プロフィール
愛知 ソニア
愛知 ソニア
1970年よりイタリアとイギリスに留学して芸術を専攻。
エハンと結婚後、日本で十五年間、生活しながら子育て、座禅、ヨガ、正食に励む。

後十二年間はカナダに移住し、夫と共に日本向けの精神世界情報誌、「トランスダイメンション・ヴィスタ」を発行してきた。海外ワークショップの企画や翻訳も手がけている。

以前から主に西洋の女神史に関心があり、「女神シリーズ」をヴィスタに記載する。未来学者バーバラ・M・ハバード女史をはじめとして、意識の進化をアシストする様々な女性たちにインタヴューを行ったことがある。

「パワーかフォースか」(三五館)「インディゴ・チルドレン」(ナチュラル・スピリット)、「水からの伝言Ⅱ」、「光の家族」など、数々の本を夫、エハン・デラヴィと共に翻訳する傍ら、講演活動や海外ワークショップを1993年ごろから行ってきた。カナダBC州ネルソン在を経て、2013年1月から日本に在住。



2分でわかる愛知ソニアのMAO
「ミラクルアカシックオラクル」




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イナンナから人類へメッセージ

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2006年08月20日

シピボ族

シピボ族今までにペルーのワークショップを6回やりましたが、4日間のインカトレールで心身ともに浄化した後は、プエルトマルドナードという港町から大型カヌーのような船に4~5時間乗ってアマゾンのジャングルロッジで呪術師のドン・イグナシオと共にアヤワスカのセレモニーを行いました。昨年の9月のペルーワークショップでは、高齢のドン・イグナシオとのセレモニーではなく、シピボ族の薬草をいただきました。シピボ族はウカヤリ川中流地域に住むアマゾンの先住民族です。プカルパより上流に住むグループをコニボ族といい、それより下流に住むグループをシピボと呼びます。この二つのグループはかなり以前から混交していて文化的な差があまりないので、民族誌的にはこの二つを合わせてよくシピボ・コニボ族と呼ばれています。

人口は推定で両方合わせて二万人ぐらい。彼らは天然の染料を用い、ブラシや小枝などで布や陶器などに幾何学的な絵を描く伝統があります。アマゾンの大自然と密着した独自の文化と精神世界が近年注目されているこのシピボ族のアーティスティックな絵柄は最近、ちょっとしたブームをよんでいます。私たちも前回何枚か彼らの作品を買ってきて、和室にかけるととてもよく似合います。彼らのアートから何か人間の脳の深い部分を目覚めさせるような効果があるように感じられます。

アマゾンでは、古くからアヤワスカと呼ばれる幻覚を引き起こす薬草が尊重されてきました。病気になった時、シャーマン家庭に災いが起きた時、よりよい解決のために、アヤワスカを使う呪術師に相談し、治療が施されてきました。それだけでなく、祖先の由来を確かめたり、将来起こることに備えたりすることもできるアヤワスカはそもそも医薬として南米全域の原住民たちの世界に昔から使われてきたものです。ペルーのジャングルで何回か体験したのですが、ちょっと強烈過ぎるので前回のアール・ヴィッカーの「幻想のつる」でもあるようにしっかりと監督してくれるシャーマンなしで儀式をすると、あの物語のように大変なことになってしまうでしょう。でも好奇心旺盛の方はぜひ、南米で試してみてください。メディスンに関して参考となるページがありました。

シピボ族のアート
シピボ族















シピボ族











シピボ族












シピボ族

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Posted by 愛知 ソニア at 10:47│Comments(4)世界の原住民
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