プロフィール
愛知 ソニア
愛知 ソニアfoaf.rdf
1970年よりイタリアとイギリスに留学して芸術を専攻。 エハンと結婚後、日本で十五年間、生活しながら子育て、 座禅、ヨガ、正食に励む。 後十二年間はカナダに移住し、夫と共に日本向けの精神世界情報誌、「トランスダイメンション・ヴィスタ」を発行してきた。 海外ワークショップの企画や翻訳も手がけている。 以前から主に西洋の女神史に関心があり、「女神シリーズ」をヴィスタに記載する。未来学者バーバラ・M・ハバード女史をはじめとして、意識の進化をアシストする様々な女性たちにインタヴューを行ったことがある。 「パワーかフォースか」(三五館)「インディゴ・チルドレン」(ナチュラル・スピリット)、「水からの伝言Ⅱ」、「光の家族」など、数々の本を夫、エハン・デラヴィと共に翻訳する傍ら、講演活動や海外ワークショップを1993年ごろから行ってきた。 現在は長期海外滞在を終え、兵庫県に在住している。
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2006年07月07日

火山の女神“マダム・ペレ”

ハワイ諸島を代表する女神を今回、紹介します。

ハワイは私たちも何回も訪れ、ワークショップをしたことがあるのですが、毎回、到着するとまず、ペレ様に捧げるレイをお店で買って海岸に行き、セレモニーから始めることにしています。もちろん女神、マダム・ペレに捧げる儀式です。『ペレ様、私たちをあなたの島に受け入れてくれてありがとうございます・・・』こんな感じでスタートするのですが、このご挨拶をしないと、ハワイの強いエネルギーによっていろんなことが起きる・・・つまり何かを紛失したり、道に迷ったり、誰かと衝突したり・・いろいろあるんですよね。ハワイで新婚旅行に行って、帰るなり別れたという話もよく聞きます。ちょっと最初にお祈りをするだけで素晴らしい滞在ができるのです。本当ですよ。ハワイは非常に観光化されていますが、エネルギーは今でも非常に強いと感じられます。それもこの火山の神様、マダム・ペレの島々を守る強いエネルギーがあるからでしょう。彼女の髪の毛はこの絵のように火山の黒々とした溶岩のように大地を飲み込むような勢いのエネルギーを象徴しています。

彼女は今も生きていて、美しい女性の姿をして人間の前に現われたり、怪しげな老婆に化けて出てきたりするといわれています。それから白い犬をつれて赤いムームーを着て現われることもあるそうです。私たちも何度か、そんなマダム・ペレに会ったような体験をしたことがあります。

ある夜、ホテルの近くの海岸で遊んでいるとき、部屋の鍵がないのに気づきました。あちこち砂浜をさがしても、どこを探してもないない・・・どうしよう! するとむこうから長い黒々とした髪をした現地の女性がやってきて、「これをさがしておられるのでしょう?」と私たちの部屋の鍵を差し出してくれました。なんともいえない不思議な経験でした。こんな経験をハワイでした方々もきっと少なくはないと思います。さて、この不思議な女神ペレの神話をこれからご紹介しましょう。

この世界がまだ真っ暗でまったく何も存在しなかった頃、その暗闇から地球の子宮、“Papa”が誕生しそれから光が生まれました。空の父、“Wakea”の光です。その父の男性性の光は、女性性の闇と結ばれて対極の宇宙が誕生したというのが、ハワイのシャーマニズム世界の宇宙の創造です。この光と闇の結婚によって宇宙に形と生命が誕生したといわれています。太陽の光によってのみ命と成長が授けられ、母なる闇の子宮にて卵、あるいは土が誕生したということです。

それから偉大なるクリエーター、”Kane”が最初に生まれ、それから海の神、”Kanaloa”、そして農業と癒しの神、“Lono”が誕生しました。こういった神々がすべての生命の男性の祖先だといわれていて、彼らが海の大嵐の中、ハワイにたどり着いたという伝説があります。

さて、 “Hina”という女性の神様もまず最初に誕生し、続いて”Haumea”という女神が誕生し、“Pele”は、彼女から生まれたといわれています。ペレがハワイにたどり着いたのは、男性の神々がたどり着いたずっと後で、彼女は兼ねてから旅がしたかったからハワイにやってきたとか、姉の海と水の女神、”Na-maka-o-Kahai”の夫を奪ったので追放されたという伝説もあります。ともかくペレは兄のサメの神に導かれてタヒチからハワイまでカヌーでやってきたといわれています。水の神の姉のほうが火の神のペレよりも強かったのですね。                           つづく  

Posted by 愛知 ソニア at 11:26Comments(2)TrackBack(0)世界の女神