プロフィール
愛知 ソニア
愛知 ソニア
1970年よりイタリアとイギリスに留学して芸術を専攻。
エハンと結婚後、日本で十五年間、生活しながら子育て、座禅、ヨガ、正食に励む。

後十二年間はカナダに移住し、夫と共に日本向けの精神世界情報誌、「トランスダイメンション・ヴィスタ」を発行してきた。海外ワークショップの企画や翻訳も手がけている。

以前から主に西洋の女神史に関心があり、「女神シリーズ」をヴィスタに記載する。未来学者バーバラ・M・ハバード女史をはじめとして、意識の進化をアシストする様々な女性たちにインタヴューを行ったことがある。

「パワーかフォースか」(三五館)「インディゴ・チルドレン」(ナチュラル・スピリット)、「水からの伝言Ⅱ」、「光の家族」など、数々の本を夫、エハン・デラヴィと共に翻訳する傍ら、講演活動や海外ワークショップを1993年ごろから行ってきた。カナダBC州ネルソン在を経て、2013年1月から日本に在住。



2分でわかる愛知ソニアのMAO
「ミラクルアカシックオラクル」




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イナンナから人類へメッセージ

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2014年11月28日

インターステラ―

クリストファー・ノーラン監督の最新作
マシュー・マコノヒー主演

昨夜見てきました。最高でした。お勧めです!
「グラヴィティ」ずっと見ごたえありました。
五次元から見た三次元など面白いでした。
「イベント・ホライズン」についてもかなり詳しいダイアログありました。
なんか、ナシーム・ハラメインさんの説と重なる内容もあったので、
彼が制作に関わったのかもしれないと思いました。

『インターステラー』は"惑星間移動"を意味する言葉で、地球環境の変化と食糧飢饉で人類の滅亡が近づく中、移住可能な惑星を探しに宇宙へ旅立つ壮大な冒険と、運命を担うことになった男と娘の感動的な絆のドラマが描かれているという。秘密主義で知られるノーランらしく今回も内容の多くはまだ謎に包まれているが、公開を前に、人類が太陽系を離れてほかの惑星へ移住するというストーリーに、現代の科学がどの程度近づいているか、宇宙ライターの目線で検証する。

移住できる新惑星はいずれ見つかる? 研究進む系外惑星

太陽は、自ら輝いている星、つまり恒星。私たち人類が住む地球から一番近い恒星が太陽である。そして、太陽以外の恒星の周囲を回っている惑星を、系外惑星と呼ぶ。『インターステラー』では、系外惑星の探査が描かれているようだ。太陽系に惑星があるのならば、ほかの恒星にも地球のような惑星があると考えられる。系外惑星が存在するという予想は古くからあり、観測も長い間行われてきた。惑星は恒星に比べて小さく、また、自ら輝かない。そのため、系外惑星を地球から直接観測するのは非常に難しいのだ。

恒星が惑星を持つ証拠を得るために、さまざまな方法が考案されてきたが、多くの系外惑星を発見することは難しかった。しかしその後、恒星の前を惑星が通り過ぎる時に生じる明るさの周期的な変化をとらえる観測手法が確立された。2009年3月に打ち上げられたアメリカのケプラー宇宙望遠鏡は、この手法で系外惑星の候補を見つける専門の衛星である。その観測の成果はめざましく、4000個以上もの系外惑星候補をリストアップ。それらの惑星候補を検証し、現在までに3000個以上の系外惑星が見つかっている。

地球に似た系外惑星としてよく知られているのが、地球から18光年離れた「グリーゼ581g」。質量は地球の3倍程度と近い上、恒星から適度な距離にあり、生命に不可欠な水が液体で存在できる温度の範囲に入っている。観測された中では、生命が存在する可能性が最も高い系外惑星とされたが、その後の観測でグリーゼ581gは実際には存在しないとする意見も出ており、現在も議論が続いている。

系外惑星についてさらに多くの知見を得るべく、日本も参加するTMT(30メートル望遠鏡)が2022年の観測開始を目指し、ハワイのマウナケア山の山頂に建設中である。ほかにも、ハッブル宇宙望遠鏡の後継であるジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡、チリに建設予定のGMT(巨大マゼラン望遠鏡)といった計画も進行中で、これらは系外惑星の直接観測、とりわけ大気の存在やその組成について、そして、生命の生存に適した領域に存在するか、これまで以上に詳しく知る手助けになるだろう。人間が住める系外惑星の発見が、近い将来実現するかもしれない。(マイナビニュースより)http://news.mynavi.jp/articles/2014/11/10/interstellar/






  


Posted by 愛知 ソニア at 10:37映画紹介

2014年11月27日

12月のエネルギー

2014年もいよいよ残すはあとわずかとなりました。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

12月前半は、
どうしてもバタバタするエネルギーに巻き込まれやすくなります。
“headless chicken” という表現が英語にあります。
意味は、「パニックになっている人;
自分が何をしているかわからないほど急いで物事をしているさま」とあります。
まさにそんなふうになりやすい時期なので、
心しておきましょう。
「どうしても・・・ねばならない」というコントロールに
私たちの体の細胞は素直に抵抗するので、
風邪をひいたり、必要以上に疲れやすくなります。
心が喜ぶ楽しいこととリフレッシュできる時間を大切にしてください。

11月後半から12月前半にかけて、
過去の自分がなんとなく懐かしくなります。
以前やっていたことをまた新たに始めるのもよい時期です。

来年はパートナーを求めている人には、
すばらしい出会いが訪れるチャンスの年となるでしょう。
すでによきパートナーに恵まれている人は、
お互いの関係性がさらに改善するように、
なにか新しいエレメントが必要となります。

私たちは、2013年~2014年にかけて、
新しい自分に魅かれて、
いろんな意味で方向性が変化しました。
2015年は、その新しい自己のアイデンティティに、
さらに細かい調整と磨きをかける時期となるでしょう。

  


Posted by 愛知 ソニア at 19:26パーソナル・メッセージ

2014年11月17日

「ネフィリウム」 という大型人間の骨が各国で発見されている

「地球の歴史は書き換えられた」これは納得
「サイクロップ」といわれるような巨人が存在した・・・これも世界の古代遺跡を訪ねて、人間サイズではない巨大なゲートなどから想像可能。
しかし、巨人はせいぜい3メートルくらいと思っていたけれど、
もっともっと大きい巨人。ガリバーサイズの巨人の骨はかなり信じがたいけれど、この映像を見ると、世界のあちこちで発掘されている・・・頭がパニック!

  


Posted by 愛知 ソニア at 10:42ワールドニュース

2014年11月17日

光の家族へのウェイクアップコール

夜明けをもたらすもの達ないし光の家族の一員はチームで働きます。
一人でシステムへ入って行く事はありません。
お互いが必要なのです。
なぜなら一人では周波数を保持出来ないからです。
チームで行く事により計画を成功裡におさめる確立を高めるのです。
あなた達は光線のようなものです。
とても知的なセントラル・サンからの光の螺旋なのです。

あなた達はセントラル・サンの中にいる偉大な知性を備えた存在によりガイドされています。光の家族のメンバー達ははるかに人間以上の存在です。特徴としては、あなたは多次元領域においてはとてつもない達成者なのです。

光の家族の一員として多次元領域における地位を設けるとすれば、もし自身のアイデンティティにおいて全ての記憶があったなら名刺にはこう書かれるでしょう:
光の家族の反逆的メンバーシステムバスター
自由意志領域の宇宙における意識システムの変換が可能 と

あなた達にはまるで人間を相手にしているのではないように話しかけています。何故なら私達にとってはあなた達は人間とは違うからです。私達から見ればあなた達は光の家族の一員なのです。

あなた達の多次元での分身を知っています。
人間の扱い方についてあなたに話しかけています。
というのも、人間と融合するのがあなたの役割だからです。
彼らと融合し、内側にある生命のスパークに目覚めさせなさい。
全てが破壊される事がないように。
それにより地球に新たな種を芽生えさせる事が出来ます。
活動の新たな領域において。

あなた達への感謝で最後の言葉とします。
あなたのアイデンティティの一部である光の根元を認識しているあなた達全てへ

そしてそれはあなたを静かなる囁き声へと誘います。
それはあなた自身であるコードへと通じる黄金の螺旋に反響します。
あなた達を崇めます。あなた達に気づいています。
あなた達を支援するためにここにいます。
光の家族として私達は皆ここにいるのです。
目的は進化の選択と進化する自由をこの星に戻すためです。

光の家族よ
目覚めなさい!

  


Posted by 愛知 ソニア at 00:02プレアデス・メッセージ

2014年11月13日

お金が目的でなかったら、キミは何がしたいのか?

先日友人の21才の息子さんが訪ねてきてくれました。彼が目指していることが、親の考えとはちがっていて、親の言うことを聞かないので、会ってくれと頼まれたからです。10年ぶりに会うと、その子が考えているほうが、親よりもまとも。「大学を辞めてよかったね!」と勇気づけてあげました。

というようなことで、私も自分がちょうどあれくらいの年だったころのことを思い出しました。私がイギリスで暮らしていた若き頃に禅に関心を持ったのは、アラン・ワッツがきっかけでした。

アラン・ワッツは、イギリス・ケント州出身の思想家、哲学者、作家、牧師。アメリカで牧師として務めを行った後、アジア研究院アメリカン・アカデミーのスタッフとなる(後に理事長となる)。広範な知識と深い洞察を持つ人物であり、60年代のカウンター・カルチャーのカリスマ的リーダーの一人。主な著書に「心理療法東と西 道の遊び」「タブの書」などがある。

アラン・ワッツの名言;

♦ いずれかの宗教に頑迷に固執する態度は、

知性の自殺行為であるだけでなく、

徹底した不信心ですらある。

なぜなら、それは新しい世界観に

心を閉ざすことになるからだ。

♦ 詰まるところ、信仰とは、

開かれた心のことであり、

未知のものを信頼することである。

  


Posted by 愛知 ソニア at 11:06ダイアリー

2014年11月11日

米上空に巨大な流れ星?

明るさ満月の5倍



(CNN) 米テキサス州で8日午後8時45分ごろ、巨大な流れ星を見たという報告が相次いだ。米航空宇宙局(NASA)によると、直径1.2メートル以上の隕石(いんせき)が落下したとみられる。



NASAの流星体観測部門を率いるビル・クック氏が9日の会見で語ったところによれば、これは金星と同程度かそれ以上に明るい流星を指す「火球」だったとみられる。

明るさは800キロ以上離れたニューメキシコ州の山中にあるNASAのカメラにも記録されたほどで、満月の約5倍。隕石の重さは約1.8キロに上ったと推定される。現在観測されているおうし座流星群の一部だった可能性があるという。

米隕石協会には同州各地から200件以上の目撃情報が寄せられ、ソーシャルメディアでも話題を呼んだ。少なくとも2人の住民がカメラに収め、このうち車載カメラがとらえた映像がユーチューブに投稿された。



  


Posted by 愛知 ソニア at 10:21ワールドニュース

2014年11月10日

ナシーム・ハラメイン その3

太古の人々が所有していた超テクノロジー”黒い太陽”



「ブラックホールのことをいっているのですか!?」と、私は当然彼にたずねました。すると彼は、“yes!”と答えんばかりにうなずいたのです。
しかし、また彼は真面目な顔に戻ると、「そのようなテクノロジーは今まで地球になかったわけではない」といったのです。私はすぐさま彼に説明を求めると、こう語ってくれました。

「古代の歴史を辿ると、太陽の神々について多くが示されています。マヤ文明やエジプト文明にしても、また古代の日本にしても、それはまったく変わりません。それぞれの伝説の中で、中心テーマとなっているもの自体がいちばん大事です。すなわち伝説や神話はこう発展します。

忘れ去られた遠い大昔に、つまり、石器時代が大洪水によってリセットされる前のことです。とてもパワフルな存在たちが、地球の私たちを訪問していました。彼らのテクノロジーは、かなり高度に進んでいて、彼らは“黒い太陽”とよばれるとんでもない道具を所有していたのです。それを使うことによって、とても重い大きな岩を持ち上げることもできれば、海や河川を別け開くこともできました。同時に広大な土地を破壊することもできました。

今日の私たちが想像もつかないことを、彼らはその道具を使って成し遂げることができました。また、その同じ道具を使って、何千人もの人間に、瞬間的に病を引き起こさせたり、一瞬にして天気を変えたりすることができました。“黒い太陽”には不思議な力がありました。

太陽神という者は、そもそも文化によってまったく異なるよび名がありますが、それぞれの格好や服装もかなりちがっています。太陽の神々は、地上最古の文明といわれるシュメールやエジプトのような高度な文明を築くために、人間たちが必要とするすべてを与えてから、地球を退散しています。これが太陽神を研究してきた結果、共通点であることに私は気づきました。そうであっても人間は、彼らが実際にどんな存在たちだったのか、その正体をまったく知るすべもなく、またなぜ彼らが去っていったのかもよくわかっていません。

しかし、彼らが去った後も、彼らの優れたテクノロジーについての知識は地球で密かに受け継がれていきました。ちゃんと守られて、受け継がれてきました。普通の人間たちの間ではそれは次第に忘れ去られていったのですが・・・」

このようにナシーム・ハラメインは、宇宙人テクノロジーと人類の歴史に関する話を私に聞かせてくれました。私自身がエハン・デラヴィとして書いたさまざまな書物や講演とほぼ一致する内容だったことは嬉しかったです。彼はさらに次のように続けました。

「太陽神である彼らについて遡ると、古代エジプトでは、まるい円に二つの羽がついているシンボルで太陽神は表現されています。これは太陽神が浮上して空を飛ぶことができるという意味です。その時代にはまた、きわめて高度な能力をもつ僧侶がいて、エジプト魔術の知識もありました。今日私たちが“テクノロジー”とよんでいるものに相当する知識をその人物はもっていたのです。」

ナシームが語った「契約の箱の中身」とは?



“古代の宇宙飛行士”というコンセプトに関しては、私自身もずいぶん前から調べてきたひとりですが、最近ニューヨークの自宅で、90才で亡くなったゼカリア・シッチン博士のような学者が登場した時代でもあったので、私もシッチン博士をはじめ、このコンセプトを信じているメインの研究家たちに何人かお会いできるチャンスがありました。

こういうことから、ナシームがいった“かなり高度な能力を持つ僧侶”とは誰のことか、だいたいの見当はつきました。その人物は他ならぬ人間の子で、偉大なユダヤの預言者と後の世でいわれるようになった“モーセ”のことです。

赤ちゃんのときにモーセは、モモ太郎のように流されて、当時のエジプト王に拾らわれ、育てられます。後にはエジプトで奴隷として囚われていたイスラエル人たちを率いて、エジプトを脱出するというモーセの伝説は有名です。しかし、エジプトを出る前に彼は、国で最も貴重とされていた、いや世界一の宝物を奪い取って出国します。後の時代になってからそれは“契約の箱”(契約のアークあるいはアーク)とよばれるようになった、特別な木製の箱です。宝物を中にしまうために作られたのです。

これではファラオは怒り狂うはずです。ファラオは、自らが馬車に乗って大勢の軍隊を率いてモーセを追いかけて紅海まで辿りつきます。そのあとはご承知のとおり、モーセは紅海を真二つに開き分けます。ファラオ自らが、どう考えても奴隷たちを追っかけていくはずはありません。そうでなく、理由は大切なものをもっていかれたからでしょう。

そして、この大切な“契約の箱”の中身がなんであるか、これが、ナシーム・ハラメインがいいたいことなのです。彼はそれがどのようなものであるかということと、また、それは現在でもたしかに存在するということを理論的に証明しています。さらにいえることは、その理論はほかの科学者たちとも一致しているということです。

“アーク“に関しては、私は別人から詳しく聞かされたことがあります。このテーマに関しては世界的な権威の英国人ジャーナリストがいます。それは私が親しくしているグラハム・ハンコック氏です。
彼は古代文明分野の研究では、世界的に知られていますが、私が彼にインタビューをしたときに、予想通りに彼はこれについて語ってくれました。

彼はアークに関係する研究を長年つづけてきたので、詳しく知っておられるのですが、現在はエチオピアのアクスムの教会にそれが収められていると確信しています。彼がいうには、その教会にはひとりの司祭がいて、一生そこから離れることなく毎日教会を護衛しているということです。だから誰であろうと中を調査することはできないと、彼は嘆いていました。アクスムの教会は、現地の人々だけではなく、世界的に聖地として知られています。行ってみることができれば、きっとすごいパワーを感じるでしょうね。

聖書にも“契約の箱”について書かれている参考になるページがあります。モーセはシナイ山の頂上で、神から金と木を使って箱を作るように明確な指示を受けています。なにかテクノロジー的な装置を中に保管するために、きっと神はそう命じたのではないかと考えられます。

しかし、何も知らずにその箱を開けてしまうと放射能が飛び散って、何百人もの命を奪うこともできるような装置です。また、その箱を手に取ると、抱えたまま空中に舞い上がることもできるという不思議な箱です。紅海を真っ二つに分けることもできる箱です。

エルサレムの、今は“岩のドーム”とよばれているソロモンの大神殿は、ただそれを収納するだけの目的で建設されました。それくらい大事な箱なので、ただの木の箱とはちがいます。“契約の箱”の正式な名前は、”神の契約の箱”といいます。ヘブライ語の神を示すことばは、 “ヤハウエ”ですが、ヘブライ語のこのことばが、”神の契約の箱”の“神”を指すことばです。後になると同じく“神”を示すことばとして、 “テトラグラマトン”というギリシャ語が生まれました。

そして、神さまはたしかにその箱の中におられると信じられてきて、後になると、神は神殿の中におられる、となりました。ナシームはこのことに関する興味深い話を、聖書を片手に話してくれました。その内容に入る前にひとことここではっきりいっておきたいのは、彼はけっして宗教的な感じがする人ではないという点です。

神の代名詞ともなったその箱は、”ブラックホール・マシーン”

“テトラグラマトン”というのは、カバラを起源とするギリシャ語です。カバラはユダヤ教の一派であり、いわゆる密教にあたります。カバラは口頭で受け継がれる伝統哲学です。“テトラグラマトン”ということばの響きには、特別深い意味があるとナシームはいっています。彼はカバラの生命の樹“セフィロト”と“テトラグラマトン”を結びつけて、私に詳しく説明してくれました。幾何学パターンによって宇宙全体が連結しているということが、彼の説明から明らかに浮き彫りになってきます。

“聖なる幾何学パターン”と一般によばれているものは、さまざまな古代文明において特に好まれ、崇拝されたシンボルやパターンなのです。その証拠に、“フラワー・オブ・ライフ”として今日私たちが親しんでいる幾何学パターンとまったく同じパターンが、エジプトロジスト(エジプト考古学者)たちによってかなり早期に発見されています。

このパターンがなにを意味し、表現しているかというと、肉体次元として現れている宇宙の実際の構造であり、姿であるということです。さらにいえば、生命の樹“セフィロット”の頂点には、第一のセフィラに“ケテル”(無限の密度の冠)が位置していて、これは太陽神が所有していた“黒い太陽”とよばれるものそのものを意味していると、ナシームは説明します。

ユダヤ民族が崇拝した“ヤハウエ”とよばれる神さまが中に入っているので、“神の箱”とまでよばれたアークは、当時世界一美しくて豪華な神殿の中に納められるようになります。

“契約の箱”がどんなものであるかとさらにいうと、それは明るいうちは煙の柱となってモーセを天に導き、夜にはまばゆいばかりの光に包まれた神と出会える箱です。そして、あるときには紅海を分け開けることができるほどのパワーを秘めた箱です。このような魔法の道具とは、具体的にどんなものでしょうか?

それはずばりいうと、“ブラックホールマシン”です! 要するに“アーク”は、シンギュラリティを作る装置です。セフィロトの頂点に示されている“ケテル”(無限の密度の冠)の意味は、それ以外に考えられない。

そこで辞書に書いてある“ブラックホール”の定義を調べてみました。

“ブラックホール=物質も光も外部へ脱出できないような強い重力場を持つ時空の領域”

と書いてありました。

私は今まで多くのすばらしい科学者たちと会って話を聞かせてもらうチャンスに恵まれてきましたが、すべての仕組みであるこの宇宙の真相を、はじめてはっきりと私に見せてくれた科学者は唯一、ナシーム・ハラメイン氏だけです。彼が得意とするのはさまざまな断片的なピースをすべて結びつけることであり、そうすることによってこの壮大な宇宙の真相をはっきりと見せてくれることができます。

しかし残念なことに今、彼の理論は世界中の、特にアメリカの主流の科学者たちから徹底的に叩かれている最中でもあります。しかし彼がいうように、古代文明の宇宙とのほんとうの関係性は、高度テクノロジーによって結ばれていたということは、おそらく事実でしょう。そのテクノロジーとはもちろん、人工的に造る“ミニブラックホール”テクノロジーでしょう。それによって巨石のような重くて大きな物質を持ちあげて浮かばせることは可能となり、さらには物質を、時空を超えて瞬間移動させることも可能となります。

しかし残念なことに、そのようなテクノロジーは、地球では人間によって悪用された過去があるようなので、人間が使えないように神々は取り上げてしまったということでしょう。それにしても、パズルのピースを拾い集めて、そのようなテクノロジーを今となって再現させることは可能なようです。これをする方法として、ただ科学だけではダメで、科学と哲学の両側面から柔軟な頭でアプローチすれば、必ずできるような気がします。実にこれがナシーム・ハラメインの研究です。

ナシームの“ミニブラックホール”発明プロジェクト

私は彼から宇宙人と遭遇したというあの話を聞かされてから、彼について何度も考えてみました。彼がウソの話をしたとは思えないし、また多額の資金を彼の研究に投資して、ブラックホールの研究のために広大な土地を与え、「レゾナンス・プロジェクト」と名づけた実質上の組織が存在するのもわかっているので、研究家として私はナシーム・ハラメインのミニブラックホールの発明プロジェクトを疑ってはいません。

“地球巡礼者”というドキュメンタリーを制作するために私は彼をインタビューすることにしたのですが、それに応じてくれたナシームはもちろんその映画に登場していて、非常に興味深い話をしてくれています。その場面をYoutubeに載せたところ、一瞬にしてすごいヒット数になりました。彼はそれくらい、今人気者のサイエンティストです。

この人こそ今の私たちに希望を与えてくれる科学者だといえましょう。非常に楽観的な視野から現実的な私たちの未来像を見せてくれる科学者です。それにしても彼もまた、今の地球に対してある警告を述べています。

『惑星の表面というものは、いかなる種であれ、その生息期間が長くなりすぎるときわめて危険な場所となる』と彼はいっています。

この惑星は過去において大カタストロフィーを経験していて、スペースデブリや彗星、巨大な隕石落下などによる大災害がもたらされたことがあります。これはよく知られている事実であり、そのような危険な惑星から一刻も早く脱出できるためには、私たちは種として十分もっと進化する必要があると考えられます。

そう考えると、反重力のテクノロジーももっと発展させなくてはなりません。“アセンション”ということばのほんとうの意味も、また知る必要があるように思われます。“アセンション”について私がどのように捉えているかというと、“この肉体とともにこの世界から実際に上昇すること”、このように私は信じています。それ以外に意味はない。そして少なからず、その“アセンション”に向けて私も努力しています。

ナシームは地球外生命体と一緒に宇宙を移動していた!?

先ほどのようなナシームの個人的な話を聞かせてもらった後に、やっと知りたかった質問に答えてもらいました。その質問とは、なぜ彼がそれほど特殊なブレインをもっているか、ということと、もうひとつは、彼の活動の背後にあるパワーはどこから来ているか、これが一番ききたかった。

彼が若いころにカナダの山奥で遭遇した存在たちは、彼にとってまったく知らない連中ではなかったというところから彼は話してくれました。彼の第三の目あたりにドリルで穴をあけられたような経験をした後、彼は自分の子供のころの出来事を思い出しはじめました。彼は幼いころに二年間ほど毎晩のように、同じ存在たちによって彼は誘拐されていたという記憶が甦ったというのです。

その存在たちに連れられてゲイトウェイのようなところを通過して、ほかの宇宙の場所に空間移動していたことを彼は思い出したのです。彼は一連のブラックホールを通過してということです。このようなコンセプトは、最近になってから科学も注目するようになってきています。“ワームホール”というのもありますが、これに関していえることは、まだまだ理論上にすぎないということです。それにしても物理分野では“ワームホール”は一般的な専門用語として受け入れられるようになってきています。
 
特定のブラックホールは、ワームホールとしての働きがあります。別の宇宙に入るために、つまり、この宇宙以外の時空に侵入するためのものとして考えられています。よくご存じのスティーブン・ホーキング博士も、宇宙は複数に存在すると信じていて、タイムトラベルの可能性も彼は語っています。

タイムトラベルのためには記憶を消さなければならない!?

さてナシーム・ハラメインの先ほどの話に戻りますが、彼は地球外生命体と一緒に宇宙を移動していたことを思い出したのです。その都度その記憶は彼らによって消されたということにも、あとになって彼は気づいています。ここが私にとって非常に興味深いところです。

なぜかというと、前章でもお伝えしたように、イタリア共同体の“ダマヌール”を私は何回か以前訪ねたことがあって、そこでタイムトラベルについて聞かせてもらったことがあります。ダマヌールでは、タイムトラベルのプロセスにおいて記憶消去は不可欠な処理であるという説明を受けました。

もし私たちがこの肉体をもって別の時空に旅することができたらどうでしょうか?

それを普通に記憶していれば、きっと精神的にかなりまいってしまうはずです。それだけではなく、かなり危険だと思います。それにしてもナシームの場合は、最後の旅を経験したときに、どうか自分の記憶を消さないように彼らに頼んだそうです。そのときから何年も経ってからあの事件に彼は遭遇しました。なにも語らない無言のあの存在たちと、彼は山中で出会い、彼の第三の目あたりの松果体になにか強烈なエネルギーが送られたときに、彼ははっと過去の記憶が甦ったそうです。そのような不思議な体験を彼はしました。

その時点から彼の研究は急速に発展を見せるようになり、20代から30代と彼の“ホロフラクトグラフィック宇宙論”の研究や実験が続きました。そして私が出会った40代になった彼も、まだあのときからのエネルギーが続きっぱなしで研究が続いているということを教えてくれました。

この宇宙のブラックホールシステム“バキューム(真空構造)”とは?

結論的にナシーム・ハラメインが証明しようとしていることは、『地球も含むすべての天体の中心にはブラックホールが存在する。しかし、すべての原子に含まれているプロトン自体もブラックホールである』ということです。

これが証明できると、今の物理が認めているとおり、惑星は太陽が与えている以上にはるかに多くのエネルギーを放出しているという理屈が納得できるようになります。たとえば木星について考えてみると、太陽から受けるエネルギーよりもはるかにもっと多くのエネルギーを放出していることがわかります。すなわちそのエネルギーの源は、木星のブラックホールにあると考えられるのです。

この肉眼では見えないブラックホールシステムのことを、ナシーム・ハラメインは“バキューム”(真空構造)とよんでいますが、私たちの肉眼で見える宇宙は、そのバキュームのほんの小さな一部分にすぎないということです。

すべての原子の背後にブラックホールが存在しているということになります。このブラックホールを介して、私たちの宇宙はさらに壮大なエネルギーソースに瞬時につながっているということです。すべてを瞬間的に完璧につなぐことができる、情報伝達が行なわれているということになります。今日の天文物理学では、私たちの銀河の中心にもブラックホールが存在しているといわれるようになりましたが、地球と太陽と銀河の中心の関連性についてこのブラックホールどうかかわっているのでしょうか?

さらにはつい最近NASAが発見した、銀河の中心で輝いているエネルギーが、どのように私たちに働きかけるのか、これからそこを探っていくつもりです。それともう一つ知るべきことがあります。それはナシームが遭遇した存在たちが一体何者なのか、これを探ることです。古代の人々も同じように彼らと出会っていたとすれば、もうすぐきっと私たちも出会えるような気がします。ひょっとすると、“事象の地平線”の向こう側には彼らではなく、もうひとりの私たちがいる! かもしれませんね。


以上は「新たなるフォトンベルトか」(ヒカルランド)より

  


Posted by 愛知 ソニア at 08:58この人と出会って

2014年11月09日

最初に地球にやってきた「エルダー・レース」

ムー大陸の破壊と水没は、すでに約3万年前から始まっていた。



最後に残った一部分だったレムリアが激しい地殻変動によって海中に沈み、ムー大陸が完全にこの世界から姿を消したのは、約1万2000年から1万4000年前のことであった。かつて大西洋に存在したアトランティス大陸の最後の一部であるポセイドニスもまた、その直後に水没した。

レムリアが海中に沈むころ、この地球は激しい地殻変動に見舞われていた。

今の南米大陸の海岸線もその影響をもろに受け、外観を大きく変化させていった。現在のアンデス山脈が出現したのはその頃のことである。ボリビアの古代都市「ティアワナコ」は、かつては南米大陸の西海岸沿いにあり、レムリアの貴重な植民都市だった。



しかし、温暖な気候と自然の幸に恵まれたその豊かな港湾都市も、当時の激しい地殻変動の影響ではるか高地に押し上げられてしまい、極寒の荒涼とした環境の中に追いやられるに至った。現在世界最高位で標高3814メートルにある湖として知られる「ラゴ・チチカカ」、つまり「チチカカ湖」もその頃に誕生したものである。

大陸の最期が近づくと、「聖なる道」を歩んでいた賢者たちは、レムリア中の図書館から古代の知恵が記録された巻物を集めた。彼らは「白色同胞団・大聖者会議」の決定に従い、世界中のさまざまな場所に分散して移り住むことで、レムリアの古来の科学的、霊的知識を安全に保管し続け、またその知識を少数の進歩した生徒に教えるために、それぞれの場所で修院を設立することになった。

しかしそれらの修院、つまり学校の存在は、何千年もの間、人類の一般の人々には秘密にしておくことが義務付けられていた。それが今なおそれらの学校が、ミステリー・スクールと呼ばれている所以(ゆえん)である。

沈みゆくレムリアを発った賢者アラム・ムルが目指したのは、チチカカ湖であった。
その後彼はその近くの巨大な渓谷に、「7つの光の愛」の総本山として後々まで重要な役割を果たし続けることになる修院を建設している。その渓谷もまた、アンデス山脈とともに当時の地殻変動によって造られたものであった。

しかしそこは極寒の山岳地帯のど真ん中という環境にありながら、その高低差ゆえに穏やかな亜熱帯気候を有し、木の実や果物などが巨大な大きさに成長する山間の別天地であった。しかしそこにもまた「ティアワナコ」と同じく、かつての南米大陸の海岸都市が山間部に押し上げられて、廃墟として横たわっていた。

アラム・ムルは最初の修院を、その廃墟の上に建造した。

その修院は、光エネルギーだけを用いてカットされた巨大な石を組み合わせたもので、現在でもまだ、そこにそのままの状態で存在しており、レムリアの古来の「秘密の知恵」の保管所としての役割を果たし続けている。レムリアの他の賢者たちもアラム・ムルと同じく、それぞれがしかるべき場所に飛び、地球人類が霊的に十分な進歩を遂げる日が訪れるまで、「秘密の知恵」の保管場所として世界各地に学校を設立している。

よって、ムー大陸の知恵は失われたのではなく、それは隠されているだけなのである。それらのミステリー・スクールの図書館には、今では「アドマ」や「アトランティス」その他のさまざまな高度文明が所持していた知識も収められている。

「7つの光の愛」の根本理念は、「エルダー・レース」として知られた種族がまだこの地球に住んでいた頃で、今からおよそ10億年前からあるもので、それが実践されていた。我々はみな、「偉大なる生命の7つの光線」のどれか一つを通じてここに生まれてきた。それぞれの修院においては、7色の糸を混ぜ合わせて織られた色彩豊かな織物が、そこでの霊的生活の象徴として飾られている。これが「輝く光の愛」という名でも知られる友愛の組織「7つの光の愛」の起源である。

「7つの光の愛」と「黄金の太陽」に関する理解を深めるためには、10億年前の地球に戻る必要がある。この地球が十分に冷え、生命体の居住が可能になったとき、宇宙の彼方からある種族がやってきた。それは「サイクロップス」、すなわち「一つ目族」として知られる種族で、「秘密の資料」の中では、「エル(L)・レース」または「エルズ(Els)」として紹介されている。(Cyclopsサイクロプスは、ギリシャ神話にも登場する「一つ目の巨人」のことで英語読み。ギリシャ語でキュクロープス)



彼らはあらゆる巨大な周期に乗り、常により快適な宇宙の住処を求めて限りない星の道を旅する「巨人」たちであった。今でも彼らは時空の別の次元の旅を続けている。「神の種族」また「エルダー・レース」とも呼ばれているこの種族こそが、我々に先駆けてこの地球に最初に住み着いた知的生命体である。

エルダー・レースの一部の人々は、真のサイクロップスであった。
つまり目が一つしかなかったのである。その他の人々は我々と同じように二つの目を持っていたが、それとは別に「三つ目の目」である「心眼」というもう一つの目を発達させていた。彼らの身長は平均して3・7メートルもあり、男性女性と別れてはいたが、それは今日の我々が理解しているような性別とは異質なものであった。

彼らは地球にやってくる前に、銀河系宇宙内のあらゆる空間を旅しており、そこに存在した数限りない太陽や惑星にことごとく自分たちの影響を与えてきた。ある天体が居住可能な状態になると、他の知的生命体に先駆けていち早くそこに住み着き、やがてその天体を去るときには、いくつもの巨大な都市からなる自分たちの地底王国に、膨大な資料を残していく、というように彼らはそれを延々と続けていた。

宇宙の歴史やその他の情報を満載したその資料は小さなクリスタルに記録されており、ある種の電磁場に囲まれた状態で保存されているが、後にその天体に住んだ敏感な人々によって感知され、時々日の目を見ている。



アンデスに封印された「ムー・レムリアの超秘密」(徳間書店)
ジョージ・ハント・ウイリアムソン著より
                            


Posted by 愛知 ソニア at 10:31書籍紹介(和本)

2014年11月09日

ナシーム・ハラメイン その2



天才ナシーム・ハラメインが考えていること

『宇宙を制御する物理的な力について科学者たちは一般的な定義を下しているが、それらには電磁気、強弱の核力、重力が含まれている。しかし、性能がよくて複雑な電子顕微鏡が次々と開発されたおかげで量子力学は進歩した。すると無限に小さくなっていく内空間を制御する原子の謎は完全に知りつくせるものではない、という新たな課題が生まれた。すなわち、天体望遠鏡で星を見つめても、星は変わらないが、しかし顕微鏡で原子を見つめると、たしかに変化が起きる。このことを量子力学の世界では、‘オブザーバ効果’(観察者効果)とよばれていて、実験している間は、観察者がいるといないので、実験の結果が変わってくるというものである。つまり、観察者の視線が結果を変えるのである。これは科学的に十分に証明されていることである。したがって、ある一連の法則がマクロの世界を定義しても、ミクロの世界はまったく異なる法則によって制御されているかのように現れるということを示している。よって二つの世界を統一させる一連の法則を見つけ出す必要が生じる。』

というところで、皮肉な質問が浮かんできます。

▼どのあたりで力関係/法則が変化するのだろうか? 
▼どういう形で変化するのか?
▼何が原因で変化するのか? 

このような質問が、まさに科学の最大の疑問点だといえましょう。これらに関する見解は、今のところまだまだ基本的なものでしかなく、不完全なまま残っています。今日の科学では、宇宙の最大と最小は互いに完全に異なるものとして分離して考えられていますが、実はその両方ともまだまだ理解されていないといった方が正しいでしょう。
それにしても、宇宙のすべては原子から成り立っていて、すべての原子は基本的に同じものとされています。だけど銀河を構成している原子は、無数に存在している素粒子の世界とは同じ働きをしないと考えられているのです。
無限小のクォークと無限大のクエーサーは同じものから構成されているのに、基本的にそれらの働きはまったく異なると考えられているのです。
私はナシーム・ハラメインの'Crossing the event horizon'(事象の地平線を超えて)という四枚のDVDシリーズを見た後に、彼が‘統一場理論’の問題点をクリアしたと直観的にわかりました。それで即、彼にコンタクトを取ることを試みたのです。結果としてカウアイ島で彼と会う約束ができました。

ナシームの理論は、アインシュタインを打ち負かしたか?

ナシーム・ハラメインは、物質の背後に基本的に存在する幾何学に人生の大半を費やした研究家です。ここで少しだけ幾何学と物理の関係について考えてみたいと思います。
素粒子の次元を仮に私たちがのぞき込むことができたとすると、驚くほど正確なパターンを発見することができるでしょう。

それらはどんな形かというと、正多角形です。古代ギリシャ人は、私たちのようにコンピュータに電子顕微鏡を接続しなくても、心の目でそれを見ることができました。このような幾何学の謎が、理論物理学、宇宙論、量子力学、生物学、人類学、古代文明、化学といったいろんな分野の研究にナシーム・ハラメインを導きました。

自然のあり方を鋭く観察することと、それらの折衷的な知識を組み合わせることによって、彼は特定の幾何学的パターンを発見しました。彼が発見したパターンは、創造の基盤となるものです。このことに関して生まれた彼の画期的な理論は、今日の科学界で認められてもいます。

ナシームが努力して完成させた“シュバルツシルトプロトン論”は、ベルギーのリエージュ大学で2009年に開催された第9回国際会議にて、物理学、量子力学、相対性理論、場の理論の分野で最高論文賞を得ました。それほどにも彼の研究が革命的だったからです。

私が実に驚いているのは、あの偉大なニコラ・テスラでさえも大学で鍛え上げられた科学者ではないという点です。テスラはご存じのとおり、私たちが毎日利用している交流電流を実際にエジソンよりも前に発明した人です。その有名なテスラもほかのマージナル・サイエンティスト(異脳科学者)たちも同様に皆、大学に所属する博士ではありませんでした。

独自のユニークな方法で深遠な科学の難問を解こうと試みるナシームもそれは同じです。こういうことで最近注目されるようになった彼は、主流の科学物理界から悪質ともいえる攻撃を今受けている最中であることはたしかです。

「博士号を持っていない長髪の若僧がどうしてアインシュタインを打ち負かせることができるのか」などと彼は批判されています。「ナシーム・ハラメインは偽物だ! 数学が解らない奴だ!」とまで攻撃さえも受けています。

しかし、ノーベル賞を受賞している偉大な物理学者であるリチャード・ファインマンは、「科学を学ぶのであれば専門家を疑うべきである」と、このようにはっきりと述べていて、私ももちろんこれに同感ですが、頭の固い学者たちに「科学とは専門家たちの無知から生まれた信念だ」と、私ならつけ加えていってやりたいくらいです。

理論としてはかなり特殊なうちに入る “相対性理論”をほんとうに理解しているという人は、この本を読んでおられる方々の中でおそらくいらっしゃらないのではないでしょうか。そういう私もあまり理解していません。ファインマン博士もこれは同意見で、彼を含めてほとんどの科学者たちが、実のところ完全には理解していないようです。

しかしナシーム・ハラメインは、目で見ることのできる宇宙も、目で見えない宇宙も含めて宇宙全体は実際にあなた自身ともつながっていて、さらにはすべてとつながっているということを基本的に分かりやすい方法で説明できる人です。そこが、私が彼のワークに惹かれる理由であり、彼の天才的な面だといえるのです。

ナシームは普通一般の人たちに、宇宙の創造の最小から最大のスケールまで、どのように連結し合っているのかを説明できます。またその連結する中で、私たち人間がいる位置についてはっきりと示しています。つまり私たち人間は、すべての中心にいるということです。天と地の中心に立っているのです宇宙の果てまで上に続く最高と、フォトンのレベルまでにいたる最小を下として、人間はちょうどは真ん中にいて、すべてとつながっています。これをシンプルかつ納得のいく理論からうまくナシームは説明しています。

インタビューの合間に少しの休憩時間を取ることに私たちはしたのですが、そのときに彼は、「今、僕が何に取り組んでいるか見たいかい?」と私に聞くと、ある場所を案内してくれました。そこは彼の秘密の実験室でした。なにしろそこで現在進んでいる実験のために数百万ドルもの資金が投資されているということを知った私はなにの実験なのか、ますます興味しんしんになりました。
人類が知るかぎりいちばん強力なエネルギーが、実はその実験室で製造されているということを私は知ったのです。

「この実験室で、ある種の※シンギュラリティの完成をまもなく迎えようとしている」と、彼はこのように説明してくれました。きっと私がこの専門用語にピンとくるにちがいない、と思ったのでしょうか、ナシームは笑顔を隠せない様子でした。

※シンギュラリティ:未来研究において、人類の技術開発の歴史から推測して得られる未来のモデルの正確かつ信頼できる限界(事象の地平面)を指す。

  


Posted by 愛知 ソニア at 10:08この人と出会って

2014年11月08日

ナシーム・ハラメイン その1



エハン・デラヴィが、科学者ナシーム・ハラメインさんにインタビューを行なうために、彼が住むハワイのカウアイ島のご自宅を一緒に訪問したのは、6、7年前だったように思います。
その時に収録した映像は、後日エハン・デラヴィのDVD「地球巡礼者」に一部紹介させていただきました。

あとは今回、数回にわたってお伝えするのは、2011年に出版しました「新たなるフォトンベルトか」(ヒカルランド出版)に書かれているエハン・デラヴィのナシーム・ハラメインさんへのインタビュー内容です。幸いにも私が訳したその本の原稿ファイルが見つかったので、紹介いたします。



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「あまりにも驚いたのとその恐ろしさで、彼は愕然として、ずっとひざをついたまま立てなくなってしまった・・・」

超話題のマージナルサイエンティスト(異端科学者)が語ってくれたこと


ナシーム・ハラメインへのインタビューは二日間に及ぶ長いものとなりましたが、それを済ませると、一生懸命集中した私に彼が思わぬご褒美をくれました。あるおもしろい話を聞かせてくれたのです。その突然の出だしは、文頭の衝撃的なことばでした。私は耳をそばだてて、彼の話を聴く姿勢に入りました。この話は彼の研究とはまったく関係のない、彼個人に起きたある出来事についてでした。
その話を聞くことになる少し前に終わらせた彼へのインタビューは、私が想像した以上に内容が深くて、濃いものとなりました。話の中では、複雑な方程式を交えた物理や天文学、古代文明を含むかなり広範囲のトピックをカバーすることができました。さすがのナシーム・ハラメインです。

彼は現在アメリカでは、話題の科学者であり、スピリチュアルなアドバイザーとして、マドンナとも交流しているほどです。彼は人気者で注目されているマージナル・サイエンティスト(異脳科学者)と紹介したほうがいいのかもしれない。

実際に彼に会ってみて、異脳というより少なくても私にとって、異星人にインタビューしているくらいの迫力さを感じました。それにしても、かなりの集中力が必要でした。彼についていくためには。どこかでついていけなくなったらどうしようという不安もあり、ドキドキハラハラしたインタビューではありましたが、どうにか無事に終了し、ホッと私の緊張がとれたところでナシームは、若いころに自分が実際に体験したある出来事について語り出しました。

夕焼けの美しい光が差し込むカウアイ島のリビングルームにゆったりと腰をかけたナシームは、真剣な顔で冒頭のことばを発しました。もちろん私は、「で一体、彼に何が起きたのですか?」と聞かずにはおられなかったのです。

「あの瞬間から彼は一年間、いや一年以上かもしれない、完全に気が変になってしまった。そのあと彼は、“ボーンアゲインクリスチャン”に加わったとかいうような話が耳に入ってきました。それにしても、まだ彼はあの夜の出来事から完全に回復したとは思えない」と、ナシームはさらに深刻なまなざしになっていいました。

彼は若い頃、カナダのブリティッシュコロンビア州の山奥で生活していたようです。そこでその出来事に遭遇しました。まだ彼が二十代のころで、山岳レンジャーのアルバイトをしていた時代のことです。そのころ彼は、ひとりの助手といっしょに深い山奥の小さなキャビンに住んでいました。彼らは周囲の動物、渡り鳥、樹木などの生態と環境を毎日観察する仕事をしていて、得たデータを政府の役員に報告していたようです。そのような仕事をしている間でもナシームは、自分の専門分野の研究をちゃんと進めていたということです。

アインシュタインも同じことがいえるのですが、アインシュタインの場合は特許事務所で事務員として働きながら、あの有名な“相対性理論”を構想していました。彼のような偉い科学者たちによって科学は進歩していくのですが、その裏を覗くと、大学のような実験室から偉大な仮説が生まれるのではないということです。これからもわかるように、大学というところはけっして知的環境とはいえない環境で生まれた偉大な人たちの理論を学ぶところであり、科学者たちのたまごを育てる場所ということになります

アインシュタインであろうと、ハラメインであろうと、すばらしい科学者は皆、大学のようなところであまり時間を費やさないと考えてよいでしょう。

瞬間移動した6体のエイリアン

20才ころのナシームも今と同じようにきっと長髪で、よくある弱々しい学者タイプでなく、がっちりとしたスポーツマンのような若者だったでしょう。そんな彼がカナダの大自然に囲まれた山小屋で、助手と一緒に仕事をしていたある夜のこと、空を見上げると万点の星が輝いているとても美しい夜だったので、彼らは望遠鏡をもってキャビンの外に出ることにしました。するとすぐに少し向こうの木陰で何かがガサガサッと動いている気配を暗闇の中で感じ取ったそうです。きっとグリズリーだろうと思った彼らはあたりを見回したのですが、調査のために用心して近づいてみることにしました。すると、薄暗い森のむこうの茂みの中に、六体ほど生き物がいると気づいたようです。

そこまで聞かされると、「六体って、クマですか、何ですか?ナシーム」と、私は彼の話の腰を折るように質問せずにはおられなくなりました。

「彼らはたしかに人間ではなかった! 背丈は人間ぐらいだったけれど、とても強そうな感じがしたので、僕の相棒はそこでパニックに陥ったんだ!」と彼は答えました。

「僕がそれを確認できたとたんに、10メートルぐらい先にいた彼らが、いきなり僕たちの目の前に瞬間移動したんだ。ショックを受けた僕の相棒は恐怖のあまり助けてくれ、と悲鳴をあげました。と同時に彼はひざまずいた姿勢になり、動けなくなってしまった」と、ナシームは続けました。
彼の話から、私はまるでそれが自分の目の前で起きているようなインパクトを受けました。
しかし、ナシームの目の前に現れた人間と比較すると少し大きめの存在たちは、一体何者だったのでしょうか?

彼らにはなんらかの目的があるようにナシームには感じられたそうです。

「そのうちのひとりは頭からエネルギーを放出していました。まるでドリルで穴を開けるように僕の頭にエネルギーを感じた。ちょうど第三の目のあたりに何か転写されるような感覚がありました。おそらく、なんらかの情報を僕に注入していたのでしょう。でもたしかに強烈な痛みを感じた」と、ナシームはそのときことを思い出しながら語ってくれました。

そんなすごいことが起きている間も彼は、どうにか冷静さを保つことができたようです。かなりショックも受けたそうですが、彼の場合はその体験を乗り越えることができました。彼の助手はそうはいきませんでした。

一言もしゃべらない、沈黙の訪問者たちとナシームは、このようにしてカナダの深い山中で遭遇したという貴重な体験の話を私にしてくれたのです。

それにしてもなぜ、ナシームはその助手とちがって錯乱状態に陥らなかったのでしょうか?その答えはきっとあの全力集中して行なった二日間のインタビューの中にあると私は思ったので、家に帰ってから私は何度もそのときの収録を聞き直しました。さらにもうひとつ私の頭を過ぎったのは、彼のあれほどの頭脳はどこから来ているのかという疑問でした。

ナシーム・ハラメインは1962年にジュネーブで生まれました。‘ハラメイン’というのは、イラク人の姓です。彼はたった9才のときに、すでに “統一理論”に関する物質とエネルギーについて取り組んでいたというほど、知的天才少年でした。かなり後になってからナシームは、 “統一理論”を彼流に“ホロフラクトグラフィック宇宙論”とよぶようになりました。“宇宙はホログラム”であるという意味です。明らかにホログラムとして現れているのが宇宙です。
   
ナシーム・ハラメインは、“ホログラフィック”ということばと、ごく最近生まれた専門用語の“フラクタル”を組み合わせて彼の理論を名づけています。

フラクタル”については私自身も“生命の樹”というテーマで、2008年に行なった一日セミナーを通して私なりの説明をさせていただいたことがあります。また、“ホログラフィック理論”に関しても馴染みがありました。私は“ホログラフィック・ユニヴァース”という題の本を90年代の初頭に読んだことから非常に感動したので、どうしても日本で紹介したいと思い、その翻訳を友人の川瀬勝さんにお願いしたことがあります。私にとって「ホログラフィック宇宙」とはなにかとひとことでいいますと、“すべての原子に宇宙のすべての情報が含まれている”ということです。私たちの肉体の細胞の一つ一つにも体全体の情報が含まれています。このように“ホログラフィック”はとてもシンプルです。

“フラクタル”とは、最小から最大までそのパターンが繰り返えされることです。したがって原子は、太陽系にも、銀河系にも、さらに宇宙全体にもパターンが“レプリケート”(複写)される、という意味です。ミクロへと、マクロへとこれが無限にリピートする現象をいいます。このようなことからしても電気的(プラズマ)宇宙論とまったく同じ原理であるといえるのですが、そのようにして拡大/縮小していく‘スケーラビリティ’(拡張性)の宇宙こそが、ナシーム・ハラメインの研究のキーコンセプトとなっています。
ナシーム・ハラメインを知ることによって、今まで私が探求してきた“電気的宇宙論”と彼の“ホロフラクトグラフィック理論”によって、まったく異なる二つの方向性から同じひとつの宇宙の真相(データファイル参照)に辿りつけたということで、私は嬉しく思いました。

それまで私は “ホログラフック理論”と“フラクタル理論”をバラバラに捉えて、その二つの科学をひとつに結びつけることができなかったからです。これをやり遂げたのがナシーム・ハラメインです。
彼もその他大勢の学者たちと同じように、科学の難しいテーマを解決することに魅せられたひとりです。アインシュタインもご存じのとおり、ある大きなテーマに取り組みましたが、残念なことにアインシュタインは、完成させずに途中でこの世を去っています。

アインシュタインの研究は具体的にどのようなものだったのでしょうか? これをできるだけシンプルに考えてみようとすることがナシームの研究であり、理解しやすいものです。多少難しいかもしれませんが、以下は彼の理論のコアとなるものです。彼の発見の重要性についても、きっと理解していただけることでしょう。  


Posted by 愛知 ソニア at 13:43この人と出会って