プロフィール
愛知 ソニア
愛知 ソニア
1970年よりイタリアとイギリスに留学して芸術を専攻。
エハンと結婚後、日本で十五年間、生活しながら子育て、座禅、ヨガ、正食に励む。

後十二年間はカナダに移住し、夫と共に日本向けの精神世界情報誌、「トランスダイメンション・ヴィスタ」を発行してきた。海外ワークショップの企画や翻訳も手がけている。

以前から主に西洋の女神史に関心があり、「女神シリーズ」をヴィスタに記載する。未来学者バーバラ・M・ハバード女史をはじめとして、意識の進化をアシストする様々な女性たちにインタヴューを行ったことがある。

「パワーかフォースか」(三五館)「インディゴ・チルドレン」(ナチュラル・スピリット)、「水からの伝言Ⅱ」、「光の家族」など、数々の本を夫、エハン・デラヴィと共に翻訳する傍ら、講演活動や海外ワークショップを1993年ごろから行ってきた。カナダBC州ネルソン在を経て、2013年1月から日本に在住。



2分でわかる愛知ソニアのMAO
「ミラクルアカシックオラクル」




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イナンナから人類へメッセージ

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2015年09月16日

クンダリーニ体験

私は26才のときに友人の誘いでヨガを始めることになりました。
いちばん最初の先生は、ジバナンダ・ゴーシュ先生でした。
当時日本ではまだヨガが今日のように盛んではなかったのですが、
物珍しさに私はいち早く習い始めました。

ゴーシュ先生が教えてくれたヨガは、正直いうととてもハードでした。
アーサナ(ポーズ)が難しいというのではなく、
先生の教え方が難しかったのです。
当時はまだヨガマットが開発されていなかった時代だったので、
レッスンには白いシーツを一枚用意していきました。

ヨガレッスンは先生と一対一で行なわれました。
先生がたしか3、40分ぐらいの一連のアーサナを見せてくれて、
次回のレッスンまでに家でそれを練習してから、
先生の前で一連のポーズ全部を披露するという教え方でした。
その間先生は、私をじっと見ているのです。
なかなか覚えきれなかった自分をいつも恥ずかしいと感じていました。

私は28才のときに沖ヨガに出逢いました。
沖ヨガと同時に佐保田ヨガ、
それらに加えてT.K.V.デシカチャーのヨガセラピーを、
インドで学んだ友人からも教わるという、
ヨガ三昧の日々を数年間送っていました。
あのまま続けていたら今頃きっとスゴイことになっていたでしょうね。
ヨギソニア?
少なくとも今の体形ではないでしょうね(笑)。

32才のある夜のことでした。
私はその日、夜7時から始まる
沖ヨガの高木先生宅にレッスンを受けに行く予定をしていました。

私はその数日前からエネルギーが回りすぎて落ち着かない状態が続いていたので、
先生に電話をかけて相談したところ、
レッスンには出席せずに家で瞑想しなさいというアドバイスを受けました。
今思うには、明らかにヨガのやりすぎでした。

夕食を終えて子供たちも寝静まった10時ごろから
私は白いふすまに向かって座禅を組みました。
最初は30分ほど結跏趺坐で呼吸に意識しながら瞑想していました。
すると呼吸ごとに太もものあたりから上に向かって、
体がコンクリートで固めたようにどんどん硬直していくのです。
やがて指一本すら動かせない状態となりました。
呼吸に意識をやると、まったく呼吸をしていない自分がいました。

そのときでした。
急に尾てい骨のあたりから背骨に沿って、
まるでぐにゅっと蛇が上に向かって這い上がったような感覚がしました。
上に向かってはまた下方へと、
蛇が体内を駆け巡っているような感覚がしばらく続きました。

半眼で白いふすまを見つめていると、
普段の明るさよりずっと明るさが増していて、
視角もぐっと広がって後ろの方まで見えていました。
すると自分の周りに波のように分子のような輪が広がっていて、
そのひとつひとつに蛍光色の赤、黄、緑がついていました。
驚いたことには、ふすまにたまゆらのような炎の影が映っていたのです。
これって私!? これって悟りの境地では?


19才の時に経験した臨死体験とよく似た感覚を味わいつつも、
その後思考は完全に消えてしまい、
いわゆる‘三昧’(サマーディ)状態を数時間経験しました。

日の出とともにその状態がようやく終わりました。
まるでスウィッチを抜いたように体がぐにゃっとなりました。

その日から数日間は、時間が逆になったかのように、
先になんでも予知することができました。

あの状態がどんな体験にも比較にならないほど最高だったので、
また経験したいと何度か座禅をしながら試してみました。
でもあれほどの境地を得ることはできませんでした。
そこで、クンダリーニヨガについて書いるある本を購入して読むことにしました。
ダンテス・ダイジという禅の老子が書いた本です。
それを読んでからまたトライするのですが、やはりだめなのです。
期待を込めて座禅するというのはもってのほか。

その本の最後に著者の電話番号が載っていたので、
ダメもとでかけてみることにしました。
すると、ベルが鳴ったとたんに老子ご本人が受話器を取られたのです。
なにも説明しない前に、
「座布が低すぎる! それでは、喉で止まってしまう!」
と二言でガチャンでした。
なんとも凄すぎ! すべてお見通しだったのです。

クンダリーニ体験

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Posted by 愛知 ソニア at 13:14 │ソニア物語