連載「イナンナが語る ニビル星人アヌ一族の物語」

放射能汚染も深刻ですが、一方、中国に近い日本の水銀汚染はますますひどくなっています。安いので中国ではまだまだ石炭燃料が使われていて、それがｐｍ2.5に交じって日本列島に飛来してきます。
http://blogs.yahoo.co.jp/jphrb866/25116691.html

水銀汚染は世界的に増えていることは確かで、国連の調査によると、2010年度だけでも2000トンの水銀が世界中の大気に含まれていたということです。大気汚染だけではなく、恐ろしい水銀は電池や蛍光灯などにも含まれています。

今は少なくなりましたが、歯科で詰め物として使われていたアマルガムも水銀とほかの金属が合成されたものです。予防接種やワクチンの防腐剤として使われるチメロサール（エチル水銀）の危険性も最近ますます問われていて、自閉症の大きな原因であることが明らかになりました。最近、魚介類からの水銀摂取が胎児に影響を与える可能性を懸念する報告が出て、厚生労働省からも「妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意」が出されました。マグロが好きな人も気をつけたほうがいいです。水銀が体内に蓄積されると神経系統にダメージを与えたり、体がマヒしたりします。ご存じのように水俣病がそうです。

では、どうすれば、水銀汚染から身を守ることができるでしょうか？

最近の研究によると、ウコンに含まれるクルクミンが水銀を体外に排出するする力があるといわれています。ウコンはインドでは民間治療としてよく使われてきました。ウコン入りの真っ黄色な石鹸なんかも売られているくらいで、殺菌効果も高いそうです。捻挫したときにも、腫れを抑えるに粉末のウコンを練ってシップすると、早く引くので私はウコンの粉末をいつも蓄えています。

さて、水銀デトックスとしてウコンを摂取する場合は研究では、一日に80㎎を三回とされています。それを三日間続けると肝機能や腎機能も明らかに回復することがわかりました。最近日本でも二日酔いにウコンとうたわれていますが、逆にアルコールとウコンによって肝機能が悪化したという意見もありますので、ウコンに関しては賛否両論です。

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ターメリック（ウコン）で肝硬変が悪化することがあるのは、この中に含まれている成分に収斂作用があるからです。アーユルヴェーダでは、ターメリックの薬効を副作用なしに使うには、油かミルクと一緒に摂取するようにすすめています。なので一番安全な食べ方はカレーやスープ、そしてご飯に炊くときにはオリーブオイル大匙一杯くらいを入れてたくといいですよ。　　ＴＫさん