プロフィール
愛知 ソニア
愛知 ソニア
1970年よりイタリアとイギリスに留学して芸術を専攻。
エハンと結婚後、日本で十五年間、生活しながら子育て、座禅、ヨガ、正食に励む。

後十二年間はカナダに移住し、夫と共に日本向けの精神世界情報誌、「トランスダイメンション・ヴィスタ」を発行してきた。海外ワークショップの企画や翻訳も手がけている。

以前から主に西洋の女神史に関心があり、「女神シリーズ」をヴィスタに記載する。未来学者バーバラ・M・ハバード女史をはじめとして、意識の進化をアシストする様々な女性たちにインタヴューを行ったことがある。

「パワーかフォースか」(三五館)「インディゴ・チルドレン」(ナチュラル・スピリット)、「水からの伝言Ⅱ」、「光の家族」など、数々の本を夫、エハン・デラヴィと共に翻訳する傍ら、講演活動や海外ワークショップを1993年ごろから行ってきた。カナダBC州ネルソン在を経て、2013年1月から日本に在住。



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イナンナから人類へメッセージ

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2015年01月17日

変容の天使 その3

ニビル接近と銀河のスーパーウェーブが定期的に地球を破壊してきた!?

変容の天使 その3

「創造はたったひとつというのはありえなく、二つと知られている。まず一つが創造され、それからまた再創造される。地球は一度完全に破壊され、再び第二のホイール上に誕生したということを賢者は知っている」

このコルブリンの内容から、私は地球についてよく考えてみました。

地球は古代シュメールでは「ティアマト」とよばれていて、惑星ニビルの衛星(月)と衝突してから今のこの地球になったと考えられてきました。まさにそういう意味では、二つ目の地球なのです。

変容の天使 その3

以前の地球/ティアマトは、もっと大きくて、もっと水に満ちた惑星で、現在の小惑星帯の位置に軌道していたと古代の文献には記されています。

その衝突が起きたのは、今の地球の太平洋側の位置で、その領域では海底深くの地殻が最初からかなり薄くなっているようです。これは知っておくべき古代シュメールからの重要な情報です。地球/ティアマトの衝突によって今の新しいサイクルの地球に変わりました。そして、このサイクルがホモサピエンスを進化へと導いてきました。

 そんな大昔の時代から「破壊者」も、さらには、“銀河のスーパーウェーブ”も存在し、私たちが種として生きている地球に定期的に戻ってきています。それぞれが宇宙規模で引き起こす現象が引き金となって、地球も、それから私たちも変容を繰り返してきました。よいことであろうと、悪いことであろうと私たちは受け入れてきたのです。
 
 その変容の引き金のひとつとなるのは、ニビル接近による電磁場の影響で、そしてもうひとつは、銀河のスーパーウェーブという基本的にガンマ/電気的な影響です。

変容の天使 その3

このふたつはどちらも災害をもたらします。それが訪れるたびに、この地球上の文明は廃墟だけをかすかに残し、一切合財すべてをさらっていきます。

それにしても21世紀に入ってからは、考古学的アプローチが進み、またコンピュータをはじめとするテクノロジーの大幅な進歩によって、さらに古代に遡る遺跡が発見されています。

2010年にも超古代文明がまたもうひとつ新しく発見されています。トルコ南東部にて、ギョベクリ・テぺの遺跡が見つかりました。この発見によって、前洪水期の文明が存在していたという強力な証拠がさらに明らかになりました。

ギョベクリ・テぺとは、現地のことばで「太鼓腹の丘」を意味します。発掘されたこの古代の遺跡は、11,500年以上も前のものと推測されています。
これは、明確にアヌンナキによって影響を受けた前シュメール文明には、まちがいはないでしょう。このようにさまざまなことが明らかになると、それらの超古代文明は、ひょっとすると今の私たちのこの文明とあまり変わらなかったような気がします。ということは、この文明ももいずれは滅びてしまう運命なのでしょうか?

変容の天使 その3

変容の天使 その3

地球に対して敵となるエネルギーが襲ってくるのもこれがきっと最後になるだろうと、私は疑っていません。なぜならば、マヤやアステカの予言では、今の太陽のことを“最後の太陽”とよんでいるからです。

ニビルにしても、銀河のスーパーウェーブにしても、それらは必ず戻ってきます。太陽が昇るのと同じほどたしかな事実です。そして、このふたつの影響をいちばん受けるのは、すでにご存じのとおり、太陽です。

太陽こそ私たちが変容できる究極の媒体であり、生命を進化させてくれます。

遺跡となった廃墟後から火の鳥のように新しい命が舞い上がります。これを地球は繰り返してきた、といえましょう。
今という“最後の太陽”の時代を古代マヤの人々は、“太陽のジャガー”とよびましたが、それは恐ろしくなるほど激しいことになるのはたしかだからでしょう。

想像のパワーで成し遂げる変身 ━ 天使こそ私たち自身の“未来バージョン”

変容の天使 その3

さて、天使を理解するにはまず、はじめにはっきりとさせておくことがあります。

「天使はまちがいなく実際に存在する」ということ。もうひとつは、天使は私たち自身の未来バージョンであるということを、まず知っておかなければなりません。
 
私たちのうちの誰かは、進化の必要性から天使になるべき人です。

私たち全員がその可能性を秘めているにしても、私たちのほとんどが恐怖のプレッシャーに耐えることができなくなるでしょう。つまり、殻を破って次の段階に入る、文字通り、「ブレークスルー(突破)」することよりも、恐怖感と共に破壊させられてしまうことになるかもしれません。

このような危険を承知の上で、私たちは毒を無視する以外にありません!

このふたつのちがいを分けるものは、イマジネーション(想像力)です。生と死を分けるのは、そのとおり、イマジネーションです。

このことを説明してもらうには、現在の科学ではとうてい説明尽くせない次元に何度も旅したことがある人物を紹介するにかぎります。その人の影響を受けた偉大な思想家たちが時代を超えて大勢います。
 
想像力とはなにか、これを私が定義するとしたら、

「想像力とは、今目の前にない現実を視覚化できるパワーである」

とこのようにいいます。

 私たち人間は各々、たくさんのあらゆるレベルの夢を見ます。そして、それは寝ているときだけにかぎられていません。想像することは、夢を見ることも含まれていますが、想像はもっと大きいです。私たちよりもっと進化した想像力のある存在たちとコンタクトすることも含まれています。

私たちがこれからなろうとしている天使たちとコンタクトする究極の道具は、“想像力”です。このことを頭の片隅に置いておくことが大切です。

この想像力をまったく新しいレベルで使った人物が、私がここで語りたいエマニュエル・スウェデンボルグです。

変容の天使 その3

エマニュエル・スウェデンボルグ(1688~1772年)は、スウェーデン人の偉大な科学者ですが、彼が精通した学問は、数学・物理学・天文学・宇宙科学・鉱物学・化学・冶金学・解剖学・生理学・地質学・自然史学・結晶学など非常に広範囲に及びます。結晶学についてはスウェデンボルグが創始者です。もちろん、スウェデンボルグは偉大な哲学者であり、神秘家であり、神学者でもありました。

また、発明家としても知られているスウェデンボルグは、53才になった1741年から霊的世界を彼は旅するようになります。

彼は1744年4月6日の復活祭に見た夢がきっかけとなり、それ以来予言的な夢やさまざまな未来のビジョンを、夢を通して見るようになります。

スウェデンボルグは、主なる存在によって自分のスピリチュアルな目が開け、それ以来、自由に天国も地獄も訪問できるようになったといっています。天使たちとも会話できるようになりなした。

今日まで多くの作家や思想家たちがスウェデンボルグに影響されたことはたしかです。ウイリアム・ブレーク、ラルフ・ワルド・エマーソン、バルザック、イエーツ、カール・ユング、ヘレン・ケラー、さらには、アルゼンチンの作家ホルヘ・ルイス・ボルヘスといった人たちがそうです。スウェーデン国王カール13世になったヴィルヘルム王子もスウェデンボルグの影響をかなり受けているということです。

スウェデンボルグは死ぬまでの最後の27年間を、毎日のように霊界を訪ねて過ごしました。

彼は天使のことをこういっています。

「以前に肉体次元を経験したことのある、シンプルで、いい奴らだ。天使はまた、私たちから切り離された存在でもなく、人間よりも優れているのでもない。」


このようなスウェデンボルグの天使についての意見は、興味深いです。今の私たちの人生の生き方ひとつで、将来天使にもなれるという意味として彼のことばを私は捉えているのです。

ところで、なぜ天使には羽があるのでしょうか?
 
天使の羽はスピリチュアルパワーの表れであると、スウェデンボルグは答えています。彼は聖書の文章をよく引用していますが、まさにその通りのことが聖書には書かれています。
 
さらにいうと、天使には光る輪があります。画家たちは天使の周りに光輪を描きますが、これは霊的に目覚めていることを意味すると、彼は述べています。

スウェデンボルグは、天使について詳しく多くを語り、多くの情報を私たちに残してくれました。
 
“人々は天使になるために生まれる。どんな宗教であろうと、またまったく宗教がなくとも天国ではみんなよい生き方をしている。そんなところが存在する。天使たちは天国で人間から完全に離れることはない。天使と離れるならば、私たちはそれで終わりである。天使たちによって天国とのつながりがなければ、私たちも地球の生き物たちも生きてはおれない。なぜなら、私たちの内なる自己はスピリチュアルで、私たちは天国においてはすでに天使になっているからである。私たちは気づいていないにしても、肉体をもって生きている間にすでに天使たちの集団に属している。この集団は実際に存在するものである“

と、このようにスウェデンボルグはある本の中で述べています。

スウェデンボルグは明らかに高度な知性の存在たちとコンタクトしていて、彼らは別の惑星の者たちではないことがわかります。彼らは私たちが長い間無視し続けてきた、現実の別の側面にきっと所属しているのでしょう。
私たちがそれを“異次元”とよぼうが、“私たちの未来”とよぼうが、“天国”とよぼうが、あるいは“アセンション”とよぼうが、すべて同じことを意味しているのです。

きっと私たちはジャンヌダルクのように、天使的ないい生き方をしてからここを去ることが要求されているということでしょう。

ジャンヌダルクはきっと今ごろ、すばらしい天使となって活躍していることでしょう。今までは時間という弊害によって天使次元が遮られていましたが、今からはそんな時間のバリアーはどんどん消えていくことでしょう。

今となっては宇宙全体が、私たちが瞬間的に進化するように働きかけてくれています。それによってこの肉体で生きている間に、私たちは時空を超越することも可能になるでしょう。
炭素にも太陽にも、それから、希望のメッセンジャーである天使たちにも感謝です!

エハン・デラヴィ著 愛知ソニア訳
「新たなるフォトンベルトか」 (ヒカルランド) より抜粋



古今東西で天国と呼ばれていたものは、
アセンションした私たちの未来なのかもしれない・・・
ギュスターヴ・ドレ画 『神曲』より
天国のダンテとベアトリーチェ
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Posted by 愛知 ソニア at 10:04 │天使