プロフィール
愛知 ソニア
愛知 ソニア
1970年よりイタリアとイギリスに留学して芸術を専攻。
エハンと結婚後、日本で十五年間、生活しながら子育て、座禅、ヨガ、正食に励む。

後十二年間はカナダに移住し、夫と共に日本向けの精神世界情報誌、「トランスダイメンション・ヴィスタ」を発行してきた。海外ワークショップの企画や翻訳も手がけている。

以前から主に西洋の女神史に関心があり、「女神シリーズ」をヴィスタに記載する。未来学者バーバラ・M・ハバード女史をはじめとして、意識の進化をアシストする様々な女性たちにインタヴューを行ったことがある。

「パワーかフォースか」(三五館)「インディゴ・チルドレン」(ナチュラル・スピリット)、「水からの伝言Ⅱ」、「光の家族」など、数々の本を夫、エハン・デラヴィと共に翻訳する傍ら、講演活動や海外ワークショップを1993年ごろから行ってきた。カナダBC州ネルソン在を経て、2013年1月から日本に在住。



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イナンナから人類へメッセージ

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2006年04月05日

ヴィレンドルフのビーナス

THE VENUS OF WILLENDORF

ヴィレンドルフのビーナス

「偉大な母なるゴデスと呼ばれているこの小像は石灰石で彫られていて、
オーストリアのヴィレンドルフで発見されました。
紀元前2万5千年前のものだとも、3万年前のものだとも言われています。
これによく似たものがヨーロッパ全土で出土しており、
その数は2千個にもなるそうです。
よく壊れずに今まであったと思います。
したがってヴィレンドルフのビーナスは、世界最古の女神像だといえます。

彼女はすべて命あるものの母であり、
「創造の神」として古代の人々が崇めていたようです。
その豊かな姿は地球そのものを象徴しています。

ヴィレンドルフのビーナスは、また、植物、動物、人間、そして宇宙とが
互いにつながっている、すべての統合を意味しています。

さらにこの女神像は、
人間が豊穣を願う世界の「地母神」の原型だともいえます
豊かな胸と足は、かつてこの地球において、
家母長制度が栄えた時代の文化を示す証拠となっています。

ヴィレンドルフのビーナスからは、
私たちを私たちのオリジンに強く結んでくれる
力が伝わってくるような気がします。

もし、遠い未来に、まったく同じ様に
今の私たちの遺産が発掘されたとしたら、
きっとバービー人形みたいなものが発見され、
「彼らはダイエットを信仰していた病んだ人類だった」と
いわれるかもしれませんね。

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Posted by 愛知 ソニア at 11:12│Comments(5)世界の女神
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