プロフィール
愛知 ソニア
愛知 ソニア
1970年よりイタリアとイギリスに留学して芸術を専攻。
エハンと結婚後、日本で十五年間、生活しながら子育て、座禅、ヨガ、正食に励む。

後十二年間はカナダに移住し、夫と共に日本向けの精神世界情報誌、「トランスダイメンション・ヴィスタ」を発行してきた。海外ワークショップの企画や翻訳も手がけている。

以前から主に西洋の女神史に関心があり、「女神シリーズ」をヴィスタに記載する。未来学者バーバラ・M・ハバード女史をはじめとして、意識の進化をアシストする様々な女性たちにインタヴューを行ったことがある。

「パワーかフォースか」(三五館)「インディゴ・チルドレン」(ナチュラル・スピリット)、「水からの伝言Ⅱ」、「光の家族」など、数々の本を夫、エハン・デラヴィと共に翻訳する傍ら、講演活動や海外ワークショップを1993年ごろから行ってきた。カナダBC州ネルソン在を経て、2013年1月から日本に在住。



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2006年09月09日

ケルトの女神たち(その3)

☆ リアノン 

『彼女は白馬に乗って、どんな男よりも早く走っていく。しかも穏やかなペースで・・・』と“When god was a woman”の著者マーリン・ストーンは本の中で女神リアノンについて書いています。

別名「リガトーナ」とも呼ばれているリアノンは、ヨーロッパケルト全土に伝わる女神で、雄の白馬にまたがり、そばには子馬がいるイメージで知られています。彼女は大地の豊かさを現す馬の女神エポナの子孫ともいわれ、リアノンもエポナも冬至の日に祝う習慣が今も残っています。

白馬にまたがるリアノンの肩には三羽の鳥がとまっているイメージもあり、その鳥たちのさえずりはとても美しく、死人を蘇らせるといわれています。すべての苦しみや悲しみがリアノンと三羽の鳥によって癒されると、ケルトの世界ではいいます。

ケルトの女神はすべて変身することができ、多次元の旅をして魔法の世界を行き来できるといわれています。実際に馬は魂の旅をする動物のシンボルだと遠い昔から見なされてきました。シャーマン世界には実際に、“My Drum is my horse”ということばがあるのは、このことを意味しているように思われます。リアノンはウサギに変身するとも言われていて、ウサギは多くの文化にて「月の女神」と関係があります。

  


Posted by 愛知 ソニア at 11:44Comments(35)世界の女神