンスを感じられますか?

それがもう一つリアルなリアリティトしてあります。
あなたは二つのリアリティの住民なのです。

もう一つのリアリティいながら
目の前でその炎のダンスを観ることができます。

それがどんなダンスであろうと、
すべてが平等に美しいダンスであり、
どういう風に踊ろうと関係ないんです。

ただし、あなたが、
その輝く炎のダンスを自分の魂とみなすことができ、
観察することができれば、
あなたには私を見ることもできます。
私は春の女神フローラです。

あなたが魅力的な人に出逢いたいと願えば、
それも叶うエネルギーがそこまで来ています。

外に足を運んで、積極的に多くの人たちと出会うことを心がけると、
思いもよらなかったチャンスやミラクルが舞い込んでくるでしょう。

4月は、積極的に、友好的に過ごしてください。

お誘いを受ければ、気持ちよく受け入れて、
ちょっとした冒険であっても挑戦してみてください。
するとあなたの魂は喜ぶでしょう。

なにか新しいことにも、
あなたのパッションはこれから向いていくでしょう。

楽しいことやイベントなんかに進んで参加してみてください。
思わぬ喜びがきっと待ち受けているでしょう。

人気者を引き寄せやすいエネルギーが満ちていますので、
おもしろいことが起きそうです!

それにしても、引き寄せた人がどんな人であれ、
その人のベストだけ見るようにしていてください。
それがあなたの周囲に、
ステキな人たちをどんどん引き寄せることになるからです。

人間関係においても、
4月のエネルギーとして注意しておくべき点は、
中立を保つこと任あります。

あなたはどちらの立場もとることなく、
中立である自分にフォーカスしてください。

物事のアプローチの方法としては、
たった一つだけではなく、
同時にいくつもあるということを、
どうか気づいてください。

ふたつ対立する立場がひとつとなり、
そこからなにか新しいものが生まれるでしょう。

パーツ同士が合体すると、
一つの大きなパワーとなります。

答えは沈黙の中にあります。

そして、はっきりとクリアになってきます。

「ただ自分の直観に従えばいい」ということが、
シンプルな答えとして返ってくるでしょう。

春分が過ぎて、これから復活祭となります。
今誕生したばかりの
自分の新しいアイデンティティは、
どんな感じになってきてますか?

あなた自身のことを
新しい気持ちで見つめてください。
新しい理解が生まれる時期となっています。

それによって新しい方向性が生まれ、
それぞれがいっそう進化しています。

「ユニティ」統合する時代となりました。
私たちは統一感のある集合体として
みんなの意識で参加するリアリティを、
みんなで創造しているます。

個々がそれぞれユニークな形で、
それに参加しているのですが、
ひとつとなる交差点は、常に平和と愛のエネルギーで満ちています。
その中で、私たちそれぞれ独自のリズムが生まれ、
独自のコスミックダンスが繰り広げられているのです。

春分~スタートした宇宙の新しいリズムに合わせて、
新しいダンスに、
私たちは皆今馴染もうとしているところです。

新しい領域にパイオニアとして踏み込んだところです。

ちょうど私が先日経験したような、
チャレンジがあるのは当然です。
それが、
これから歩もうとしている新しい道へ続く
イニシエーションだからです。

それにしても、
過去の経験を活かして、
前よりも進化した方法で、
意外と簡単にハードルを乗り切ることができるのです。
自分のパワーを信じてください。

チャレンジによって揺すぶられながら、
私たちは自分にこびりついている古いパターンを
落としていきます。

ほっと一息ついて、
心と体のバランスを取り戻してください。

そしてようやく訪れた春を満喫してください!

十分に心と体を休めておく必要があります。
忙しくても、しっかり睡眠をとってください!
夢の世界も満喫してください!

大地とつながって、
グラウンディングしてください!
次なる冒険のために十分にエネルギーを補給しておいてください!



ワークショップのお知らせです

第2回 MAO ミラクルアカシックオラクル
開催日程:
2017年9月2日(土)3日(日)9日(土)10日(日)
※9月2日(土)は、リモート・ビューイングセミナー



  


Posted by 愛知 ソニア at 14:08パーソナル・メッセージ

2017年03月20日

春分の日のエネルギー

春分の日おめでとうございます!

エネルギーの新たなシフトが訪れています。
最近軽やかな感覚ありますか?

「今までの悩みや複雑さや重い思考は、
なんだったんだろう?」って思ってませんか?

きっと、ぱかっとフタが開いたような、
重力域を抜けたような、
爽やかな感覚ではないでしょうか?

私たちは今までの低い次元の束縛から解放されて、
新しいタイムラインに移行したから当然なのです。
この新しいタイムラインを存分に味わってください。

今まで感じたことがなかった感覚を味わえたり、
今まで知らなかったエキサイティングな経験が待ってます。
前のタイムラインに戻ろうとしないでください。

以前と同じ重い思考や悩み、葛藤がそうさせます。
それは流れに逆らうことです。

太陽から届く光の質もどんどん変化しつつあります。

低い次元の現実がエネルギー的に切れて、
私たちの意識がシフトするのを手伝ってくれてます。
ガイアはすでに平和で自由な現実に移行しました。

私たちも新しいテンプレートに慣れるように心がけると、
どんどんパワフルになっていくでしょう。

気分が滅入るようなニュースや世の中の混乱など、
ネガティブエネルギーは、
以前のタイムラインに戻させようとさせるので、
その微妙な影響力に注意してください。

春分を境にこのようなすばらしいエネルギーが訪れていて、
4月3日から7日頃にかけて再びクレシェンドに入ります。


  


Posted by 愛知 ソニア at 08:31パーソナル・メッセージ

2017年03月11日

3月12日の満月のエネルギー

あれから6年という月日が流れました。
東日本大震災で亡くなられた魂たちへのご冥福と、
被害をこうむられた方々に心からお見舞い申し上げます。



今年もはや3月となり、
明日12日は満月を迎えます。
アメリカのネイティブたちは、
冬の終わりを告げる3月の満月に、
Worm Moon(ミミズ月)という名前をつけました。
雪がとけた地面に再びミミズが這った跡が
みられることにちなんだ名です。
また、この3月の満月は、
Sap Moon(樹液月)とも呼ばれ、
メープルシロップとなる樹液をカエデから採集する時期で、
「サップムーン」として知られています。

さて、明日の満月のエネルギーを、
昨日、今日あたりから明らかに感じられます。
「3月のエネルギー」では、
『3月12日の満月は、
過去から引きずってきたネガティブ感情パターンや、
「ねばならない」と思い込んできた複雑な重荷を
リリースするように心がけてください。』
と、このようにお伝えしていますが、
この満月のバイブレーションにフォーカスして、
もう少し詳しく説明することにします。

いよいよ、あともう一歩というところで、
あることが完成/到達しようとしています。
ただ今は見えないだけです。

これは人生全体を通して、
あることに対する理解に到達する、
あるいは、天命に出会えるとか、
今までの迷いから抜け出て前方がはっきりするとか、
ようやく真のパートナーに出会える、
過去の癒しが起きて自信が生まれる、
といったような、人生における大きなことです。

そのプロセスを促進させるかのようなミラクルを、
この満月は運んできてくれるかもしれません。
ミラクルは予想外に起きるので、
どんなミラクルが起きるのか、
できるだけ想像したり考えたりせずに、
楽しみに待ってましょう。

そうであっても、
そのミラクルを受け取る受け皿を
準備しておくことができます。

関係性における今までのネガティブパターンを開放し、
関係性をはっきり、すっきりさせることや、
最近、予想外のことが舞い込んできたために、
生活リズムがくるってしまっていたら、
もう一度生活のペースをもとに戻すことや、
デトックスしたり、ダイエットで、
体のリズムを整えることなどです。

また、今まで頭の中で描いていた将来への夢を、
現実かつ実用的な方法で、
実際にスタートしてみてもよいタイミングです。
結果にこだわらずに、あれこれと試してみてください。

心の中、関係性、頭の中も含めて、
何事もクリア―になることに意識すると、
3月の満月はきっとミラクルを届けてくれるでしょう!
  


Posted by 愛知 ソニア at 18:26パーソナル・メッセージ

2017年03月11日

デルフィの巫女 ピュティア




 ギリシャの首都アテネから北西178キロに位置するコリント湾の北にアポロンの神託で知られるデルフィがあります。アポロンは、主神ゼウスの息子であり、女神アルテミスとは双子の片割れで、オリュンポス十二神の一人です。デルフィの地は、古代ギリシャ時代をさらに遡った古くからピュートと呼ばれ、そこには大地の女神ガイアの代理、あるいはガイア自身とも考えられている大蛇ピュートンが住み着いていました。

 アポロンはデルフィの洞窟に逃げ込んだ大蛇ピュートン退治し、そこに神殿を建てました。そしてその神殿を神託所として巫女たちを置き、神のお告げを下ろす巫女たちを「ピュティア」と呼んだ、と神話は語っています。アポロンの神のお告げが聞けるデルフィは、ギリシャ最古の神託所であり、古代ギリシャ世界ではもっとも重要な聖地とされていました。

 デルフィの神託は神殿の中心部にあるアディトンと呼ばれる立ち入り禁止区域で行われました。そこでピュティアと呼ばれる巫女が三脚椅子に座り、岩の裂け目から立ち昇るガスによって誘発されてトランス状態を引き起こし、神がかりになり、アポロンのお告げを伝えたといわれています。

  「トランス状態になって予言する」……これは私たち誰もが知っているノストラダムスも同じでした。彼はナツメグ(スパイス)を大量に摂取して、水の入った器にインクを垂らして、それを見つめて毎回予言したといわれています。確かにナツメグにはそのような幻覚を引き起こす作用があるそうです。しかし、とても恐ろしい幻覚を見るといわれている故、道理でノストラダムスの予言はどれも暗いものばかりなのですね。

 さて、ピュティアと呼ばれた巫女の描写には、いつも月桂樹の葉が描かれています。月桂樹の葉にも大量に摂取すると幻覚を引き起こす成分が含まれているのでしょうか? それがピュティアに変性意識を引き起こさせ、予言をさせたのでしょうか? それとも近くのカステリア川の水に何かが混じっていたからでしょうか? 当時地下の洞窟から立ち上がっていたとされている蒸気に何かが含まれていたのでしょうか?

 2001年に、コネチカット州立大学の地質学者が率いる学者研究チームが、古代寺院の地質学とその近くの湧水を調べたところ、幻覚性のあるエチレンが少し含まれていることを発見しました 。 したがって、チームはエチレン中毒が原因であると主張しています。これがピュティアのトランス状態の新しい研究説ですが、いたって微量なため未解決のままで謎に包まれています。

 ピュティアが語る支離滅裂なお告げは、男性司祭たちによって謎めいた予言に再形成された、と言い伝えられています。しかしこの通説に対し、古典に登場するピュティアは理知的に話し、彼女自身の声で予言を告げた、という反論もあります。



 紀元前5、6世紀になると、遠征隊の将軍たちがイタリアやスペイン、アフリカに向かう前に戦略について神託を受けにやって来たり、平民たちも健康や投資に関することなど、さまざまな事をピュティアに尋ねたということです。

 古代ギリシャの作家アイスキュロスの書いた「オレスティア」という悲劇に、デルフィのピュティアの予言が登場します。主人公のオレステスが父を殺した母親に復讐すべきかどうかと神託に問うと「仇を討て」とお告げが下りました。

 紀元前5世紀にソポクレスが書いた有名な「オイディプス王」という悲劇では、「お前は父を殺し,母と結婚するであろう」という恐ろしいお告げを、オイディプスはデルフィのピュティアから受けて、そうなるまいと必死の努力をしましたが、結果としてやはり運命には逆らえませんでした。この物語は1967年に「アポロンの地獄」というタイトルの映画になりました。

 史実において有名なデルフィの神託には、紀元前480年にアテネの市民たちに「都市を放棄し、木の壁によって防衛せよ」という予言を与えます。アテネの政治家であり、軍人だったテミストクレスは、その予言を「木の壁」が船を指すと解釈し、三段櫂船を投入して、サラミスの海戦でペルシャ遠征軍を打ち破ります。

 また、ソクラテスを尊敬していた彼の友人カイレポンはデルフィに出向き、「ソクラテスより賢い人間がいるか」とピュティアに問います。すると、「ソクラテスより賢い人間はいない」という神託を得ます。この神託に疑問を持ったソクラテスは、当時知者とされた人々を訪ねて回わりました。その結果、「知っていると思っている」人ばかりがいることを見出し、真の知者はいないが「知らないと思っている」(無知の知)という点でわずかに自分が彼らより賢いと思うに至ったと、プラトンの『ソクラテスの弁明』などの古代文献は伝えています。

 アレキサンダー大王も、計画中のペルシャ遠征について助言を得るために紀元前335年にデルフィを訪れます。しかし、ピュティアは王をじらして、神託は神々によって決められた時にだけ告げられると伝えます。待たされることに激怒した王は、乱暴にピュティアの髪をつかみ、神殿へ引きずり込みます。彼女は、「私を放せ、こせがれ!まったくおまえにはかなわない」と叫ぶしかありませんでした。するとアレキサンダー大王は、「よし、俺は答えを得た」と言ってピュティアを解放します。神が王を息子と呼び、誰も王にはかなわないと解釈したのです。

 古代ギリシャ世界においては、それまでの女神を崇拝する母権制文化から男神を崇拝する家父長 (男権) 制 社会が誕生しました。そんな中で女性を軽んじる傾向が強かったのですが、それにしては珍しくピュティアは女性だったのです。また、大部分のギリシャの神官や巫女は高貴な家柄の者が代々受け継ぐ仕事でしたが、ピュティアはそうではありませんでした。ピュティアはデルフィ出身者でなければならないという決まりがありましたが、年齢や財産、教養の有無は関係なく字が読めなくてもかまわなかったのです。ピュティアに選ばれた女性は、神殿で永遠の聖火を守る巫女たちに支えられて、神託としての長く厳しい訓練を受けなければなりませんでした。

 アポロンの神殿入口には、神託を聞きに来た者に対する3つの格言が刻まれていたとされています。神がかりになったデルフィの巫女シビュッラによる、謎めいた詩文の託宣です。シビュッラは、ピュティアが誕生する以前の巫女で、当時デルフィは女神ガイアに捧げる古代神殿が存在していました。よってシビュッラのお告げは、アポロンではなく、女神ガイアを彼女はチャネリングしていたことになります。




巫女シビュッラの格言


第一の格言「おまえ自身を知れ」

これは、自己の内面の葛藤を通して外的世界の問題解決をはかることを助言しています。

第二の格言「限度を越えるな」

これは、自分の行為に節度を持ち、求めすぎるなと助言しています。

第三の格言「誓約と破滅は紙一重」

これは、己を知って無理な誓い事をするなと助言しています。 

 この三つの格言は、今日の私たちにとってもよいアドバイスだと思うのです。まず問題と思っていることを自己の内面をよく観察しながら解決しようと努めることが肝要だということです。さらには、なにがなんでも自分の願い通りにさせたいと考えたり、いたって利己的で無理な願い事は自己破滅に導かれるので節度をわきまえて注意せよ、ということです。

 このギリシャの古代からの聖地デルフィは、今日でも世界中から多くの人々が魅了され、一度は訪ねててみたいと思うパワースポットです。デルフィに関することでもうひとつ、私にとって興味深いことがあります。それは、プレアデス星人の意識体をチャネリングすることで国際的に知られるバーバラ・マーシニアックさんは、1988年にデルフィの神殿遺跡を訪れたときからプレアデスのチャネリングが始まったと述べておられます。

 私自身もバーバラさんと親交を深めていた90年代を機に、彼女とプレアデスの同じ意識体グループをチャネリングするようになりました。さらには、彼女の著書「プレアデス光の家族」(太陽出版)を翻訳させていただく機会にも恵まれ、プレアデスの存在たちとのコンタクトがいっそう深まりました。

 私は1995年に「内なる女神を呼び起こす」というテーマのワークショップを企画し、参加者の皆さんと一緒にギリシャのクノッソスの神殿跡やイタリアの古代ギリシャ神殿跡を訪ねましたが、残念ながらそのときデルフィには足を運びませんでした。しかしやっと先日、念願のデルフィを訪ねる機会が巡ってきました。

デルフィの神殿遺跡は、やはりすごいでした! 

 とくにデルフィの中心部に位置するアディトンとかつて呼ばれた神託所があった場所は、ゼロ磁場のようなエネルギーを放っていて、私の両足が10センチほど浮いたような感覚がしました。面白いことにデルフィの遺跡を離れてもそれが数日間続きました。

 デルフィでは、儀式を行う予定をしていましたが、残念ながら許可してもらえませんでした。パワースポットとされている世界中の遺跡では、今日あらゆる儀式が禁止されているため、看守たちが目を光らせている状態にあります。私は以前グアテマラのティカールという古代マヤのピラミッド遺跡でも、儀式をしている最中に看守によって中断させられたことがあります。遺跡を破損するような行為とはまったく関係なくても、なぜかあらゆる儀式的なことは禁止されているのです。儀式用のドレスに着替えただけでも、だめなようです。おそらくきっと、その場のエネルギーポータルを儀式によって再開することを、誰かトップの人は知っているような気がします。看守たちは何も理由を知らずにただ阻止するように命令されているのではないでしょうか。




アポロンが二羽の鷲を放して飛ばすと、ちょうどデルフィで2羽が交差したので、デルフィを世界のへそと定め、オンパロスの石を置いた。


神託所があったあたり
















  


Posted by 愛知 ソニア at 00:26

2017年03月05日

3月のエネルギー



きのうギリシャの旅から戻ってきました。
「3月のエネルギー」を投稿するのが少し遅れてしまいましたが、
じっくりとチューニングした内容をお伝えすることにします。

~~◦~~~~◦~~~~◦~~~~◦~~~~◦~~

3月は、激しい流れにあった2月と比べると、
比較的穏やかな流れとなっています。
新しいことにチャレンジしたいという気持ちを抑えて、
じっくりと今までのあり方を吟味するために
自分と向き合う時間をとることが大事な時期です。

さまざまな事に無関心になったり、
今までの意気込みが消えて、どうでもいいと感じたり、
むしろ、ゆっくりリラックスしたい気分になりがちです。
そんな気分のときは、ぜひ深く内面を見つめてください。

大自然の中で美を満喫したり、
宇宙のワンネスをじっくり感じながら原点に戻りたいという
スピリチュアルな要求もいっそう募ってくるでしょう。
あるいは、無性に眠くなったり、
夢の中にいるような感覚に襲われるかもしれません。

そのような傾向とは相反するエネルギーもあります。
最近、新しくやり始めたことに対してや、
今までの生活のあり方に対して、
このまま突き進んでよいものか、
別の道を歩むべきなのか、
根本的な深い疑問や迷いが切迫感として
しばしば感じられるかもしれません。

このような相反するポラリティの感情が、
4月中旬頃まではエスカレートしていくでしょう。
コロコロと正反対のエネルギーに変わるので、
気が変わりやすかったり、
自分の目的がわからなくなったりする
かもしれません。

なにもかも忘れてしまいたい気分になり、
物事に集中できなかったりするときは、
ただリラックスするように心がけてください。

そのような無重力ゾーンと現実的な緊迫感とが、
交互に入れ替わり訪れるでしょう。
これは今の宇宙的なエネルギーの流れですので、
抵抗せずにうまくその流れに慣れて利用してください。

緊迫感がやってくるときは、
関係性やお金に関すること、
あるいは、
自分の中の女性性と男性性のバランス
関わることかもしれません。

3月は、自分自身の男性性と女性性に関することも含めて、
あらゆる関係性に対する理解を深め、
バランスをとるエネルギーに包まれるため、
内面をよく見つめることが大切です。

旅の途中で、もう一度スーツケースの中身を
整理し直すのと同じように、
3月は不必要な過去を手放すタイミングです。

長い間、怒りや悲しみの原因となっている関係性は、
この際に手放す覚悟を決めてください。
3月は迷いから抜け出て、
心を決めて行動を起こしたり、
過去を断ち切る勇気をもつことを
応援してくれるエネルギーがあります。

パートナシップにおいて、
お互いに同等な立場にあるか、
あるいは、同じ価値観を持っているのか、
そういったことを明確にさせるために
話し合うのにも最適なエネルギーです。

3月12日の満月は、
過去から引きずってきたネガティブ感情パターンや、
「ねばならない」と思い込んできた複雑な重荷を
リリースするように心がけてください。

感情的な浄化は、
肉体の浄化によってもかなり促されます。
人生の最高目的地に向かう旅において、
ここらあたりですっきりさせましょう。
無意識層といった深い部分も含めて、
怒りや悲しみはもう必要ないので、
重荷はスーツケースから取り出してしまいましょう。

3月は、もうひとつ、
過去の友人や知り合いに再び出会ったり、
夢の中で再会することがあるかもしれません。
それは、そういった人たちとの縁を復活させるという
意味ではなく、自分の中のなにかをプロセスするために
意味があるとだけ理解してください。

あるいは、
今まで避け続けてきた誰かから
電話がかかるというようなことかもしれませんが、
その場合も無視せずに応対してみてください。
ラッキーな情報が得られるかもしれません。
今月はそういうことも含めて、
「情報」がキーワードとなっています。

3月20日の春分が訪れるあたりは、
自分の中の女性性と男性性のバランスも
チェックしてみてください。
勇気、自信、自尊心といった男性性の部分と、
協調性、柔軟性、感性といった女性性の部分との
バランスが取れているかを確認してください。
また、自分のことをいつも後回しにして、
奉仕しすぎたり、気前が良すぎたりしてませんか?

バランスのある穏やかで幸せな月を迎えるには、

1)直感・インスピレーションを行動に移すこと。
 逆にすぐに行動に移しがちな人は、先にちょっと考えてみること。

2)感情的にならずに関係性を再評価すること。

3)他と健全な境界線を保つこと。

4)自分の価値を認識すること。


あらゆるバランスを考えて調整し直してください。

2月26日の新月と日食の日から、
いよいよエネルギー的に正式に、
2000年続いた「うお座の時代」から
「みずがめ座」の時代がスタートしました。
明けましておめでとうございます!
2017年という年も、
これまたすべてが新しく始まる年にあたりますので、
3月は、これからの方向性が決まる
羅針盤の針を定める大切な月ですので、
まずはあなた自身がその針となって、
正しい方向に先を向けて大いに繁栄してください!
  


Posted by 愛知 ソニア at 19:11