プロフィール
愛知 ソニア
愛知 ソニアfoaf.rdf
1970年よりイタリアとイギリスに留学して芸術を専攻。 エハンと結婚後、日本で十五年間、生活しながら子育て、 座禅、ヨガ、正食に励む。 後十二年間はカナダに移住し、夫と共に日本向けの精神世界情報誌、「トランスダイメンション・ヴィスタ」を発行してきた。 海外ワークショップの企画や翻訳も手がけている。 以前から主に西洋の女神史に関心があり、「女神シリーズ」をヴィスタに記載する。未来学者バーバラ・M・ハバード女史をはじめとして、意識の進化をアシストする様々な女性たちにインタヴューを行ったことがある。 「パワーかフォースか」(三五館)「インディゴ・チルドレン」(ナチュラル・スピリット)、「水からの伝言Ⅱ」、「光の家族」など、数々の本を夫、エハン・デラヴィと共に翻訳する傍ら、講演活動や海外ワークショップを1993年ごろから行ってきた。 現在は長期海外滞在を終え、兵庫県に在住している。
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2006年09月27日

2006年09月23日

メッセージを伝えること

書くという仕事をはじめて
ずい分と年数が経つのですが、
なかなかうまくはありません。

二十年ほど前に兵庫県の芦屋に数年間暮らしていたときがあり、
その頃知り合ったスイス人で、ドイツ語学校の先生をしていた
マグリット松本さんという女性がいました。
今から思い出すとすごいご縁でした。
彼女は占星術をすごくマスターされていたので、わたしのチャートを作ってもらったのです。
すると、「あなたはいつか書くことが仕事となりますよ。」といわれたのです。
五井昌久」のお弟子だった方を紹介していただいたこともありました。

あの時は、「書くこと」なんかあまり自分には関係ないと思っていたのです。
絵を描くほうが、どちらかというとそれまでの自分だったからです。
この頃から、霊能者のカテゴリーに当てはまる人たちとよくお会いするようになりました。

いろいろおられますね。この世の中には東西をとわず、
特殊な能力をもっておられる方々が。
この数週間は特に多くて、何人かの霊能者とよばれる方々にお会いしました。

なぜ、立て続けにお会いしているのか?
もちろん、互いに引き寄せられるからです。
中には、ちょっと待ってと、考えさせられる方もおられました。

先日DISCOVERのイベントで船井幸雄さんが、
ご講演の途中でポロリとチャネリングしたようなことばを述べられました。
そこだけはっきりと覚えています。
「霊能者で脅かすようなことや、ネガティブなアドバイスなどするのは、
本物じゃない・・・」
たしかこのような発言をチラリとされていました。

私も大いに同じ意見です。
そしてほめすぎるというか、よすぎるようなことをいうのも何かと思います。
最近、ある霊能者の方からその方が書かれた本と一緒に手紙が一枚入っていました。

「2006年8月12日、天と地と人間の封印がすべて開いた今、
ホピ族の霊人カチナであったエハンデラヴィに読んでいただきたかった。
又、奥様の方は「お釈迦様」だったようです・・・」

とこう書かれていたので、
ついうれしくなり、その本を夢中になって読みました。
二時間で全部読み終えたなんて初めてです。
お釈迦様のようと言われると、こんなにも素直に喜べる自分がいることに気づきました。
でもその本の内容やバイブレーションからはおぞましい何かを感じました。

ご意見を聞かれても、正直に言えば怖い感じもするバイブレーションでした。
それって、自分に対してほかの人たちもひょっとしてそう思っていたら・・・・
これに気づけというメッセージかな?

ともかく、その本の感想はノーレスポンスです。
その本も次にお会いした霊能者に渡してしまいました。
一体、なんでしょうねえ。
もうすぐすると、この世は霊能者だらけになるという意味なのかもしれません。
そこで、船井さんのおっしゃられていたような基準がますます大切になってくると思います。  

Posted by 愛知 ソニア at 10:30Comments(0)TrackBack(0)ダイアリー

2006年09月22日

今日のエハンのブログを見て

ちょうどエハンの「電気的太陽」という学研ムー出版予定の本の
褐色矮星に関するところの翻訳までこぎつけたところです。
ブログもちょっとご無沙汰しているところで、エハンの今朝のブログを見て、
ペアで現われる星に関してとても参考になりました。

空もペアで、あるいはそれ以上の三つ子や四つ子で存在するとしたら、
この三次元にも並行宇宙とよばれるパラレルワールドがあり、
これは私の今までの不思議体験のいくつかとも重なる世界です。

とくにすごいと思ったのはモンロー研究所での出来事でした。
1997年のちょうど今頃、私はモンロー研究所で、
一週間のゲートウェーコースをとっていました。

その数週間前にダイアナ妃がなくなったところでした。
私はその頃、チャネリングメッセージが一番盛んになっていた時期でした。
カナダでセッション(自分はかなりトランス状態になるので、
セッションに参加した人からあとで情報を聞くと、
私が伝えたメッセージがどういうものだったかわかるのです。

「もうひとり、一週間以内に偉大な女神がこの世を去ります。」
こんな内容があり、私の回路はまるでテレビのニュースのように
ダイアナ妃以外、チャネルできなくなるような状態でした。
そして、相次いでマザーテレサがなくなったとき、
私自身も自分のチャネリング能力も捨てたものじゃないと思いました。

さて、そんなさなか、私はアメリカのモンロー研究所に着きました。
いっしょにその時、ワークショップに参加していたアメリカ人のほとんどはCIA関連のひとたちで、
精神的トラウマをとるためにモンロー研究所に送られてきたという男性たちが数人いました。
体外離脱とトラウマ解消?

休憩時間に彼らといろいろ話してみると、足には銃弾のあとが幾つもあったり、
バグを誰かの家に仕込むとか、いうではありませんか。本当にそんな世界があるなんて、驚きました。

実際にフォーカス9とか、何とか忘れましたが、ヘミシンクを耳からヘッドホーンにつけて、黒いカーテンで仕切られた列車のベッドのようになブースに入って、ワークショップは毎回行われました。
なんと楽なワークショップなんだろうか。
でも問題は、ヘミシンクが流れると、体外離脱前に起こる睡魔との戦いに負けることが多く、結局はセッションが終われば眠りから覚める自分に気づき、また失敗かと残念に思うばかりでした。

でもワークショップの最終日にフォーカス20かなあ、すごいことにやっと体から離れた私は、ブースを出て、遠い過去の世界や、未来の世界を訪ねたのではありません。そこは数週間前のモンロー研究所だったのです。それはあとでわかったことなのですが・・・・

その時リアリティーを確かめるために、ほかのブースの黒いカーテンを次々とめくっていくと、私と一緒に受けている参加者ではない人たちが各ブースに寝ていたのです。後で確認すると確かにその人たちは数週間前にワークショップに参加していて、研究所の廊下では職人さんたちがカーペットを張り替えていたのです。

あわてた私は自分のベッドに戻ると、自分が横たわっているのですが、
なんとその自分はまるでパイ皮のように何層も重なっていて、どの自分に戻ったらよいのかわからない・・・
少しでも違う自分に入ると、時間がズレるかもしれないと、一瞬かなりパニックになりました。
そうそう、こんなときは「般若心経」をとなえる。
一瞬にして自分の体に入った私は、セッションが終わったあと、参加者にメンバーを確認しました。
よかった現実がズレていなかった。

もしかしたらこのように現実はズレル可能性があり、気づかないこともあるんじゃないでしょうか。

ともかく、すべてひとつでありながら、空の連星のごとくペアであったり、それ以上の数があるということは、この二元性の三次元における本当のところなのかもしれない。
すると自分も少なくてもどこかの次元にもうひとりいる・・・
それはハイアーセルフではなく、実際にこの私と同じくらいリアルな存在かもしれません。

  

Posted by 愛知 ソニア at 11:34Comments(3)TrackBack(0)ダイアリー

2006年09月19日

ケルトの女神たち(その5)

☆ メーブ

「私は一日に三十人もの男を負かすこともできるのです・・・戦場であっても、ベッドの上であっても」これはケルトの女神メーブのことばとして今も残っています。

アイルランドの神話に出てくるメーブ(マブ)は、妖精の女王であり、また戦士の女神として知られています。神話や歴史の研究においてメーブに関しては様々異なる意見があるようですが、女神研究家のジャネットとスチュワート・フェラールによると女神メーブは権力をふるまう血も涙もない恐ろしい戦士だといいます。それはきっと初期キリスト制度に反感を抱いたケルト人の怒りの歴史がメーブ神話に反映しているからだと思います。

メーブの肩には二羽の大きな鳥がのっていますが、アイルランド西部のコナハト地方を治めるメーブは王の座にふさわしいお気に入りの男が現われるまで、けっして王座を誰とも分かち合わない、きわめて君主的な女神だと伝えられています。

最終的にメーブはエイリールという男と結ばれるのですが、同時にファーガスという愛人がいたと神話にはあります。二人の男に挟まれて馬に乗っているメーブこそ妖精の女王として知られているメーブの代表的なイメージで、メーブは不死身なので、今もどこかにいるという言い伝えがあります。

メーブに関しては14世紀のスコットランドの詩人、トーマス・レイマーや、有名なシェークスピアの物語にも登場します。メーブは夢と想像の世界を私たち与えてくれる妖精の国、ケルトの島々に生きているといわれています。

ここで古くからあるケルトのさまざまなシンボルを感じてみてください。
左上から:トリプルスパイラル、ベシカパイシス、シールドノット、
グリーンマン、ケルトの生命の木、クラダー、
オーガム、女神ブリジッドの十字架、シーラナギ














  

Posted by 愛知 ソニア at 08:47Comments(0)TrackBack(2)世界の女神

2006年09月16日

祝おう! 新たに道開く出発点

いまこそ今まで学んだすべてを生かして、人間意識をとりはずすときが来た!

女性は女性、男性は男性

女性は大地です
祝福の時が来た

神様は人間界で人をつかっています
あなたにゆだねています。
あなたもゆだねて安心して道をたのみます

神光、心光の強さ日月以上です
神とは偉大、この宇宙すべてのつくり主です
神を信じてください
神のはたらき信じきって、ゆだねること
霊的に生きること

何事も成就、思うことが思うように実現できます

自信
自らを信じることは自らの神仏真我を信じることです
生かされています
神の愛、恵みばかりの中で、自分のものは何ひとつなしです
すべて神のみこころの中で生かされています
新しきことさせていくのであります

いまこそ学んだすべてを生かして、
人間意識とりはずす時が来た!  

Posted by 愛知 ソニア at 10:48Comments(0)TrackBack(0)ダイアリー

2006年09月15日

大阪城満月祭

ソニアといっしょにDISCOVER主催の来る10月7日土曜日16時から行われる「大阪城満月祭」に一緒に参加しましょう!
きっとすごい発見がある・・・こう直感します。

このすばらしい企画をしてくれた唯の丸さんに感謝しています。
大阪で月が一年に一度、パワフルなエネルギーを発するときに、
みんなで心を合わせることができる
「ゆうべ」をこのたび、提供してくださいました。

月の祭りです。
その祭りを盛りたてて、歌い、踊り・・・神は思わずわれを忘れて降りてこられる。
大阪というこのふるいヘソはマヤのパレンケのヘソとつながり、
自然と人間の祭りにつられてかみさまは降り立つ。
よくなじみのある地に神々はその地の封印をとかれる。

それまで理屈を言わずにその神事をお笑せ他もう!
月に向かってあなたの美しいこころをささげると、
あなた方の美しいリズムから
弁才天さまも踊りだし、
つきに向かって美しく祈るあなた方のおもいは
インスピレーションとしてかえってくる・・・
平和を祈るこころも通じる

月の行事は自分を映し出す鏡を供えます。
その鏡をみんなで心をひとつにして、
美しき月の女神に捧げる儀式を共同制作する「ゆうべ」ときっとなるでしょう。

昔から人間が知っていた「祭」を復活させることの重要性を感じます。
地方でも、どこでも何回も祭りをしてその地のエネルギーを復活させる
音は大切な役割があります。
すべては音に応えます。


歌いながら日本全国の聖地回りをしている
桑名はるこさんは、今ちょうど北海道の端から日本の高い山の頂で、
音で地のエネルギーを活性化させる音楽仲間たちとあちこち忙しく移動している最中です。


歌でほほえみを放射する歌手の桑名はるこさんのコンサートは、
私もエハンも大好きで何回か参加しています。
昨夜も大阪の「スペース北浜」で行われた彼女のLIVEにいってきました。

すごかったです。
ネイティブのエネルギーと、うずめのエネルギーをミックスしたようなひとです。
彼女の歌にハートチャクラが最初からパッカリとあきっぱなしでした。
こんな女神のエネルギー満々のHALKOさんのエネルギーも味わえる
10月7日の満月を一緒に体験しましょう!

その朝にソニアと一緒に女神のセレモニーをされたい方は、
メールください。お待ちします。sonia@maranatha.co.jp
今、なにかと話題の大阪城にてこの日行われる祭りに
すべりこみでエハンも参加できるとおもいます。  

Posted by 愛知 ソニア at 11:34Comments(0)TrackBack(0)CELEBRATION

2006年09月10日

ケルトの女神たち(その4)

☆ カリドウェン(コールドレン)

インスピレーション、そして死と変容をもたらす月の女神、カリドウェンの名前は大釜(コールドレン)を意味しているのと同時に、ゲール語(ケルト語)の“cerdo”(豚)を意味しています。女神カリドウェンは、強力なパワーをもつ「エーヴェン」と呼ばれる大釜の守り手でもあります。その「エーヴェン」でカリドウェンは一年と一日をかけて、強力な魔法の素、「グエール」を煮込みつくる女神といわれています。

カリドウェンにまつわるこのような神話があります。カリドウェンは夫デジド・ヴォエルとの間に息子、モーフレンを産んだのですが、彼は色が黒く、とても醜かったのでかわいそうに思ったカリドウェンは、予言力と魔力をその息子に与えようと、大釜に魔法の薬草を煎じ始めました。弟子のグゥイオンに煮詰まっている魔法の薬草を混ぜるように命じたところ、そのとばっちりがグゥイオンの手についてしまいました。やけどしたグゥイオンはあわててその煮汁のついた手を口に入れたところ魔法の素をなめてしまいました。たちまち大釜の魔法はすべて弟子のグゥイオンに効き始めました。

魔法が使えるようになったグゥイオンは喜んで様々なものに変身し、カリドウェンのもとから逃げ出しました。それを知り、怒ったカリドウェンも様々なものに変身しながらグゥイオンを追いかけました。グゥイオンは野ウサギ、魚、鳥と変身し、やがて麦の穂に化けると、カリドウェンは待っていたとばかりめん鳥に変身して、その麦の穂を食べてしまいました。

しかしグゥイオンはカリドウェンのお腹の中でどんどん成長し、9ヶ月経ってやがて赤子として彼女は再び生命を宿したグゥイオンを産み落とすのですが、そんなグゥイオンをカリドウェンは殺せなかったので、袋に入れて川に流しました。その袋を拾ったのがグウィドノの城の王子でした。その日をケルトの新年「サウエン」としました。王子は生まれもって詩を吟ずることができたグゥイオンを「タリエシン」と名づけ、吟遊詩人として城で育てました。

タリエシン誕生神話は女神が変身するパワーを語っているばかりではなく、ケルトの吟遊詩人の誕生も語っています。一方、カリドウェンは空飛ぶ大豚に変身することもあり、空から子豚を落とすという神話が残っています。子豚が落ちた場所は聖なるパワースポットとされ、数々のケルト神秘学校が生まれたとされています。

興味深いのは、チベット仏教の輪廻転生思想では、人間を中心とした図が描かれていて、死後、その魂は様々な動物に転生し、それに耐えた者だけが人間として再び生まれ変ることができる、と説いています。それに対してケルト思想では少なくとも人間と動植物に優劣をつける表現は見受けられないことです。もちろんその点においては、絶対神(唯一神)を頂点としたピラミッドを形成する(神の下に人間があり、その下に動物が存在し、その数は下方に進むに従って増加する)と教えるキリスト教ともまた違うことです。ケルトは自然と密接に生きることで、人間も自然の一部だと認識し、またそのようにドルイド僧が民衆に教えていたことの現れだと捉えることができます。

  

Posted by 愛知 ソニア at 22:32Comments(0)TrackBack(0)世界の女神

2006年09月09日

ケルトの女神たち(その3)

☆ リアノン 

『彼女は白馬に乗って、どんな男よりも早く走っていく。しかも穏やかなペースで・・・』と“When god was a woman”の著者マーリン・ストーンは本の中で女神リアノンについて書いています。

別名「リガトーナ」とも呼ばれているリアノンは、ヨーロッパケルト全土に伝わる女神で、雄の白馬にまたがり、そばには子馬がいるイメージで知られています。彼女は大地の豊かさを現す馬の女神エポナの子孫ともいわれ、リアノンもエポナも冬至の日に祝う習慣が今も残っています。

白馬にまたがるリアノンの肩には三羽の鳥がとまっているイメージもあり、その鳥たちのさえずりはとても美しく、死人を蘇らせるといわれています。すべての苦しみや悲しみがリアノンと三羽の鳥によって癒されると、ケルトの世界ではいいます。

ケルトの女神はすべて変身することができ、多次元の旅をして魔法の世界を行き来できるといわれています。実際に馬は魂の旅をする動物のシンボルだと遠い昔から見なされてきました。シャーマン世界には実際に、“My Drum is my horse”ということばがあるのは、このことを意味しているように思われます。リアノンはウサギに変身するとも言われていて、ウサギは多くの文化にて「月の女神」と関係があります。

  

Posted by 愛知 ソニア at 11:44Comments(0)TrackBack(0)世界の女神

2006年09月07日

ケルトの女神たち(その2)

☆ 女神ブリジッド

「ブリジッドに祝福あれ。あなたの家はここにあり。明るくて優しいブリジッド。あなたの顔色はカヤツリグサのように美しく、長くふさふさした金髪よ。」と女神ブリジッドを讃えるスコットランドに伝わるケルトの祈り文句があります。

女神ブリジッドは別名「ブリード」ともよばれ、全知全能の神ダグダの娘です。火鉢、または大きな魔法のカップを手にもっています。炎をつかさどる女神であり、学問、治癒、魔法、予言をもたらす詩の神でもありました。ブリジッド(輝くものという意味)は長く民衆に愛され、大きな崇拝を集めており、キリスト教が入ったあとも消えることなく、「聖ブリジッド」として信仰されました。

 ケルト四大祭祀のひとつであるインボルグ(2月1日)のお祭りは、ブリジットにささげられたものです。インボルグは羊の授乳の始まりとされており、春の到来を告げるお祭りでした。火の女神ブリジットは、収穫、家畜、自然の豊穣(ほうじょう)をもたらしてくれる守備範囲の広い神で、人々から親しまれていたのです。

女神ブリジッドに祈りを捧げる人々は、彼女によって自発的な癒しが与えられるといわれています。ハーブ治療をする人は、彼女のパワーによってうまくハーブを調合できるようになり、また神聖な泉の水が癒しに効くようにしてくれるという「癒しの女神」であるといわれています。ほかの神話によると、ブリジッドは慈悲深い愛の女神として伝えられていたり、工芸の女神としても知られています。武器や装飾品などの道具をつくることをはじめてケルト民族に教えたとされています。ケルトの工芸品は美しいと世界の人々に好かれています。

ジョン・ダンカンの描いた「聖ブリジッド」

  

Posted by 愛知 ソニア at 18:09Comments(0)TrackBack(1)世界の女神

2006年09月02日

ケルトの女神たち(その1)

『空が頭上に落ちて私たちを押しつぶすまで、地が割れて私たちを飲み込むまで、海面がもちあがりすべてを打ち滅ぼすまで神を信じることをやめません。』というケルト民族の誓いの言葉があります。

ケルト民族と呼ばれる人々は実のところ、地理的に大きな広がりのある多民族をいいます。考古学者の研究からすると、スコットランドやアイルランドだけではなく、フランス、スペイン、ロシア、ペルシャ、インド、アナトリア(トルコ)などまでもケルト民族の地は大きな範囲を示します。

しかしケルトとして一般に知られていることは、古代ケルト人が信仰していたドロイド教の司祭や初期ケルトクリスチャンなど、英国に渡ったケルト民族のことをいいます。

英国に伝わるケルト神話は、ドルイド教のシンボルや奥義を秘めたとても豊かなものです。その世界観は肉体次元だけではなく、多次元的な要素を多分に含んでいるのが特徴です。ケルトの伝統の偉大なる母である女神の神話は数多い側面を表しています。ケルトの女神と海とは深い関係があり、また大地そのものが女神であるという解釈があります。したがって古代ケルトの世界において、その土地で王として選ばれた者は、女神に忠誠を誓わなければなりませんでした。

火、土、空気、水が女神神話の要素で、この四つをすべてまとめるのが第五番目のエレメントです。この五番目のエレメントは変容をもたらすパワーを表し、女神を異次元に連結させることができます。5という数字は神聖であると同時にドルイド教に深く関わりがあります。五角形の星は「ペンタグラム」として知られていて地の母である女神を描いたものによく見かけられます。アバロンの女王、モルガン・ル・フェイにとって貴重なシンボルだったペンタグラムは、魔女のシンボルとして最近、よく見かけるようになりました。


女神か魔女か? モルガン・ル・フェイ


Morgan le Fay, by Anthony Frederick Sandys (1829 - 1904), 1864 (Birmingham Art Gallery):

アーサー王の義理の妹のモルガンは女神としても、また魔女としても知られています。モルガンはアーサー王や英雄たちが死後に運ばれていったケルト伝説における極楽の島、アバロンの女王でもあります。イギリスの西の方角にあるといわれているアバロンの島は聖なるりんごの木が生え茂り、そこでモルガンは八人の妹たちと一緒に暮らしていました。彼女たちは時には人魚となって現われては、海辺のそばで迷う者たちを死に誘うといわれています。モルガン(Morgan)のMorはケルトの言語のゲール語では、「海」という意味です。アーサー王伝説以外に現われるモルガンはヒーラーだったりします。

ある伝説ではモルガンは自然の富にあふれるアバロンの島の妖精の女王だとされています。その妖精の女王は後に死と再生の女神と進化したという言い伝えがあります。モルガンはアイルランドでは「モリガン」とよばれ、花と肥沃の女神「アナ」と生命を宿す大釜(コールドレン)を煮込む母女神「バド」と共にケルトの三大女神の一人とされています。

アーサー王伝説ではモルガンは死にそうなアーサー王の肉体をアバロンに運んだとされています。アーサー王の有名な剣「エクスカリバー」もモルガンが念入りに作ったという伝説もあります。モルガンの神聖なるシンボルのペンタグラムは、一つひとつのりんごのに秘められていて、りんごを横に切ると、軸にペンタグラムが現われるのは、モルガンがそのようにしたという言い伝えがあります。  

Posted by 愛知 ソニア at 20:53Comments(0)TrackBack(0)世界の女神